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悩みを言語化しただけで楽になった話

この前友人に自分の悩みについて話していた。そして、そのときあることに気が付いた。それは悩みを言語化しただけですごい心が楽になったということ。

つまり自分はその悩みについて悩む以前に、悩みの正体が分かっておらず、そのせいで更に悩みを深めてたのかもしれない。

もちろん悩みを言語化しただけでは本質的な解決にはなっていない。しかし自分の思考が整理されたことで解決には一歩近づけたと思っている。

言語化することは思考を整理することに繋がり、自分を客観視する手助けをしてくれる。手段は書くことでも良いし、今回のように話すことでも良いと思う。話す場合には、うまく伝わらなかったときに「分かりにくい」というリアクションがすぐにもらえるというメリットがあると感じている。

言語化することの大切さを感じたエピソードはもう1つある。僕は最近モーニングノートを始めた。

モーニングノートとは、毎朝頭に浮かんだことをノートに書き記す作業だ。頭に浮かんだことを書くので難しく考える必要はない。頭の中にある悩みや不安、関心事、楽しみなこと、やらなきゃいけないと思っていることを書いていく。これをやっていると頭の中にあるモヤモヤが1つずつに吐き出されていくので、雑念が減り、日中の集中力が上がったように感じた。
そしてもう少し継続してみると、思考の傾向なども分かってくるだろう。それが分かるのを楽しみにしている。

そして最近は自分の感情など、いろいろな言語化に取り組んでいる。繰り返しになるが言語化することで自分を客観的見ることができるし、新たな自分に気づける可能性を秘めている。
例えば、テンションが上がらない日があったとする。これまでの僕なら、テンションが上がらない自分を受け入れられずそんな自分を否定していた(自己否定はどこへも辿り着けない)。
最近の僕なら「なぜテンションが上がらないのか」を言語化するだろう。そしてその原因を突き止め、どういうことがあると自分のテンションが上がらないのか、逆にどうすれば自分のテンションが上がるのかを理解することができる。
このようにネガティブなことがあっても、気付き→受容→言語化→自己理解のプロセスをまわせるようになった。

皆さんもモヤモヤすることがあったら言語化してみてはどうだろうか。それが思考の整理や新たな自分の発見に繋がるかもしれない。

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