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送辞

地球最後の日ってこんな気持ちなのかな?


なんだかいろんなことを思い出したり考えたりしているうちにあっという間に今日が来てしまった。
「ジュニアの髙橋優斗くんのストーリーは、もうあと最終回を読むだけ」なんてことをここ1年くらいは思っていたけど、まさかこんな最終回になるなんて思ってもいなかった。


あまり今まではっきりと書いたことがなかったことがある。
2017年の春、生きてるだけでつらくてつらくて仕方なくて、こんなに苦しいならいっそ誰か殺してほしい、なんてことを毎日考えていた時期があった。アイドルを見る余裕なんて全然なくって、むしろアイドルを好きになるってどんな感情だったっけ?ということすら思い出せなくなっていた。そんなときにするっと心の中にやってきてくれたのが髙橋優斗くんだった。屈託ない笑い声と、びっくりするような度胸と、あまりにもピュアで瑞々しい感性・・・これ全部教えてくれたのはらじらーだったな。大切なことは全部らじらーの優斗くんが教えてくれたね。大人が見落としがちなこと、知っているけれどいつの間にか忘れてしまったようなこと、大人だから口に出すのをためらってしまうようなこと。ぜんぶぜんぶ、まっすぐな優斗くんが教えてくれた。全部ぼやけて曇って見えていた世界が、優斗くんを好きになってからいっぺんにカラフルになった。


わたしがずっと優斗くんのことを「ゆうぴ」って呼んでたのは「ゆうぴー」というニックネームに、髙橋優斗くんのアイドルとしてのアイデンティティがぎゅって詰まっていたような気がしたから。アイドルの優斗くんに敬意を持ってゆうぴって、ゆうぴー、よりもゆうぴ、のほうがなんとなく呼びやすくて可愛いから縮めて呼んでいたけれど。笑
これから先の人生、優斗くんが新しく出会う人たちは優斗くんのことを「ゆうぴー」と呼ぶことはないのかなって、そう思うと正直身がちぎれそうなくらい淋しいです。たまにはどこかで誰かに「昔ゆうぴーって呼ばれてたことがあった」なんて笑いながら話してくれたら嬉しいな。

事務所を辞めるということが発表されてから、びっくりするくらいたくさんの人が、それはもう数えきれないくらいの人が、「この人ハイハイジェッツのこと知ってたんだ!」と思うような人まで優斗くんの退所を惜しんでいて本当に驚いた。
細かに話すことはここでは割愛するけれど、最初のころのゆうぴは本当に歌もダンスもローラーもへなちょこで、なんやかんや言われたりすることもとても多かった。でも、ゆうぴの背中には夢を乗せたくなるなにかがあった。信じたくなるきらめきがあった。いまこれだけたくさんの人から惜しまれるということはそれだけゆうぴがこれまでのジュニアの活動を頑張ってきた証拠なんだと思う。
ゆうぴのこと、「ひょんなことから怪物4人と冒険に出なくてはならなくなった主人公」なんて最初のころはよく言ってたけど、いつのまにかゆうぴのほうが怪物みたいにすごい人になっていた。ほんとにね、こんな面白いストーリーある?ゆうぴが見てきたたくさんのアニメでもきっとなかなかこんな展開はないよ。

思っていたような最終回とは違ったけれど、優斗くんはわたしの命を救ってくれたアイドルだし、わたしの人生に刻まれてる人だし、それはこれからも変わらないし、優斗くんのこれからの人生が輝かしく健やかなものであれば本当にそれでいいよ。
ジュニアの優斗くんの最終回が終わって、わたしたちは読めなくなってしまうけれど、優斗くんのこれからの人生のストーリーは続いていくんだもんね。わたしはずっとこの先おばあちゃんになっても周りの人に「髙橋優斗っていう伝説のスーパーヒーローがいたんだよ」って語り継いでいくからね。笑


優斗くんからほんとに数えきれないくらいいっぱいいろんなものもらった!!宝物をたくさんくれてありがとう。
お互い元気に生きて、これからの人生もギラギラたぎろーぜ。約束だよ。


地球最後の日。明日からも新しい地球が回っていく。

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