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[ OW2 ] ウィンストンの分かりやすいストーリー解説


01.宇宙への進出

人類は次の領域「宇宙」に進出した。
地球近傍天体(NEO)の監視や天体の軌道を変更する方法、宇宙における地球の位置を測定する方法などの技術が確立された。
それらの宇宙開発の最先端にいたのが、中国の大企業「ルーチェン・インターステラー」だった。

ルーチェン・インターステラーのロゴ

彼らは宇宙という特殊な空間が人体にどのような影響を与えるかを調べるために月面に研究施設を建築した。
その施設の名は「ホライゾン・ルナ・コロニー」。
霊長類代表として遺伝子改良された「ゴリラ複数体」と「その他の種の代表となる動物たち」、そしてそれらを管理する研究者たちが移住した。

ホライゾン・ルナ・コロニー


ホライゾン・ルナ・コロニー


02.被検体ゴリラの暴走

ルナ・コロニーの研究が始まってから10数年が経過する頃、被検体の動物たちはすでに軒並み知能が高くなっていった。
既に人を凌駕するものを持っている個体もいた。
彼らは遺伝療法の副作用やコロニーでの管理された生活に苦痛を感じ始め、ある日徒党を組んで研究者たちを虐殺した。
あの日から通信は途絶え、コロニーの状況は未だに分かっていない。
そして、生存している研究者は今も見つかっていない。


03.被検体28番(ウィンストン)の脱出


被検体28号は他の被検体よりひときわ脳の発達が著しかった。
ハロルド・ウィンストン博士はその被検体を引き取り、科学を教え、人間の発明に関するさまざまな話を聞かせた。
まるで父親だった。
そんな彼の元で育った被検体28番は「科学への愛」と「未来に対する前向きな姿勢」を身に着け、地球に戻ることを焦がれた。

被検体28号(左)とウィンストン博士(右)
被検体28番ウィンストン博士(左)と被検体28号(右)が地球を眺めているシーン


そんな被検体28号は暴走する他の被検体にとって邪魔者だった。
被検体28号は仲間を殺され、父親同然であるウィンストン博士を殺され、月にいる理由がなくなった。

被検体8号の部屋に落ちていた脱出ポッドの設計図が落ちていた。
彼はこれを参考にポッドを組み立て、地球に向かって出発した。

被検体8号(ハモンド)の部屋
脱出する被検体28号と便乗する8号


04.オーバーウォッチ施設へ不時着

被検体28号が乗っていた脱出ポッドは、オーバーウォッチ施設に不時着した。

ウォッチ・ポイント:ジブラルタルの画像
ウォッチ・ポイント:ジブラルタルの画像
ウォッチ・ポイント:ジブラルタルの画像


05.オーバーウォッチへの加入

オーバーウォッチの正式な発足から10年以上が経過した頃、
ウィンストンはオーバーウォッチのメンバーとなった。

05-01.トレーサーとの関係

オーバーウォッチの次世代のテレポート戦闘機「スリップストリーム」を開発。
「レナ・オクストン(トレーサー)」がテストパイロットになり、試運転を行った。
しかし、テスト飛行中に事故が発生し、レナは「時間乖離症」となった。

スリップストリームに乗るレナ・オクストン
トレーサーの”時間乖離症”発症の流れ(トレーサーの“ロンドン・コーリング”第2話(全5話)より引用)


同じ時間軸に肉体を留めることができず、出現と消失を繰り返す症状である。

時間乖離症の症状(Overwatch Tracer Origin Storyより引用)


05-02.ウィンストンの大発明

素晴らしい科学的頭脳と革新的な問題解決のアプローチを持っていたウィンストンは”時間乖離症”治療の担当を割り当てられた。

(Overwatch Tracer Origin Storyより引用)


彼は、レナの不安定な時間軸固定には未知のエネルギーの蓄積の限界値が関係していることに気づいた。
そこでエネルギーを利用した「時間加速装置」を開発した。

時間加速装置を装着したトレーサー


この装置はエネルギーが限界値を超えないように蓄積する装置でありながら、蓄積したエネルギーを用いて「ブリンク(高速移動)」したり「リコール(少し前の時間にタイムトラベル)」することを可能にした。

ヌンバーニで戦っているトレーサー(オーバーウォッチ公式サイトより引用)


05-03.ストライクチームへの加入

ウィンストンは持ち前の怪力と俊敏性が評価され、ストライクチーム(現場で戦闘を行う部隊)に加入した。


06.主な任務経験

06-01.ストームライジング

タロンの会計士であり、資金援助を行っている「マクシミリアン」という男を確保する任務。

マクシミリアン


06-02.ドゥームフィスト捕獲任務

マクシミリアンへの尋問により3週間後にシンガポールにドゥームフィストが現れる情報を手に入れたオーバーウォッチ。

オーバーウォッチはトレーサー、ゲンジ、ウィンストンからなるストライクチームを派遣し、ドゥームフィスト逮捕に成功する。


07.オーバーウォッチ解散後

07-01.タロンの襲撃とリコール

ウィンストンは、閉鎖され、誰もいないはずのウォッチ・ポイント:ジブラルタル(元オーバーウォッチ施設)で生活していた。

世間は、テロ組織やギャング集団、オムニック・クライシス残存勢力などによる混乱が社会不安を巻き起こし、大企業の圧政やオムニック差別といった戦争後に新しく生まれた問題も蔓延っている状況であった。

ウィンストンはこれらのニュースを見るたびにオーバーウォッチを思い出していた。

そんな生活を送っていたある日、タロンの刺客:リーパー(元オーバーウォッチエージェント:ガブリエル・レイエス)が襲撃してくる。
彼の狙いは元オーバーウォッチエージェントの情報だった。

死闘の末、リーパーを追い返すがデータは盗まれてしまう。
覚悟を決めたウィンストンはオーバーウォッチ再招集のシグナルを元オーバーウォッチの全エージェントに向けて発信した。

ウィンストンのリコール(短編アニメーション「RECALL」より引用)


07-02.トレーサーとの再会(トレーサーの”ロンドン・コーリング”)

レナ・オクストン(トレーサー)はイギリス,ロンドンで繰り広げられる人とオムニックの争いに巻き込まれていた。

ウィンストンの再招集は丁度のその最中だった。

レナの事態を把握したウィンストンはロンドンへ助けに向かった。

トレーサーのロンドン・コーリング表紙


07-03.ニューヨークのオーバーウォッチ博物館にて

レナとウィンストンは、オーバーウォッチ博物館からドゥームフィストのガントレットを盗もうとするタロンと対峙する。

偶然 居合わせた少年の活躍もあり、タロンを追い返すことに成功する。


07-04.ヌルセクターによるパリ襲撃

ロボット集団「ヌルセクター」がパリを襲撃。
人々を守るために新生オーバーウォッチは急いで向かった。
しかし、メンバーはトレーサー、ウィンストン、メイの3人しかいなかった。

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