令和の拷問「鼻押出」
2024年11月2日 土曜
母ミカエルとの韓国旅行。2日目(ほぼ1日目)
順調に帆を進めて、昨日23時に韓国の明洞のホテルにインし、朝は8時に起床。
母ミカエルより、狎鴎亭ロデオ通りのオシャレなカフェで朝食をしたいとご要望頂いたため、早めの起床である。
まずはコンビニに行って、wowpassという現金やクレジットカードで、円から、ウォンにチャージが出来て、色々なお店や公共交通機関で使える便利カードを発行した。換金レートも換金所より良くて、韓国だとクレジットカード手数料を取られることも多いので節約になるし、何よりスキミング対策になるので、すごくおすすめである。
日本でクレジットカードからチャージできる事を調べて余裕こいていたが、当日手にすると、なんとVISAが使えず、MasterCardかJCBだけだった。
たまたま持ってきたカード達が、VISAだけだったので、チャージが出来なかった。
VISAだけが使えない人生を味わったことがなかったので、膝から崩れ落ちそうだった。
母ミカエルも同じような表情をしていた。
我々はマッサージや肌管理用に、多めにキャッシュを持っていたので、問題はないと判断し、気を取り直して、コンビニを後にした。
狎鴎亭ロデオ通りは、江南を代表するご飯・カフェ・ショッピングエリアらしい。
行きたいパン屋さんをいくつかピックアップし、地下鉄に乗り移動した。
そして、狎鴎亭駅について、地図を開こうとした瞬間、異変に気付いた。
Wi-Fiが繋がらないのである。再起動しても繋がらない。
突然どこにも行けなくなる怖さを知った。
どこに店があるのかも分からないし、次の予定がある江南に行くために地下鉄を乗ろうにも何番線に乗ってどこで乗り換えればいいのかも分からない。
タクシーアプリも起動しないし、タクシーに乗れても住所も分からない。
焦る苺天使親子。
母ミカエルがWi-Fiを借りてくれたのだが、母が謝り始めて空気が悪くなってきた。
母はすぐに自分を責める傾向にある。
爪の垢を煎じて飲ませてほしいところである。
わたしは他責傾向にあるので、Wi-Fiのレンタル企業にキレていた。
すべてのボタンを押したが、通信更新ボタンがないので、どうしようもない。
昔のNintendo64のカセットみたいに、ふぅーふぅー息を吹きかけてみたり、擦って温めてみたり、振ってみたりした。
そしてwifiの神様に祈りを捧げた。
すると願いが通じたのか、いきなりwifiが繋がり始めた。
昔の人達はインターネット無しでどうやって旅行していたのか不思議に思う。
ようやく何事もなかったかのように、お店に向かえることになった。
そして、「tour a tour」というオシャレなパン屋さんに行った。
普段は混んでいる様子だが、並ばずに入れた。
味も美味しいし、すごくテンションが上がった。
母ミカエルも元気になった。
そして、食べ終わった後街を散策して、江南に向かった。
江南のXENIAクリニックというところで、美容医療を行った。
結論から言うと、このクリニックはかなり気に入った。施術が丁寧でかなり安いので、コスパがいいと思う。
クリニックに入ると、カウンセリングをしてもらい、おすすめの治療を勧めてもらった。
今回やったのが、4つである。
・Vレーザー
・アクアピール(鼻押出込み)
・ララピール
・ポテンツァ
Vレーザーは、チクッチクッくらいで2周しっかり当ててもらい終わった。
そして次がアクアピールである。
ハイドラフェイシャルに似ているが、アクアピールの方が断然よい。
これは月1回やりたいなと思った。
ここまでは全然痛くなかったのだが、
カウンセリングの際、わたしが鼻の黒ずみが気になると言ったからか、鼻押出という治療を追加してもらっていたのだが、これがとんでもなかった。
江戸時代の拷問といえば、例えば思い浮かぶのは、スネ側に刃があって、その上に正座させられて、膝に石を乗せるというものがある。
令和の拷問ってなんだろうか?と昔考えたことがあるのだが、私の中ではVIO脱毛がその一つである。
VIO脱毛を永遠にされたら、さすがに、冤罪でも私がやりましたと吐いてしまうと思う。
そして、今回新たに「鼻押出」も令和の拷問の例に加えたいと思った。
目隠しをされているので、全く見えないのが、また拷問っぽい。
おそらく針のようなもので、毛穴の汚れを押し出して取るという作業をしているのであろう。
アナログだが、これが本当に痛くて、何回もされるので、途中勝手に涙が出てきた。
終わった後鼻が取れてないか確認した。
ギリギリ鼻があった。
あと10分長くやられてたら、鼻がなくなっていたと思う。
その後、ポテンツァをやったのだが、ポテンツァも剣山で顔を刺される感じで、結構痛いと言われていて、実際顔から出血していたのだが、鼻押出をやった後だと余裕だった。
そして治療をしたあとは、聖水に移動した。
工場地帯だったところをおしゃれに開拓していて、若者にすごく人気のエリアである。
そこでLADORというお店のヘアオイルなど、いくつかショッピング巡りをした。
母ミカエルはヘアオイルを購入出来てご満悦のご様子。
その後母ミカエルから、グリークヨーグルトを食べたいとご要望を頂いたので、グリークヨーグルトを食べに行った。
まあまあ美味しい。
ただヨーグルトの限界を見た気がする。
その後オシャレなカフェに行って、美味しそうなバスクチーズケーキがあったので、テイクアウトした。
明洞に戻り、母ミカエルからカンジャンケジャンを食べたいとご要望頂いたので、オダリチプという人気のお店に行った。
早めに行ったので、ほぼ並ばずに入れた。
私は牡蠣とかナマモノはあまり食べないので、カンジャンケジャンは少量にして、チャプチェとチヂミを頼んだのだが、非常に美味しかった。
満足である。
そして食事を終え外にでたら、長蛇の列が出来ていて驚いた。
50組以上並んでいたと思う。
オダリチプに行く時は早めに。と心に刻んだ。
街ブラ散歩した後、22時からティファニーマッサージというインスタでよく出てくるお店に行った。
すごく機械的で、マッサージの技術は普通である。狭い空間に雑魚寝させられるし、ここはあまりおすすめではない。
家の近くのマッサージ屋さんの方が好きだ。
そしてホテルに戻り、テイクアウトしておいたバスクチーズケーキを食した。
めちゃくちゃ美味しかった。
パン屋なのにハイレベルであった。
とにかく1日充実しており、最高に楽しかった。
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