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INTJのタイプダイナミクス


タイプダイナミクスとは

MBTI(R)による性格診断は、E-I、S-N, T-F, J-Pの4つの指標を用いられます。体験セッションのMBTIベーシック編では、1つ1つの指標について深堀されます。
セッションにはMBTIアドバンス編というのがあります。このアドバンス編では、タイプダイナミクスについて扱われます。タイプダイナミクスでは、「知覚機能(S-N)を外界で使うのか内界で使うのか」および「判断機能(T-F)を外界で使うのか内界で使うのか」をより深く見ていきます。
これらの組み合わせには、以下の序列があるとされております。

  • 主機能

  • 補助機能

  • 第三機能

  • 劣等機能

アドバンス編では、「MBTIタイプ入門 タイプダイナミクスとタイプ発達編」というテキストが用いられます。詳細は、そちらをご覧ください。

※MBTI(R)は、一般社団法人日本MBTI協会の登録商標です。

INTJの主機能と補助機能

INTJの主機能は「内向直観」です。内Nなどと呼ばれています。知覚機能の直観を内界で使うタイプです。知覚ですので「情報の取り入れ方」が関係しています。知覚機能を内界で使うので、目の前=自分の外にある情報よりも自分の中から情報を引き出す傾向があります。しかも直観タイプですので、関連づいた情報を引き出そうとする傾向があります。

補助機能は「外向思考」です。外Tなどと呼ばれています。判断機能の思考を外界で使うタイプです。思考タイプは、理屈とか論理に沿って判断する傾向があります。その思考を外界で行ないますので、すでに定められたルールや規則に沿って論理的に考える傾向があります。

主機能と補助機能は、意識下にあるとされており、補完的に使われます。

INTJの第三機能と劣等機能

INTJの第三機能は「感情」です。第三機能は、外界でも内界でも使うとのことです。感情タイプは、人に焦点をあてて判断する傾向があります。外向感情(外F)であれば、周りの人の気持ちに焦点が当たります。内向感情(内F)であれば、自分の気持ちに焦点が当たります。

劣等機能は「外向感覚」です。感覚タイプは、いまそこにあるものから情報を取り入れます。外向感覚なので「自分の周りにあるものから」ということになります。

第三機能と劣等機能は、無意識化にあるとされています。強いストレスがかかると、これらの機能が表面化することがあるようです。

タイプ発達

タイプダイナミクスとして挙げた4つの機能は、生涯を通じて発達していくとされています。基本的には序列の順番で発達していくようですが、人それぞれおかれた環境が異なりますので、発達の順番も程度も人それぞれ異なるようです。
現在の私は、第三機能まではそれなりに発達しているんじゃないかと思っています。劣等機能については、まだよくわからない状態です。昔から、気候の変化が体調に影響しているので、無意識化では関係しているようですが、意識的に感じられる段階には、まだないようです。

まとめ

私自身の体験弾としては、MBTIについて理解されたい方は、セッションのベーシック編だけでなく、タイプダイナミクスが出てくるアドバンス編まで体験すると、理解が深まると思います。
日本MBTI協会からも注意喚起されていますが、Webサイトなどで気軽に受けられるMBTI診断は科学的な根拠が薄いですし、もし根拠が担保されていても「報告されたタイプ」どまりです。正しい自己理解のために、ぜひ認定ユーザーのサポートのもと「ベストフィットタイプ」の探求をお勧めします。(日本MBTI協会でも定期的に体験セッションを開催しているようです)

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