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「461個のおべんとう」


ご存知の方も多いかもしれない。


映画のタイトルを
そのまま表題とした。


仙台に野暮用があって
行ったついでに
映画を見た。

大泣きしてしまった。苦笑


めっちゃ
いい話だった!

その話を書いてみる。


1 461個のおべんとう あらすじ

上記のサイトには
あらすじがあるけど
私なりに書いてみよう。


原作は
渡辺俊美さん。


なお、作中では
本名の表現はないが、
この文章ではわかりやすく本名扱いすることを 
お断りする。

私は福島県川内村に住んでいる。

俊美さんは
子どもの頃、川内村にも住んでいて、
お隣の富岡町出身。

離婚後
お父さんと生活することになった
息子さんの高校進学時に
弁当を作ると約束して
その代わり
毎日学校に行こうと伝える。

実際に
休むことなく
弁当は作り続けた。


それ以上でも
それ以下でもない。


なんて
ナレーションも入ってたけど
映画の中で
描き方が
淡々と綴られている。

それだけの話
と言えばそれまでだけど
男の約束を守った
俊美さんの男気が
表れている。

美談が過ぎる気もするけど
約束を守る話は
美談だ。


2 俊美さんの思い出

私は
何度か俊美さんと
お会いした。

もちろん
俊美さんは覚えてないだろう。

45歳の私は
確か20歳の時に
俊美さんのバンド
Tokyo No.1 Soul Setで
魅せられた思い出が大きい。

特に
「黄昏 ’95」という曲


バブルのイケイケの時代背景の中
バブル崩壊の残滓が残っている中で
落ちることが自然だという歌詞。

まだ右肩上がりが復活すると思いたい時に
こんなことを言えるのは
すごいことだった!

メロディもそうだけど
不思議とも思える歌詞の世界に魅了された。


別の機会では
その俊美さん含めて
生演奏をしてもらいながら
井上陽水さんの「少年時代」を
歌詞を変えて
歌わせて頂いた。

俊美さんと
サンボマスター山口さんはじめ
福島県出身のアーティストでのバンド
猪苗代湖ズ も
知っていたからこそ
山口さん大好きな私は
音程も
歌詞も
関係なく歌った。

また
Jヴィレッジでのイベントの時には
俊美さんに
いわなの郷インターン生を
いじって頂いた。

ホントに
スターだった!

俊美さんは
生来のスターだって
あの時めっちゃ思った。


3 俊美さんの出身地・富岡町

川内村の隣にある富岡町。

原発災害後の風景を
俊美さんが眺めるシーンが出てくる。

震災・原発事故に
何かコミットすることなく
それだけのシーンが流れる。

また、
それが
富岡町でのフェス
とみROCK
実物のポスターも登場する。 

2枚目の写真です!



このフェスの仕掛け人の方も
知っている方なので
感慨が深かった。


映画では
このフェスに行ったタイミングで
俊美Jr.が、学校をサボる。

別れた奥さんのところに泊まっていたものの
早く家を出る。

肝心の弁当は
奥さんが作れなかった!

けど
胸騒ぎがしたのか
実家に泊まる予定を変えて
自宅に帰ってきた俊美パパは
弁当を作り
約束を守った。


大切な場面で
故郷・富岡町が出てくる。

ここは
フィクションじゃないかと思った。


けど

フィクションか否かは
作品の中ではどうでもいいことなのだ。


4 蛇足

まとめは要らないかな

と思う。


俊美さんや映画の意図ではないところで


俊美さんは子供に

何度も

何度も

すべてうまくいく!

繰り返し伝えていた。


何だか勇気湧いてきた。


是非ご覧ください!


私の住む近くでいうと

いわきでも公開して欲しいなあ。

あるいは

俊美さんの出身地

富岡町でも!

 Fukushima50は上映するんですからね!



今日もありがとうございました!


ご縁に感謝です。サポート頂いたら、今後の学習投資に使わせて頂きます。