#2 北海道から関東に

成田空港には友人が迎えに来てくれていました。
帰りの道中で値引きになった弁当を買って友人宅に帰宅して食べました。
友人は持ち家なので1部屋を自分用に開けてもらいました。
お部屋は綺麗に掃除をしてくれていました。

友人のはじめた仕事は内装のリフォーム系です。
集客方法は自分たちでチラシのポスティングをします。チラシを見たお客様から電話があると見積もり、もしくはそのまま仕事となります。
内装業なのでお客様のお部屋までお伺いします。そして、家周りの状況も見て仕事が他にあればそこにも営業をします。他の仕事も取れたら自分たちでやれそうなら自分たちでやって、できないようだったら外注先に仕事を依頼してマージンを頂くような感じです。

集客のメインはポスティングです。ピザ屋さんのポスティングを一緒に請負って報酬をもらいながら自分たちのチラシも同時にポスティングをしていました。
他、ピザ屋さんではあまりポスティングすることのないエリアには友人と二人で手分けしてポスティングをしていました。

今時、チラシなんて誰もみないだろうって思うかもしれませんが以外とポスティングの効果もあります。今現在、僕のパソコン教室の集客もポスティングがメインとなります。ただし、めちゃめちゃ反響がある訳でもないので業種や事業の規模感によりますがスモールビジネスには最適の集客方法だと思ってます。

肝心な費用対効果ですがチラシ自体を作成するのにはたいしてお金はかかりませんがポスティングを業者にお願いすると結構なお金がかかります。
まずはチラシのデザインですがそれはパソコンを使うと簡単に誰でも作成できてしまいます。
インターネット環境があればCanva(キャンバ)というツールがあります。無料でデザインをしてくれる便利なツールです。手順はひな形があるのでそれを選んで自分なりに少しアレンジしてあげると立派な仕上がりとなってます、
それをインターネットの印刷会社に印刷してもらうだけです。費用は大体1,000枚で3千前後。10,000枚頼んでも 2万円位です。ただしそれをポスティングするために業者に頼むと1枚あたり5〜10円前後はしてしまうので10,000枚お願いするだけで数万円かかってしまいます。資金に余裕があれば業者にお願いしますが資金がなければ自分たちでポスティングするしかありません。

友人の仕事のターゲット層は高齢者なので結構、チラシを見て注文してくれたり半年以上もチラシを保管していた方もいましたね。
あくまで自分の主観ですが費用対効果は「まぁまぁ」ってところですかね。
バズりもせず全く注文も来ないわけではない位だと思います。
ポスティングの費用対効果はターゲットの層や取り扱いの商品の単価などにもよるでしょうか…
自分でポスティングをするのか業者に頼むかでも変わってきますしね。



関東には冬の時期に来たので当初は寒くて手がかじかみながらポスティングをしていたのを思い出します。また、乾燥するとチラシが一枚一枚くっついて取れづらくなるのもネックでした。ウェットティッシュで指先を濡らしたりもしましたが今は事務で使う指サックをつけてポスティングをしています。

僕は基本的にはポスティングをするだけなのですがたまに友人だけでは手に負えない時には僕もお客様のお部屋に伺うこともありました。

そんな感じでしたがこの頃が一番楽しかったかもしれません。友人の仕事を手伝いながら自分の自営のプランも練りながら日々を過ごしていました。

しかし、この頃に中国で流行病のニュースが流れ始めました。
それは勿論「コロナ」です。



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