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米どころ、三間を「散走」せよ。
2024年度うわじま市民ライターの他所畑(よそはた)です。
本稿は市より委託を受けた市民ライターとしての投稿となります。
愛媛県庁は、宇和島市内に南予地方局という支所を置いており、支所内に南予地域の地域活性化を推進する部局に南予地方局地域政策課があります。
重点政策として、伊予と土佐、愛媛県と高知県を結ぶJR予土線の周辺地域の活性化があります。
その一環として、県は「予土まち散走ツアー」という、レンタル自転車で、このエリアを走るツアーを主催しています。本稿はその参加体験録です。
宇和島市三間町は、平成の大合併によって、吉田町と同様に、新・宇和島市の一部となった地域で、宇和島市街から北東に位置する盆地の地域です。
「三間米」の米どころとして知られており、江戸時代は吉田藩に属して、その穀倉を満たした町で、現在の人口は5200人ほどです。
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10時に道の駅から、レンタル自転車の調整をして、一列になって出発。
地域政策課課長じきじきのお見送りつきです。
とにかくこのレンタル自転車が、軽くて漕いでいて気持ちいいです。
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秋の三間町では休耕地に大量にコスモスを植えて、出迎えてくれます。わらのトトロは地元北宇和高校三間分校の農業クラブの制作で二代目です。
コスモスはこの町のシンボルとなっており、10月下旬~11月に咲き誇るコスモスを見に多くの人が訪れます。
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最初の目的地、仏木寺(ぶつもくじ)です。
中世に宇和郡に君臨した西園寺氏の菩提寺であり、本堂は享保年間に吉田藩主によって建立されたそうです。
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次の目的地は中山池自然公園。三間町を米どころとした中山池は、江戸時代に庄屋が私財を投じて作られた人造湖です。
ここにある石像、Webカメラでリアルタイムでいつでも見られるそうで、これを回して、旅行アピールをするのが、地味に流行っているとか。
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三間の町を走って、お昼ごはんは道の駅三間に戻ってかまどで米炊き体験をします。キットを使うので、火をつけて待っているだけでおいしく炊けます。道の駅内でおかずを追加しておいしくいただきます。
余談ですが、隣市である西予市城川町で作られている城川ベーコンは本当に美味しいです。宇和島・西予市の道の駅なら、だいたい置いてあると思うので、ぜひご賞味ください。
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午後は古民家を改造した雑貨屋にてお土産購入。麹屋だけあって、ここでプロデュースしたオリジナルクラフトビールは味わいがあって絶品。
(※勿論、帰ってから自宅で飲んでいます。悪しからず)
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散走後は道の駅でパフェの提供がありました。これに加えて、持ち帰りの三間米もあります。
レンタル自転車、食事、お土産、各種体験を堪能して、4000円というのは、正直破格で、この散走ツアーはすごく満足度が高いです。
地元や近隣でなにかイベントがあっても、車で行くと、その町全部を味わうというのは、なかなか難しいです。一人や家族で行っても、盛り上がりに欠けることもありますが、集団で散走していると、自然に通行人に挨拶が出たり、話が広がったりしてとても楽しく過ごすことができます。
次回の開催は2025年2月15日(土曜日) ※参加締め切りは2月7日
宇和島市内(主に九島)を巡るものになっています。
是非、ご参加をご検討ください。