有馬記念予想2023
◎スルーセブンシーズ
○ジャスティンパレス
▲タスティエーラ
注ドウデュース、ライラック、スターズオンアース
3連単(30点)×各200=6000円
◎→○▲→○▲△注(8点)
◎→△注→○▲(6点)
○▲→◎→○▲△注(8点)
○▲→○▲△注→◎(8点)
ワイド(2点)
10-15 2000円
13-15 1500円
本命◎スルーセブンシーズを狙う。
宝塚記念はイクイノックスに迫る2着。
中山牝馬Sのラップが優秀だったが、半信半疑、ローテなどから嫌われて10番人気で激走した。
続く凱旋門賞も見どころのある4着。比較的軽い馬場だったことを考慮しても力がなければあの走りはできない。宝塚記念がフロックではないことを証明した。
リスグラシューのように馬が覚醒していて、G1を勝てるレベルにきている。
今年はイクイノックス以外に先着を許してなく、今回イクイノックスの出走はない。中山は4.1.2.0。
さらに今回調教で自己ベストを出して絶好調モード。
今年の芝G1はノーザンファーム絶好調。社台系の独壇場となっている。
今回は急遽シャフリヤールをねじこんできた。
さらに先週の朝日杯で利を受けた川田騎手をソールオリエンスに配置。
非社台であるタイトルホルダー、ドウデュースを徹底マークで差しを誘発するのではないか。
中山牝馬Sでは中山芝1800mで前半5F60.1秒以内、後半5F57.8秒以内で勝った馬は、ヴィクトワールピサ(11年中山記念)、ドゥラメンテ(16年中山記念)、スルーセブンシーズ(23年中山牝馬S)の3頭しかいない。
ヴィクトワールピサは有馬記念を制し、スルーセブンシーズ、ドゥラメンテは宝塚記念2着。
宝塚記念と有馬記念はリンクしやすいことから激走の下地はある。
8枠15番に入ったが中山牝馬Sからのレースぶり、調教の動き、コース相性、展開から捲って馬券内を確保するとみた。末脚の威力で枠の不利を覆してくる。
対抗○はジャスティンパレス。
今年2.1.1.0。イクイノックス、スルーセブンシーズにしか先着を許していない。
宝塚記念は4角で鮫島克騎手がムチを落とすアクシデントがあった。スルーセブンシーズは直線前があかない不利もあったが双方の不利を相殺しても互角くらいか。
続く天皇賞(秋)は早い上がり、時計を持っていなかったが対応しての2着。
展開が向いたのは確かだが、確実に力をつけている。
戦績をみると昨年秋に本格化していたのだろう。神戸新聞杯は嵌った感はあるが、菊花賞は不利とされる8枠で終始外を周り3着。
昨年の有馬記念は差し決着となり崩れたが、先週の朝日杯のマーカンド騎手の騎乗をみると騎手もダメだったか。中山ではホープフルSで2着がある。
横山武史騎手は継続騎乗だが、G1だと位置取りが悪くなるため位置取りと展開が向くかが鍵。
▲タスティエーラ。
ハイペースの皐月賞を前目からただ1頭残り2着。スタミナ、操縦性、渋った馬場をこなせる器用なレース内容で菊花賞はこの馬なのではないかと感じさせた。
続くダービーを制したがレベルが低かった。
菊花賞はぶっつけとなったが2着。堀厩舎は関西圏G1で結果がついてこないことが多いが、タスティエーラには力があったのだろう。
今回は乗り替わりだが、新馬戦で騎乗経験があるムーア騎手なら気にならない。
相性の良い菊花賞組からはソールオリエンスかタスティエーラの2択となるが、ソールオリエンスの川田騎手の有馬記念戦績がよくない。
さらに先週ジャンタルマンタルで利を受けたことことで潰れ役に徹する可能性がある。
手塚厩舎の流れもよくない。シュネルマイスターの出遅れ、ボンドガールの回避など。
以上のことからタスティエーラを上位にとりソールオリエンスをばっさり切ることとした。
注はドウデュース、ライラック、スターズオンアースの3頭。
ドウデュースは天皇賞(秋)急遽乗り替わり、JCは現時点の実力通りか。2戦とも前につけたのが大きく実る可能性がある。
右回りは京都記念で圧巻のパフォーマンスがあり、いまは小回りの右回りが合う可能性が少しある。
武豊騎手が戻ってきたことで人気となっているが、今年の武豊騎手は関東圏で弱い。
ドウデュースとの名コンビなら関係ないとみるか、引き続き関東圏がダメとみるか。日曜は一鞍入魂。
関東圏3戦連続の輸送はダービーで克服しているが、天皇賞(秋)、JCで時計が出ていることから見えない疲れがあるのではないか。
総合的に判断して頭はないと判断した。
穴っぽいところではライラックはどうか。
馬体重などデータ的にはよくないが、穴をあけてきた馬、あわや馬券内があった馬と酷似している。
この馬も府中牝馬Sから変わってきており、いま充実している。
重の阪神2200のエリザベス女王杯を勝ったジェラルディーナは次走の有馬記念3着。クロノジェネシス、リスグラシュー、古くはグラスワンダーなど阪神2200、中山2500はリンクしやすい。
戸崎騎手は手の内にいれていて府中牝馬Sのように前目につけられれば内からするする抜けて一発がある。イメージはジェンティルドンナの騎乗。この人気なら押さえる。
スターズオンアースはG1でルメール騎手×社台系は結果が出ているが、有馬記念は致命的に外枠不利のコース。
ここをどうとるかが最大のポイントとなりそう。
前走JCは天皇賞(秋)を回避して大外枠からの3着。
天皇賞(秋)を回避したのは同馬主のプログノーシスに自信があったのもあるのだろう。
枠、斤量の差を考慮すると2着リバティアイランドとは互角以上だった。
東京2400平均ペースなら現役最強の可能性があるが、非根幹の中山2500さらに大外枠ではどうか。
ルメール騎手はG1で社台系、社台のお得意様(サトミ、金子真HD、三木)かつ良馬場のときは馬券内確率が異常に高い。
逆に先週のダノンのように非社台系の馬主になると社台系をアシストしたりする。
今回は先週アシストしたことで川田騎手のサポートがありそう。シャフリヤールをねじこんできたこともプラスに出そう。
ただし社台RFのときは勝ち切るイメージがない。キャロット、シルク、サンデーに乗るときに結果がついている。
ルメール騎手は中山2500の戦績はいいが、東京2400ほど上手くはない。さらにスターズオンアースの非根幹極端実績がオープン以上でないのも気になるところ。
ばっさりいきたいが総合的に判断して2.3着までとして残すこととした。
タイトルホルダーは陣営のコメントから全盛期の力は戻っていないか。ただし引退レースで調教後の馬体重が±0。当日極端なプラスでなければ三味線を弾いている可能性もある。調教は悪くない。
それでもシャフリヤール、ソールオリエンスに潰される可能性があるため切る。
ソールオリエンスは1枠1番から皐月賞を制している。
川田騎手は有馬記念の戦績がよくないが、近年は外枠ばかり。川田騎手の有馬記念戦績が良くないという理由では切れないが、先週のジャンタルマンタルは利を受けた側。
早めにタスティエーラ、タイトルホルダーを潰す作戦か、怪しく出遅れるか。ばっさりいく。(こられたらお手上げ)
結論はイクイノックス以外に国内まともに負けていない2頭を本命◎スルーセブンシーズ、対抗○ジャスティンパレスとした。
準対抗に相性の良いローテ菊花賞から▲タスティエーラ。
相手に順番をつけるならライラック、ドウデュース、スターズオンアースの順。
スルーセブンシーズが規格外の蹴り値で後方から1頭だけモノが違う末脚を発揮して馬券内に突っ込んでくるとみた。
負かすとすれば菊花賞最先着馬または天皇賞(秋)最先着馬という見立て。
超穴は前崩れまたは内で死んだふりしたライラックの突っ込みに期待する。
馬券はどの馬かを切らなければ多点買いになり儲けを出すことが難しい。
今回はソールオリエンス、タイトルホルダーを切った。
こられたときはワイドでカバーできればといった馬券組み立てとした。