私のこの両手で何ができるの?
ごきげんよう、美禰子です。
昨日、こんな記事を書いたのですが、
その続きを綴ります。
私は義務教育もまともに受けていない中、理科三類なんて受験したのですが、その義務教育すら受けられなかった原因が病気なんです。統合失調症という病で、私は精神障害者です。
なにもできなかった私は世界のために生きると誓い、世界から力を得ました。高校中退して世間一般の道を外れてから、高卒認定試験を取得するまで、私は自信がこれっぽっちもなく、医学部を受験したいすら言い出せませんでした。
それが理科三類を受験する!とみんなに言うのだから、自信ってすることをしてるからつくのかなと思います。
そんな私は高校を再受験する前、理科三類に落ちましたし、定時制高校を再受験して、学年が進むうちに、理科三類が無理なことが身を染みてわかってきたから、京都大学文学部に志望を変えますが、変えてからやる気がなくなりました。
大学に行く意味って、医学部だからある気がして。というのは、医学部は医学部を卒業しないと、医者になれないけど、作家は文学部を卒業しなくてもなれるから。だから私は大学に行く意味をまた問い直していました。
最終的に、私は京都大学文学部にも落ち、障害者特別選抜で大阪府立大学地域保健学域教育福祉学類に合格しました。障害者の健常者を上回るサクセスストーリー(つまり理科三類や京大文学部に受かる)より、断然こっちが良かったと思っています。なぜならその文脈で勝つと、その価値観を肯定していることになるからです。志望校に落ちたから負け惜しみかもしれないけれどね!
私が障害者なことは、変えられないので、入ってからも障害者に対するサポートがある大阪府立大学はかなり素敵な存在です。あと筑波大学にそんな入試制度があるみたいですが、現役生しかだめみたいですよ。
高校に入り直したから、京都大学特色入試を受けられたし、早稲田大学の奨学生試験も受けられました。本当に感謝です。
理科三類に落ちて、自分の凡人具合を味合わされてもなお、まだ自分に出来ることをずっと探しつつ自分に出来ることをしているよ。
ありがとう。