「挑むからエネルギーが湧いてくる」
岡本太郎氏の本を読んでいる。
「心の中に毒を持て」
五年くらい前に一度読んだが、今回は入り方が全く違った。
さらに
「自分の運命に盾を突け」
めちゃめちゃ面白い。
そんなわけで読書会をはじめる!
決めた!
そのことを今回書いてみることにした。
1 現状の自分
いわなの郷を辞めて、3ヶ月。
いつの間にか
金の不安にビクビクしていた。
まだまだ始めたばかりで成果も出るものでもないし、
また新たな打ち手は考えていく。
それとは別に
当初の思いがなくなっていたことに岡本太郎のどストレートな言葉に
がつんど殴られたような衝撃だった。
2 岡本太郎の言葉
正直
成功したい
と言う気持ちにがんじがらめになっていた。
でも
成功も結構 失敗も結構
成功しないように 成功しないように・・・
忘れていた魂からの叫びを聴く。
我が魂が喜んでいるのがわかる。
そりゃあ人間だから失敗はしたくないはずだけど、
その次元で生きていなかった氏の生き様をみれば
納得する。
恐怖心についてもずいぶん語られている。
やはり岡本太郎も怖かったんだ。
それでもエネルギーを奮い立たせてきた。
3 挑むからエネルギーが湧いてくる
この言葉が象徴的だ。
挑戦をし続けるところ、エネルギーはこんこんと湧き出てくる。
エネルギーなんて無尽蔵にあるはずだけど、
石油や天然ガスが有限であるように
お金も使えばなくなるように
エネルギーも限りあるものと思い込んでた。
他のところでは以下の趣旨のことも書かれている。
動物は常に外向的だけど、人間だけは内向的であり外向的だ
内向的になればその分外向的にもなれる
写真のネガフィルムをポジに変えるように
これは
常に外向的な人よりも
内向的な人の方がその分外向的にも転換できることを言っている。
岡本太郎自身のことを語っているんだ。
挑むからエネルギーが湧いてくる
きっとその通りだ。
面白いじゃないか!
無謀なことに挑戦する
最高じゃないか!
それで食えなくなったとしても
その時はその時だ。
また出直せばいいだけのこと。
もっともっと岡本太郎を知りたくなった。
4 突然感謝の念が湧く
ここで一つ大事なことにも気づく。
今ここに至って
岡本太郎と出会えたことに喜びが満ち満ちた。
私の人生の全てがあったからこそ出会えた。
一つでも欠けていたら
例えば、
あの嫌なことがなかったら
あの時に別の決断をしたら
川内村に移住してなかったら
炭焼きに出会ってなかったら
いわなの里をやめる決断をしなかったら・・・
岡本太郎の本を素通りしてしまったのだ。
そう五年前に氏の本を読んで、いい本だったで終わったように。
私が今でも許せない気持ちになる母親のことを思い出す。
いわゆる毒親と言ってしまえば簡単だが、まあずいぶん悩んだ。
詳細はここでは割愛するが
どれだけ憎んだことだろうか。
でも
母の元で生まれていなかったら・・・
この瞬間のよろこびもない。
許すことは今後もできないかもしれないけど、
そんな自分を受け入れ、母を受け入れることはできるかもしれない。
それもこれも
最後に笑えればそれまでの人生は黒が白になる。
最後に笑うものが最もよく笑うのだから。
5 仲間をつくりたい
この岡本太郎の本を読む読書会を開くことを決めた。
本当はリアルでやりたいが、
現代はオンラインでどこでも繋がることができる。
様々なコミュニティがあるのも知っているが、
読書を通した仲間づくりはなんとなくしたいと思っていた。
どんな立場でもいい。
挑戦する人にエネルギーをつける言葉がある
岡本太郎の本を通した読書会をしよう。
正直
他にも執行草舟氏など面白い本はたくさんあるのも知っているが、
この感動から始めた方がいい。
さあやるぞ!
挑むと決めるとエネルギーが湧いてきた!
よかったら騙されたと思って読んでみて下さい。
ありがとうございました!