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[ OW2 ] オムニックとは [ なぜ嫌われているのか? ]


オムニックとは

オムニックとは、オムニカ・コーポレーションが作り出した人工知能ロボット、特に人型ロボットのことを意味します。

オムニックには自分自身を修理&アップデートする機能があり、それらの学習内容は他のオムニックにも共有されます。

そのため、彼らは人の手を介さずに働くことが可能です。

しかし、不祥事により瞬く間にオムニカ社は倒産。
先進的な技術で作られたオムニック生産工場「オムニウム」は稼働したまま放置されました。

オムニックはなぜ嫌われているのか?

その理由は一言で片づけると、”人類とAIの戦争に利用されたこと"が原因と言えます。

オムニック・クライシス勃発

ある日、地球全体を監視・管理する全知全能AI:アヌビスが人類に対して牙をむけました。
その時、都合のいいロボット部隊がオムニックだったのです。
オムニックを製造・管理していた会社”オムニカ・コーポレーション”は既に倒産しているが、生産工場は放置されたまま。
各家庭ではオムニックが変わらず働いている状態でした。
そこをアヌビスは狙ったのです。
アヌビスが人類に牙を剥くとは到底考えていなかった人類は、あらゆる情報にアクセスできる権利をアヌビスに与えていました。
その油断がオムニックを利用したアヌビスの反乱へと繋がったのです。


自我の目覚め

戦争は長引き、希望が見えない中、人類は必死に戦っていました。
そんなある日、オムニックに自我が目覚めたのです。
操られていただけの彼らは「自分で考え、選択する権利」をそのとき得ました。

詳しい内容は以下の動画を参照してください。


オムニック差別の始まり

自我が目覚めて”はい、おしまい”、とはなりませんでした。
人類に銃を向け、多くの命を奪ったオムニックを人々が簡単に許せるはずがありません。
世界各地には、今もオムニックに対する偏見や差別が蔓延っています。
オムニッククライシスから約30年過ぎましたが、人類とオムニックの対立は治まることを知りません。

イギリス,ロンドン_警備団とオムニックの衝突
日本_オムニックの虐殺
オムニックの人権を意味するシンボルマーク

オムニックでないロボットの紹介

オーバーウォッチの世界に出てくる”喋るロボット”の大半がオムニックです。
その中から、見た目はロボットだがオムニックではない(≒オムニカ社がかつて製造したロボットではない)ロボットを紹介します。

オリーサ

ヌンバーニを守る英雄「エフィ&オリーサ」

彼はエフィという天才少女エンジニアが開発した人工知能ロボットです。
彼には感情が見られ、エフィが他のロボットの世話をすると嫉妬します。
時にはエフィを励ましたりします。
彼には人格があるように見えますが、そこに関しては明記されておりません。
オーバーウォッチの世界では、人権の取得には届け出を出す必要があるようですが、恐らく彼なら難なく受理されるでしょう。
彼はオムニックではありません。

ゲンジ

彼は人間として生まれ、人間として育ちました。しかし、ある不運に巻き込まれ瀕死の重傷を負います。
その時、全身をサイボーグ化する手術を受けました。
執刀医は皆さんご存知のアンジェラ・ジーグラー博士(マーシー)です。
彼はオムニックではありません。

エコー

彼女は元オムニカ社のエンジニア:ミナ・リャオ博士によって独自に開発された人工知能ロボットです。
残念ながらリャオ博士はもうこの世におりませんが、彼女が何よりも愛情を込めて作り上げた最高傑作がエコーです。
彼女は自らを「博士の意思。博士の約束。博士の”エコー”」と認識し、”世界に貢献すること”を目的としています。
彼女はオムニックではありません。



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