くにの偏愛日記その4【あの頃のセブンバイセブン】
所謂バックパックムーブメント。突如巻き起こったそれは僕にいつも“でかい”荷物を持たせた。毎日着替えを持って学校に行ったっけ。イオンのトイレか仲のいい先生の居た保健室で街仕様になった僕は小さな自転車をひたすらに漕いで街へ走ったっけ。当時パルコの南館1Fはワンフロア丸ごとビームスだった。そこで出会った僕の知らないアメリカンカジュアル。死ぬほどセクシーなアメリカンカジュアル。そうそう、あの頃のセブンバイセブンはこんなんだったっけ。最近は主に記憶を辿る作業をしています。株式会社トレースメモリー。英語、合ってるか知らないけど重役クラスの働き様。いつだって今を愛せることは素晴らしいし今の積み重ねでしか人生は進んでいかないことは知っている。だけど昔の自分も自分。日々“今”の自分を通して昔のことも味わえたら良いですね。ファッションなんて答え合わせの連続なんで。
あの頃の記憶、二度と戻んなくなるかもね。首振って生きないと。会いたいとかねそばに居たいとかね守りたいとかそんなんじゃなくてただぼくより先に死なないでね、ぼくの好きなモノたち。物質主義のくせ唯物主義なんで疲れるス。まあいいや。セクシーで薄っぺらいマークボランの「メタルグルー」でさいなら。
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