小鳥遊ホシノは強い女【最終編】【エデン条約編】【対策委員会編】
0. 無限大な妄想オタク
最終編公開辺りでトンチンカンなくそざこ文章書きなぐったオタクがここにいます。
なので、またたくさんのトンチンカンなくそざこ文章をEndless Carnivalするためにnoteをまたおっ書き始めました。
しかし、感想は大量に溢れてくるのですが私は小鳥遊ホシノのオタクなので小鳥遊ホシノに脳をやられてしまい感想がとっちらかってしまっているので小鳥遊ホシノを中心に感想言っていきます。というか主題見ても分かる通り、小鳥遊ホシノ鬼つええ!このまま逆らう奴ら全員戦術的鎮圧していこうぜ!な話をします。
1. 小鳥遊ホシノのメンタルが思ってたよりだいぶ強い気がすることに気付いた
小鳥遊ホシノ、多分我々が思ってたよりだいぶ強い。心が特に。
たぶんみんな覚えているであろうこのシーン、エデン条約編第3章19話。
当時の感想とか見てると「ホシノはそんなに強くない」みたいな声が多くて、実際ホシノはユメ先輩のエミュをすることによって心を保っているとか思ったりしてた。
いや違う、この女普通に滅茶苦茶過去を直視してる……
ユメ先輩を失ったその景色を自分で想起してる時点で、この女はユメ先輩に対して少なくとも依存はしていなさそうな感じがします。
ここが多分対比になってて(突然の考察)、直前のシロコ*テラーはホシノと目が会った瞬間トラウマのフラッシュバックみたいにホシノのヘイローが破壊されるシーンが想起されてるんですよね。一方でホシノは、シロコ*テラーの目について考えを巡らせた結果、正直もっとも思い出したくないであろう遺体発見の時の事を「ああ……」と思い浮かべた。もうこの時点で、おじさんムーブは自分のメンタルの保持とかではなく、何か他に要因があるんだろうと思いましたね。
ついでに言えば、目の前で「世界を滅ぼした」やら「ごめんなさい」やらと号泣するシロコ*テラーを見て「私と同じ」と言い放つ凄まじいメンタルしてる。
思い出している間もめちゃくちゃ冷静だし、直後も全員を守る位置で戦闘を開始してる。
ものすごく大切な先輩の遺体を思い浮かべてそんな強固に戦ってるんだ……?いやほんとになんで……?強すぎない……?
2. 最終編全体見返すと心の強さが凄い女
さて、こうして4章を見て小鳥遊メンタルの強固さに気付いてしまったのですが、思い返してみればこの女最終編の殆どの時間めちゃくちゃ強いままでいらっしゃるんです。
最終編1章の色彩に対して凄まじい警戒感を示したシーン。
シロコの失踪に対して先生すらまっすぐ信じきれない程度に焦っていたシーン。
この2つのシーンから、最終編の最中ホシノが相当焦っていたというのは間違いない筈です。
ついでに言えばここ。
まあ結局ホシノもシロコがどっか行ってしまって相当不安だったということ。なにより現状の描写からユメ先輩もどっか行方不明になった末に死んだと考えれば、似たような状況にあって、トラウマをゴリゴリに刺激されているようなもの。
本人も「同じ」と捉えていましたからね。
しかもその後輩は自分が拾った後輩で、わざわざアビドスを去ろうとした時に隣にいてあげてくれと頼むほどに目をかけている後輩。
そんなこんなでここまで追い詰められた小鳥遊ホシノさんは最終編2章以降何をしたかと言うと、
ビナーに対して最前線で戦闘を行い、
冗談を言って後輩にいつも通りの雰囲気を持たせ、
後輩が敵対した可能性を見せつけられた上でへこたれてしまった先生を立ち直らせ、
やっぱりいつものやり方に戻って、
ずっと心配していた後輩であっても敵対状態であれば容赦なく威嚇し、
全知すら困惑する情報をとんでもない解釈(正解)で貫き通し、
感動の再会もいつも通りのテンションで迎え入れ、
今でも引きずるレベルで好きだった先輩の遺体を思い出し、
全員の前で盾となるようにプレナパテスと戦い、
全てが終わってからようやくラーメンを流し込むことで発散しました。
おわり。
一生後輩第一で戦いながら精神的な支えとして周りを支えたりほとんど出すことの無い刺々しい言葉で威嚇したりしてる……
トラウマ全力刺激された挙句その光景を頭に思い浮かべて尚逞しく戦い続けた小鳥遊ホシノさん、あまりにも意志と精神が強すぎませんか?私は強いと思いますしとても強いと思います。(復唱)
3. いっそのことメインストーリー見直してもそんな気がしてくる女
よく考えたらこの女メンタル限界に達してそうなシーンないんですよね、騙されて意気消沈した時危なそうなくらいで(項目工事中)
4. 諦観とメンタル
さて、ここまでの話で私は「小鳥遊ホシノのメンタル強くないか?」という話をしてきました。しかし、ならばなぜメンタル弱そうな印象を受けているのか?確かに壮絶な過去からして心がしんどくなってそうなのはあるのですが、それ以外にも原因があるのではないか?
というわけで、その原因として考えられる要素であると同時に、私が思う小鳥遊ホシノの弱点についてもお話します。
小鳥遊ホシノの弱点、それは「諦めの良さ」だと思います。
言い方を変えれば、「判断が早い」という長所にもなりますが。
勿論、小鳥遊ホシノは諦めが悪いシーンが多くあります。そもそもあんな状態のアビドスにいる時点で諦めの悪さは相当です。
しかし同時に、これ以上は意味が無い、悪化する可能性があまりにも高いという状況において、小鳥遊ホシノの判断の速さが思いっきり発揮されてしまうのです。
対策委員会編におけるホシノの身売りがその最たる例でしょう。
それ以外に手が無い、良くないことであろうと最善になってしまうのならばその選択をしてしまう。
皆さんは対策委員会編の内容を覚えていますか?
時々アビドスの借金が解決してるとか金利が低くなったから安心とか思っている方が居るっぽいんですが、流れとしては
カイザーの私有地に入る
金利30倍にされ、初手で3億を要求される
ホシノが対応しきれないと判断して黒服と取引
なんだかんだ会って理事は左遷されるもあくまで利子は元のに戻っただけ
というものでした。
なんでこの話をしたかと言うと、この流れの中に複数、ホシノの判断の速さがわかるシーンがあります。
カイザーに利子を上げられた直後の「帰ろう。このまま話していても弄ばれるだけ」や黒服との取引。
さらに言えば、騙された後の思考もその傾向があります。後輩たちの声が聞こえた際も顔を見て助け出されるまで夢だと完全に思い込んでいたりと。希望的観測が出来ないとも言う。
結論としては、決断が早い分諦めが早い、そして壮絶な過去からメンタルが弱いと思われてるんじゃないかというのが私の結論です。
5. 小鳥遊ホシノの信頼
ホシノは先生のことをとても信頼してくれてるんですけど、それでもまだ何本か線を引いている印象を受けます。
先生に甘えたりまあ先生ならいいか……と話してくれることはありますが、後者については能動的に話してくれたことは今まで殆ど無いはずです。
先生、実は”ユメ先輩”の名前すら未だに知らないんですよね。存在はアヤネに聞かれたホシノが答えたことで先生に伝わり、死んだことはヒナから教えられ、ホシノ本人がユメ先輩関連で自発的に話したことって最終編での「私と同じ」くらい(めっちゃ間接的ィ)なんですよね。
ついでに言えば昔のホシノと今のホシノが全く違う点も引っかかりますね。
いつの日か、ホシノが全面的に先生を信頼し、その過去と変化の理由を教えてくれる日を待ちましょう。
暇だし先生が死んだ時のホシノの話でもしますか。
私のイメージする小鳥遊ホシノと目の前で死ぬ先生についての話をついての話をしておくと、とりあえず自分の考えられる最善を尽くした上で助けられず、誰も聞いていないところで「結局こうなるんだね」と呟くです。
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