(残り3カ月)幼稚園児なのに、“人生を決める夏”
小学校受験の夏休み。
それは、考査まで残り3カ月のタイミング。
幼稚園児でありながら、
もはや「人生の天王山」。
幼児教室の先生の夏休みの過ごし方指導は、
「かなり理想的」に思えました。
先生の指導と
自らの家庭の実情に合わせて考案した、
夏休みプログラムをお伝えいたします。
その1)
授業が無い日は、
「プリント尽くし」にしたいところですが、
これは、無理。
子どもが飽きます。
集中力が持ちません。
なので、朝とお昼(夕方)のプリントは、
日課としました。
その2)
授業がある日は、
朝のプリントは必ず行い、
夕方はやらない。
その代わり、授業の復習として、
「今日やったことを教えて」という問いを行って、
授業内容の記憶の定着、
間違った問題の修正の記憶を図る。
その3)
「授業が全くない日には、
簡単な志願校の過去問を解いてみるべし」
と言われましたが、
これは無理。
まだまだ、そんなペーパー力のレベルにない。
その4)
午前のプリントは、
「実力相応のプリント5枚」と
「簡単なプリント5枚」。
簡単なプリントで、回答スピードを付ける。
そして、短時間で量をこなせる力を付ける。
いつものペーパーのように
クーピー(※)を用いた回答でなく、
口頭回答で良い。
※小学校受験の必須アイテム。
鉛筆でなく、「クーピー」を使用する。
このやり方は、
先生に教えてもらった通りに実行して、
実際に、とても効果がありました。
その5)
夏の間、
「授業が無い日」「午前の授業が無い日」
「午後の授業が無い日」の
授業以外の時間の過ごし方は、
子どもに決めさせる。
そうすることで、
「自分で考え、自分で決めて、
自分で行動する姿勢」が育つ。
との指導を受けましたが、これは無理。
これができる子なんて、いるのだろうか?
これができる子が、高偏差値なんだろうか?
とすると、精神年齢が高すぎないか?
こんなこと、小学校高学年でも無理では?
その6)
外出するなら、
行きたいところ、出発時間、お昼に食べるもの
(外食?お弁当?)等を、
自分で決めさせる。
との指導を受けましたが、
これは試してみたけど、やっぱり無理。
だって、幼稚園児ですよ。
その7)
「授業が無い日」の過ごし方は、非常に大切。
外出先は、「施設」よりも、
できれば「海」「山」「キャンプ」が良い。
夏ならではの体験を。
その目的は、「本物に触れさせること」。
自然体験ができる旅行ができると良い。
魚のつかみ取りや乗馬やキャンプ等。
ジャムやバターなどの手作り体験も良い。
他者との関わり合いがある体験を。
でれきば、家族だけでなく、
祖父母と行ったり、
グループ体験ができたりすると良い。
一日の振り返りとして、毎日、絵日記を書く。
重いものを自分で持つ。
との指導を受けました。
講座受講より、新しい体験をさせてあげる方が、
絵画・制作、行動観察等で
能力向上が見込めるかも、と考え、
長野の山歩きプランを考え、
日程を組み、
体験プログラムを探して組み込み、
「旅のしおり」を作り、
絵日記も用意して、
乏しい予算で実行しました。
その8)
外遊びで体力作りも心掛ける。
との指導を受けましたが、
炎天下に子どもを出すと危険すぎて、無理。
そもそも、授業が多すぎて、
子どもに、外遊びする体力がありませんでした。
その9)
早寝・早起き・朝ごはん、
そして朝のルーティン学習を、必ず習慣化する。
特に朝のルーティン学習は、習慣化しました。
これだけは、
「平日は朝しか面倒を見れない父親の務め」
だと、自分を鼓舞しつつ。
その10)
夏期講習は、復習が大切。
毎日のプリント学習は、朝は習慣化しつつ、
午後のプリントよりも、
当日の帰宅後の復習を完全にこなしてほしい。
復習する際は、授業プリントを見ながら、
「どんな問題だった?ここ、教えて」と質問する。
しっかりした話があれば、定着している。
自分で表現させることを意識して、問いかける。
との指導を受けました。
これは、全面的に妻が担ってくれました。
感謝しかないです。
これを確実に行ってくれたおかげで、
ペーパーの力が徐々に付き始めていることを、
9月に実感することになります。
くたくたに疲れ、
しかも、あまり手ごたえのない夏。
娘は、どこかに引っかかるのだろうか?
娘の頑張りを無にしないためにも、
願書作成に魂を込めなければ。