All along The "Fire" Watchtower 津山市編 〜加茂町物見〜+別冊増補版販売中
県境シリーズ、津山市。県道(以下K)6号ライン。
このK6号もズラズラ櫓が立っている。
子供の頃から「加茂町」と「加茂川町」がゴッチャになってどっちがどっち?と、迷う事があったが時の流れは恐ろしく、どちらも無くなってしまい「津山市加茂町」と「吉備中央町(賀陽町と加茂川町)」になってしまった。もう迷う事も無いのは、ちと寂しい。
津山に多く見られるこの、簡易型と言うべき櫓(ホース干し櫓?)が本の制作時どうしようかと思っていたが、多くあるので地域性も考えて掲載に入れた。他に美咲町・鏡野町で見られるし、其の他の地域により簡易型(ポール支柱等)も見られる。トラスに組んであるのを基準に掲載した。
2月、寒波も過ぎたが夜から雪情報でもあった。午前中に向かった。初版時「津川町」から北は季節的に無理だったので、途中幾つかの櫓を撮影しながら物見峠のかなり手前にあるこの櫓を目的地に目指した。
加茂町知和あたりで櫓を撮影していたら、ドンドン吹雪いてきてやばい感じ。知和の駅舎がいい感じなのに通り過ぎ、松ボウキ(山冠に川)橋のいい感じの線路橋も過ぎて加茂町河合から先に「旧・阿波村」の三基を先に撮影してから向った。阿波に入ると吹雪いてなく、晴れ間が広がっていたので大丈夫だった。少し雪が疎に降っている、因美線の陸橋過ぎたら雪景色であった。
県南部に住んでいるから年中夏タイヤ。雪は5年に一度降り、10年に一度積もる。
たま〜に、うっすら雪が積もる事もあるが基本、スタッドレスは持たない。
「御津町や建部町」の辺では、道は凍っているが、山道さえ通らなければ年中夏タイヤでいい。なので、加茂町は雪景色だったが道には積もっていなかったので走ったが、胃はキリキリしている状態だった。
早々に撮影してUターンした。帰りにすぐ右に公会堂脇にも小さめの半鐘付き櫓があった。第二版までは未掲載だったが、別冊で掲載した。寒いので車からCONTAX・G2で撮影した。
阿波(小学生の頃<あわ>だと思ってた)も含め、もう一度行こうかな、なんて思っていたら、すでに11月。加茂町知和へは夏に駅舎と松ボウキ橋を撮りに行ったけどね。
別冊「増補版」を、某オークションサイトで出品しております。
第2版共々よろしく。
<了>