自分の不穏な変化

2024年10月11日 金曜 晴れ

昨日はイケメンのお客さんが、2Qお疲れ様会を開催してくれた。
10月に入り2回もやってくれている。
担当は変わってしまったのに、本当に優しいお客さんである。
お互いの感謝ポイントを述べ合ったり、プライベートな話を結構して盛り上がり、2次会のバーで夜中の1時まで飲んだ。

そして、終電を逃したので、タクシー乗り場の方に向かったが、タクシーに乗る直前に、もう一軒行きましょうと誘われた。

自意識過剰かもしれないが、少しエロ要素の方向性を感じたが、防御線を張り、3軒目にカラオケにいくことにした。

最初2時間の予定が、30分延長を重ね朝の5時近くになった。
トータル2人で、10時間以上話し続けていたので、非常に驚きである。
LINEも交換したお客さんは初めてだ。
木曜なのに、オール確定となった。

家に帰って寝るか迷ったが、寝たらしんどいなと思い、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、起き続けることに決めた。

午前中に仕事を終わらせて、昼からは、友人とインターコンチネンタルホテルの食事のマナーレッスンに向かった。
友人が最近アクティブになってきて嬉しい。

少し厳かな雰囲気で、ほぼ無音のレストランに案内された。
20名くらいの教室で一斉に座学みたいな感じで教えられるのかなと思っていたが、友人と私の2人だけで、プライベートレッスンとなっていた。
非常に美味しい料理を食べながら、丁寧に教えてもらえた。
特に、フランス式とイギリス式でマナーが違うのが個人的に驚いた。

私の母はイギリス式であることに気づいた。
幼少期朝マックに行って、パンケーキセットを頼み、テーブルマナーを練習した思い出がある。

今思えば非常にありがたいのだが、母はマナーに厳しかった。
私は左利きなのだが、左でお箸を使うと、手を叩かれて、右に矯正されたりした。

右だと上手く食べられなくてこぼすと怒られた。
なんで、左の方が使いやすいのに、わざわざ動かない右を使わされるのか、本当に訳が分からず、イライラして涙が溢れていた。

父親も左利きで、私の目の前で普通に父は左で食べていたので、本当に理不尽な世界だった。

今大人になって考えてみたが、ラーメン屋さんとか居酒屋に行った時、左利きだと隣の人とぶつかるとか、
右利きの連中から、左利きなの?というくだらないかつ返答の困る質問を人生で永遠に浴びせられることから解放されるのが、右に矯正するメリットかなと思うが、当時子供にわかる訳がない。

どうしても無理だと泣きながら訴えて、ようやく左ききを認めてもらえた。

母はそういった箸のくだりがあり、ナイフとフォーク編では、工夫してくれたのであろう。

まだ苺天使は小さくて、カトラリーもろくに持てなかったので、マックのあの小さいプラスティックのフォークとナイフは手にフィットしていた。

パンケーキは柔らかいし、跳ねたり動いたりしないので、題材としては良い。
何より、上手く食べるとおもちゃが貰えたので、モチベーションも維持されていた。
母のおかげで、今私はナイフを右手で持てている。
そんな思い出がレッスン中ふと蘇って、
左利きの場合は持ち替えていいですよと言われたが、ほんの少しドヤ顔で、右で大丈夫ですと言った。

マナーを教わる我々の後ろでは、2組のカップルが結婚式の食事の試食をしていた。
マナーを教わる我々独身達との対比構造がすごかった。

マナーを教わりながら食事をするので、普段よりもかなりスローペースで、5品を2時間かけて食べた。
しかもパンもおかわりしたので、久々に腹10分目に達した。
オールの弊害もあり、その後激しい睡魔に襲われた。顎が外れそうなくらいあくびがでた。

よく寝ているはずの友人もなぜか私並みに眠そうだった。
その後友人からちいかわを買いに行きたいと何度もせがまれ、付き合うことにした。

ちいかわは私にとっては無機物である。
全く興味がないが、友人がすごく喜ぶので、その顔を見に行っている。
今回も喜んでいてよかった。

その後家に帰り仕事をして、夜は会社の私の所属する一部門のメンバーが集まる下期キックオフで90名くらいが集まる飲み会があった。

わたしは基本インキャで、人と話すのがすごい苦手な人間なのだが、仕事を円滑に進めるために、そういう場では、ちゃんとスイッチを入れて、コミュニケーションを取るタイプの人間である。

ただ今回、そこにいる人達に全く興味が湧かなくなって、その人達からどう思われてもいいと思ってしまった。
立食形式なのだが、端にある椅子でずっと座って、立ち上がることが出来なかった。

会話も何も思い付かないし、うまく話せない。
メリットデメリットなしで、純粋に話したいという気持ちで話してるのは友達だけで、会社の人たちはただの目的実行のための手段でしかなかったのだなと、自分のドライさに悲しくなった。

2次会にも行かずに、気付いたらまっすぐ家に帰っていた。

退職の初期症状が出ていることに気づいて、悲しくなった。
今の会社気に入っていたのに残念だ。
次の仕事考えるの面倒だし、なんとか続けられるといいのだが、、、。

とりあえず、めちゃくちゃ眠かったので早く寝ることにした。

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