コミュニケーションギャップ
今回のこちらの記事から考えたこと。
石川県の方の投稿を、私がそのままシェアした。
なので、私の住む福島の方がわからないのは当然だ。
コメントの中で
「中島町ってどこ?」
と質問されている。
このやりとりに、コミュニケーションギャップが隠れていることを感じた。
質問者から見ると
質問者は70代。対面のコミュニケーションを大切に営業をされてきて、今もバリバリで商売をされている。
こういうコミュニケーションがむしろうれしいし、聞かれたら答えたいと思っている方だ。
だから、どんどん質問したい。コミュニケーションとりたいと思っている。
一方で、
投稿された方(20代)からすると、
「中島町」というタグもついているので、「自分で調べるべき」と思っているかもしれない。(憶測でしかないが)
ネットでのコミュニケーションでは、調べればわかることは自分で調べようという暗黙知が、もう出来上がった感がある。
もちろん、答えたい人もいるかもしれないが、現代の忙しい時代ではコスト意識で考えれば、
他人の時間をとって教わろうなんて虫が良すぎる
と考える人たちもいる。
若い世代は、自分の頭で考えようとしている。
一方で、ネットが苦手な70代以上の世代は、自分で調べるのでなく、人に聞いた方が早いも思う。そういう時代を生きてきたこともまたわかる。
ネットの誕生はこういったコミュニケーションの質を劇的に変えてしまったのかもしれない。
しかし、自分で調べればわかることは格段に広がったのも事実。
結果、自分の力で考えようとする人たちが増えたのも現実と言える。
年上の世代に、ネットの常識を押し付けるのは難しいのかもしれない。
ネットに取り組む70代以上の世代の方が少ないのだから、それだけでもすごいことかもしれない。
ネットが世代間の分断を進めていることもまた否めない。
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