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スマホ紛失が結んだ最高の友達との出会い|海外ノマド in フィンランド

こんにちは!ストーリーライターのあゆです。私は2023年4月に株式会社ストーリーテラーズに参画して以来、オーストラリア、ハンガリー、日本と場所を変えてフルリモートでライターとして活動しています。ハンガリーに住んでいた約11ヶ月間は、月に2、3回他国へ行き、合計20ヶ国を訪れました。

今回のお話は、ホステルやカフェでちょこちょこと原稿の修正を行いつつ楽しんだ、フィンランド・ヘルシンキ旅行での思い出。とある緊急事態により、思いがけなく最高の友達ができた、奇跡の出会いについてお話しします。

ヘルシンキのサウナでスマホを見失う

宙に浮いたタイプのロッカー。年季が入りすぎて、床板の一部が欠陥…。

2024年2月、フィンランド・ヘルシンキでの一人旅。街歩きや名物グルメを楽しみつくした私は、何をすればいいかわからず、時間を持て余していました。

フィンランドといえば、サウナ好きにとっては憧れのサウナの聖地。しかし、私は長時間サウナに入るのが苦手なため、サウナに行く予定はありませんでした。とはいえ時間もあるし、せっかくなので旅マスターの知人に勧められたヘルシンキ最古の公衆サウナ「コティハルユサウナ」に行くことに。

公衆サウナは日本の銭湯のような存在とあり、脱衣所はまるで銭湯のような雰囲気。年季の入った木製のロッカーやベンチが置かれています。服を脱ぎ、荷物やケータイをロッカーに入れ、「さあ、サウナに入ろう」と思った瞬間、「ゴンッ」という鈍い物音が。「何の音?」と不審に思い、ロッカーを開けてみるとスマホがない!!

なんとこのロッカー、年季が入りすぎて、床板の一部が抜けていたのです。しかし、ロッカーの床板の隙間の下を探しても、スマホはありません。「ここにないなら、一体どこにいった?」と裸でうろうろとスマホを探し回る怪しいアジア人を心配し、フィンランド人のおばさま数名も探してくれましたが、なかなか見つかりません。

最悪の事態が生んだ、奇跡の出会い

ヘルシンキを代表する観光スポット・ヘルシンキ大聖堂

「海外でスマホをなくすなんて終わった…」と途方に暮れていたその時。サウナから2人の日本人女性がやってきたのです!この不安な時に、日本人のいる安心感たるや。

事情を話すと、2人の日本人女性・AちゃんとKさんは、私のスマホに電話をかけるなどして、一緒に探してくれました。そして、「え、これちゃう⁉」と、Aちゃんがなぜかロッカーから離れたベンチの下にスマホを発見!

見つかった場所は謎ですが、この騒動が一件落着し、一緒にサウナに入ることに。3人ともアラサーと同世代だったこともあって話は大いに盛り上がり、次の日予定の空いていたAちゃん、そしてその彼のSさんとカフェに行くことになりました。

そして次の日、カフェで改めて話を聞くと、Aちゃんはフリーランスのカメラマンで、フルリモートのエンジニアとして働くSさんとともに、年の半年は日本、もう半年はアジアやヨーロッパの様々な国々に長期滞在するという生活スタイルを送っていることがわかりました。

当時ハンガリー・ブダペストを拠点にし、ヨーロッパ各国を訪れながら、フルリモートのライターとして働いていた私と、日本と世界を行き来するAちゃんは、「こんな働き方をしている人は周りにいないよね」「この生活は楽しいけど、この年令だと周りの友達に理解されにくいよね」と共感の嵐。まるで昔からの友達かのように、一瞬で意気投合したのです。

素敵な出会いがあるから、私は旅を続ける

Aちゃん・Sさんとブダペストでの再会時、私の友達の寿司シェフも呼んで、寿司パーティー!
なお、ハンガリーは新鮮な魚が手に入りにくいため、野菜寿司

その後、お互いに国内外の色々な場所を行ったり来たりしているにもかかわらず、不思議とタイミングがあい、ブダペストや大阪、京都で再会。しかも、私も彼女たちも長期滞在するので、数日間連続で一緒にご飯を作って食べたり、飲みに行ったりするんです(笑)。

まるで国内旅行のように気軽に世界を移動する彼女たちに会うたび、「周りの目なんて気にせず、自分の好きなように生きてていいんだな」と勇気づけられます。

フィンランドで予定外に訪れたサウナでスマホをなくしたことが縁で、かけがえのない友達ができるなんて、まさに旅が生んだ奇跡!

そして、もう1人の日本人女性Kさんとも、東京で再会を果たし、一緒に日本のサウナを満喫しましたよ。こんな素敵な出会いがあるんだから、やっぱり旅はやめられないですね!

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