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Episode 022 「アディオス、ぺニントンプライマリースクール。オラ、アデレードハイスクール」

Adelaide High School(アデレードハイスクール)は街の中心部に位置する公立の学校である。もちろん「それなりの学校」という観点で判断すると、私立の学校が良い、となるのだろうが、このアデレードハイスクールは(アデレード内における)公立の中でもトップクラスの学校と言われていた。開校は1908年に遡り、南オーストラリア州初の男女共学のハイスクール、とのことである。尚、私がこの学校に在学していたのは1998〜2002年のことだ。卒業して、(2024年の時点で)もう22年も経っている。

開校は1908年に遡り、南オーストラリア州初の男女共学のハイスクール、とのことである。

通学は、バスだった。231及び233(多分231および233だったと記憶する)という番号のバスに揺られ学校まで行っていた。バスに乗り、街中で降りる。King William Road(通り(道路)の名前)にてバスを降り、信号を渡り交差点(King William Road及びNorth Terraceの交差点)に建つ政府の建物(大理石で作られた、風情のある建物)の目の前の横断歩道を渡り右手に進むと、とあるバス停があり、そこには街の中をくるくる(そう、ちょうど山手線、というところだろうか)と周る(走る)フリーのバス(黄色)があった。このバスに乗り、学校の近くまで行くのである。

街中をループする(そう、日本の電車で言うところの山手線の様に)バス。

さぁ、このバスに揺られ、私のハイスクールライフが始まった。日本を発った1996年(Episode002参照)、アデレードで最初に通った学校ネイルスワースプライマリースクール(Episode012参照)、英語を覚え始めた(転校先の)ペニントンプライマリースクール(Episode014参照)を経て、まったくの新しい世界及び生活が幕を開けた。

ぺニントンプライマリースクールのクラスメイトと。(1997年)

尚、控えめに言っても、今振り返ると、圧倒的に超絶内容の濃い5年間(1998〜2002年)のハイスクールライフであった。さぁ、少しずつ当時を振り返って、綴っていくことにしよう。

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