機械投資!機会投資!
ピーマンを栽培することになった経緯
昨年は「ホップ」を専業で栽培している師匠のもと、つきっきりで作業を見ることができました。その流れで、秋から自分の畑が決まればベストでした。でも、決まりませんでした。
耕作放棄地とかいくらでもあるやろ!っていう意見もあるかもしれません。ただ、ホップという作物の性質上、植え付けからしっかりとした収穫量を上げるまでに3年はかかるものです。ホップの棚(支柱やワイヤーなど)を建てるのもコストがかかるものです。
毎年、ホップ栽培を引退する人がいるのですが、そういった先輩方からホップ畑を棚ごと、株ごと借りるというのが近年の遠野における流れです。
要はタイミングですね。
これがかみ合わなかったので今年も「ホップ」については師匠の下で手伝わせてもらいながら栽培を学んでいきます。
そんな中で、「資材とか貸すからピーマンやってみたら?」というアドバイスをもらいました。ホップとピーマンを兼業でやられている方です。
ピーマンは個人的に好きな野菜でもあるし、遠野市が推している作物だけあって補助も充実しています。
地域おこし協力隊の活動任期が6月で終了なので、7月から収穫ががっつり入ってきてなんとか収入面の不安もいくらか解消できそうです。
畑や機械もホップの師匠から融通させてもらえることになりました。軽トラックも無償で譲ってもらえました。
これも、タイミングです。
やらない理由がないから、まずチャレンジ。
買い物へ
ピーマン栽培における資材や機械などの心配は、優しい先輩方のフォローもあってほとんどない状態です。
さらに、僕が栽培する近所で今年からピーマン栽培をする仲間がいるので色々と話をしていました。
「作業をお互いに手伝わないか」
「防除(農薬散布)をホース引っ張ってやるなら2人で協力してやろう」
「うちにじいちゃんが使っていた機械があるから使えるかも」
「いっそのこと自走式の防除機が欲しい…」
なんやかんや会話しているうちに、中古農機具屋巡りをすることになりました。とりあえず、花巻、水沢あたりに目星をつけて。
行く先々で、「インターネットとかヤフオクで探したら?」というアドバイスをされました。遠野に戻ろうとしていた助手席で、僕は気になる機械を見つけました。丸山製作所の自走式動力噴霧器がお手頃価格で掲載されており、場所も花巻で近い。電話番号が載っていたので、「今から見に行ってもいいですか?」と聞き直行。動作確認をして、その日は帰宅しました。
持ち帰った情報を先輩方に相談しても、「買いでしょ!」という話になったので共同で機械を買うことに決定。
これが、農家としての最初の機械投資です。すぐぶっ壊れるかもしれません。なんなら、蓋のプラ部分を帰宅早々に割ってしまいました。
でも、エンジンやポンプの部分は動いてくれそうなので、できるメンテナンスを1つずつこなしていきたいと思います。
(ノズル?ブーム?はまるっきり新品で購入する必要あるかも。詳しい人いたら教えて欲しいです。)
まだ肌寒くて春が待ち遠しいです。
仕事が楽しみ、という感覚は会社員時代にはなかったものです。
そんなこんなで、不安もあるけど。どんな1年になるか楽しみです。
応援よろしくお願いします!