1.16 ふくしまイノベ塾
こちらのイベント参加
主催のあすびと福島関係でお知り合いもいたり、
講話者の和田智行氏のお話も聞きたいし、
そもそもイノベーションコースト構想は字面でしかわからないし、
参加してみました。
同じ相双地域と区分けされるものの
和田さんやあすびと福島のある相馬地域と
私の住む双葉郡地域は
文化背景がずいぶん違うことを感じていました。
とはいえ、同じ福島県浜通りで共通する部分も感じながら、
私の気づきをまとめてみる。
1 軸の置き方
和田さんは
100の課題を100のビジネスで解決する
という理念のもとに
そもそも起業家集団を作ろうという「意図」が強い。
地域の課題解決のために人材を作る
そのための場を提供し、進める
これは地域の実情がよくわかった人間の考え方だと痛感するところ。
他方、
私は
(すでに様々な場で話しているが)
「あくまで逃げてきた」移住者。
そのため
地域の人に喜んでもらう
ことを大切にしてきた。
が、結局口で言ってることと本当に喜んでくれることとは乖離があった!
スティーブ・ジョブズだったかな
顧客は何を求めているかは言わない(わからない)
そのものを提示されて初めて気付く。
という趣旨のことを言っている。
そのことに
いろいろな場面で気づいて
自分が喜ぶことをしよう
と軸を変えた。
けど、もう一歩先が必要と教わった。
和田さんは
「この地域をこうしたい」という理念を軸にしていた!
私もそこはまねをすると決めました。
その軸があれば
打ち手も出てくるのでしょうから。
2 とはいえ経済 〜GOサインの出し方〜
やりたいことがあっても
利益にならないことは続かないもの。
どんな時にGOを出すかは気になるところ。
迷った時にワクワクしたら選ぶ
とおっしゃってました。
それって風の時代の考え方かとも。
経営者ならリスクを減らすのは当然なので、相当悩むに違いありません。
思い切った打ち手をできるのはいくつか事業を立ち上げているからこそですね。
また、スタートは少人数でバーーっと行くべきだという。
初めのところは合意形成が難しいので、少数の共感者と進めるのがいいのでしょう。
司会の半谷氏から
51:49のお話も
共感は半数以上欲しいとのこと。
51は共感されるように
49は違ってもいいという話。
こちらも興味深かったです。
率直にお話しくださってうれしい限りでした。
3 世代間ギャップ
価値観が世代によって大きく異なることはずっと感じてきた。
親子でも全く違うから、
親子の乖離も大きいですよね。
今の若者はいい子が多いので、
いい子ほど
勉強のできる子ほど
親の言う通りに生きてるように見える
のは、福島大学生と接してよくわかるところなのです。
その辺りについて言及はなかったものの、
やはりお互いに受け入れられる形をつくることなのかなと感じます。
相手は変えられない以上、
自分が半円をつくること。
自分と相手とで円ができるとしたら、
お互いに半円をつくっている。
相手の半円は気にせずに
自分の半円をつくること。
これは
コツ塾で学んだことです。
4 場の重要性
川内村は2012年帰村なので、当初見学者も多数いました。
その時にワークショップも多数開催されたものの、
「こうしたい」と言う願いは何一つ実現しなかった現実も見てきました。
南相馬市小高の和田さんは
人が集える場 コワーキングスペースを作りました。
こう言う場所で
内と外とが化学反応を起こせるわけだから
「場」の大切さをまた痛感しました。
個人的には
シェアハウスをやりたい野望もありますので、
先々に生かしていきたいです。
5 ウェブセミナー運営で学んだこと
最後に
私自身もこのような主催をいずれやりたいので
いいと思ったことは盗んでいきたい。
⑴アウトプットの時間
初めのチェックインと最後の振り返りは必要だが、
それ以外にも質問や感想を全体共有する時には少人数の話し合いをすることは
オンラインでもオフラインでも一緒ですね。
⑵タイマー設定
時間の締め切りをつくってタイマーが見えるようにする。
さらに時間が来てから1分間は猶予があれば
話し足りないことをその1分で話せる。
⑶質問の仕方
今回はコメント機能での質問は受けていませんでした。
直接のやりとりを大切にしたい思いを感じたところ。
こちらは目的次第なのかもしれないけれど、質問も一発で終わるわけでないので
この方がいいのかもしれないと感じました。
以上
ありがとうございました。
ご縁に感謝です。サポート頂いたら、今後の学習投資に使わせて頂きます。