ヴィクトリアマイル 2024 予想


◎ナミュール
○ハーパー
▲フィールシンパシー
△コンクシェル
★モリアーナ
注マスクトディーヴァ

3連単
◎→○▲△★→○▲△★注(16点×400)
○▲→◎→○▲△★注(8点×400)

計10000


まず始めに力が抜けているのはナミュールとマスクトディーヴァ。この2頭に割って入れる馬がいるかどうかが焦点。
過去の勝ち馬には東京マイル重賞の実績があり、G1実績ある馬が強い。馬場状態からは高速決着、前有利と予想される。

ナミュールは海外明けで乗り替わり。
武豊騎手が東京マイルでの差し馬があうか微妙なところ。馬の状態も気になる。マスクトディーヴァはルーラーシップ産駒の東京マイル、辻野厩舎の東京マイル実績に疑問が残る。モレイラ騎手が全てを克服してくる可能性もある。


本命◎はナミュール。
東京マイルという舞台では出走馬のなかでは1枚も、2枚も抜けている。ここを圧勝して安田記念でロマンチックウォリアーと対決となると盛り上がる。
マイナスな視点でみるとマイルCSは展開がハマったことも否めないのと、乗り替わりで武豊騎手の差しというのも手の内が合うかが疑問だが、富士Sから馬は覚醒している。この舞台、このメンバー相手なら勝ち負けになるとみて本命とした。


対抗にはハーパー。
東京ではクイーンC1着、オークスで2着。
マイルでは未勝利戦1着、クイーンC1着、桜花賞4着。持ち時計は桜花賞の1:32.6で33秒台の脚を繰り出したことがないのは不安だが、自力、実績、コース適正、展開から浮上してくるのではないか。ワンペースで上がりが問われない展開になると面白い。
前走大阪杯は大敗しているがこれは厩舎の先輩ヴィルシーナと同じパターン。今回東京マイル重賞を勝ってる馬はナミュールとハーパーしかいない。ナミュールが差し遅れ、マスクトディーヴァが東京コース案外なら頭まである。


フィールシンパシーは7.8枠に入ったとき1.2.1.4。良馬場に絞ると1.2.1.1。着外になったのはフェアリーSの4着のみ。
左回りは2.1.1.1。東京マイルは1.1.0.0。ヴィクトリアマイルのデータからは外れるが1:31.9の持ち時計があり今回は激走する条件が揃っている。大穴で狙ってみたい。


コンクシェルは逃げたとき3戦3勝。今回は逃げられるメンバー構成。持ち時計1:32.3があり一発の可能性を秘めている。
前走中山牝馬Sは2着ククナが引退(前走中山金杯2着)、5着コスタボニータと4着フィールシンパシーは次走福島牝馬1-2決着、6着タガノパッションは愛知杯2着の実績があった。レーティングほどレベルは低くなく、展開面を加味すると侮れない。ただしG1の岩田望騎手は乗れていないこと、スタニングローズにハナを叩かれて終了する可能性もある。

モリアーナは阪神牝馬S3着馬。
2着ウンブライルに1.1/4つけられたが、斤量が1キロ重かったのは見逃せない。鞭を落としたマスクトディーヴァ(同斤)との0.3差はコース適正で逆転可能。データでは阪神牝馬S組は惜敗組のほうがきている。
この春よく走っているエピファネイア産駒だが、古馬G1を勝ったことがないため2着までの馬券とした。

マスクトディーヴァは始めにふれたように実績のない東京コース、辻野厩舎の東京マイルがどうか。いくらモレイラ騎手でも頭まではきついと判断して押さえまでとした。ヴィクトリアマイルは実績馬が結果を出す傾向があり、ここは最悪着外に敗れる可能性もある。人気のため馬券的にも軽視した。


買わない馬を何頭かふれておく。
まずはウンブライル。
不調の木村厩舎、前走1.3着馬より1キロ軽く鞭を落としたマスクトディーヴァをかわせないようではここでは通用しないとみた。

フィアスプライドはルメール騎手で穴人気するが馬主がゴドルフィン。
ルメール騎手はG1で社台系以外だとフェブラリーSのオメガギネスのようにあっさり負けることが多い。さらに先週大バッシングの騎乗をしたため外を回すのではないか。ここでは勝負にならないとみた。

スタニングローズは同型のコンクシェル、フィールシンパシーと悩んだが、圧倒的に時計が足りないこと、早熟で終わった馬の可能性、オッズ的に魅力がないことを理由に見送った。

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