国際から見た日本人。ー国際結婚の行く末ー
従姉妹が国際結婚して離婚して、シドニーでシングルマザーしているらしい。というのは、ある日を境に旦那さんの話題が消えた。
バーグ条約と言うか、たびたび『日本人がハーフの子を連れて離婚して母国へ帰る』ことをオーストラリアはじめ、外国は危機を抱いたのであろう。生まれた子は『国が育てる』永住権が取れない母親と引き離す、らしい。
その話を聞きつつ、あー、離婚したのかな?しばらく会わないうちに、オーストラリアは子供一人産むと20歳になるまで『毎月日本円にして10万円ぶん支給される』から、旦那に愛想着いても可愛いハーフの美少女の我が子は残る、と単純に考えつく。
従姉妹は法学部を出ていて、とても賢かった。だけど恋愛に関してはダメンズを渡り歩き、この一点については私も人のことを言えないのだけど、ワーキングホリデーにいき、オーストラリアを気に入って、まさかのイギリス系の外国人とデキ婚をした。
悪阻がなくて、もともとぽっちゃりしていた従姉妹は妊娠していた事に気づかなかったという。そのへんは、どこまで本当かわからない。確信犯かもしれない。
下ろせなくなってから、私や自分の姉弟に妊娠をうちあけて、強行突破して結婚してしまった。
出産は日本でしたいというので、定期検診受けていない母親を受けて入れる産婦人科があまりなくて、放射能で患者さんの減った福島県の海通りの産婦人科にて無痛分娩で産んだ。
もうね、強者エピソードで、私もだいぶ個性が強いけど、いとこの3姉弟の真ん中で
昔から親とか友達とか誰が何言っても、聞かなくて自分のしたいことを貫く子供だった彼女は。
オーストラリアの市民権を獲得したけど、永住権が取れないそうで、とにかく
『このまま永住権がとれないと母と娘でも離れないといけなくなる』かもしれない。娘ちゃんが20歳で日本の国籍選べばいいけどね
もし、いま子どもを連れて日本へ無理やり帰国(一時帰国は、いい)して暮らそうとすると
『誘拐』と見なされ、永遠に引き離されるそうだ。
なぜこんなことになったのかというと
それまでの『日本人の海外での態度の蓄積』らしい。
国際結婚して、離婚してハーフの子だけ連れ帰るケースが続いて、ペットじゃないから、海外では『子供の人権』を大切にしており、片親だけの一方的な強行突破は、許されないらしい。
『コミュニケーションして双方納得してないとダメ』なのが海外では主流。
これは、凄い大変なことです。
まあ、1番は『離婚しなければ良かった』と思うけどね
いとこのところのおばさん、お父さんのお姉さんは、さ。
ここまで『おばさんの独断と偏見で強行突破』してきたひとで。
いとこも、『自分のやりたいことを強行突破』する人。です。
ここにきて『世界』のグローバルなところで、ダメだよってなったわけです。さすが世界、日本で通用してもダメだよって叩きつけてくる。
日本のやり方で全て通るわけじゃないということが、おばさんもいとこもわかったのではないかなとおもう。
·····実はデキ婚の話を聞いた時から私はこうなるんじゃないかなと予想していたけど、見事に予想通りの展開をして、話を聞いてしまうと
ある程度の性格とか癖がわかっていると、ストーリー展開は、人間でも読めてしまうという事になるけどね。
ただ『奇想天外な発想で切り抜ける』のよ、このいとこは。どうするのか、永住権を見事に貰うんだろうか。
うちのお父さんが生きているうちは、いとこの話しも聴こえてくる。個人的にはあまりもう連絡とりあっていない。
嫌いじゃないし、むしろ好きだけどね
オーストラリアの話とこちらの話が噛み合わない、向こうも意地悪で言ってないからこそ、私も言いづらいし、向こうのハーフ美少女ちゃん飛び級して、うちの子の一個下の学年なのに、うちの子と同い年になってしまっているのも凄いと思うけど、凄すぎて、うちの子が悪目立ちしてしまうのも辛い。
遠くから見守るのがいいとおもう。散々、私といとこは比べられたり比較を祖母からされてきて苦しかった。
私と同じ経験を子どもにさせたくない。
みんな違うし、向こうのハーフちゃんはハーフちゃんでいいのよ
冠婚葬祭で関わるくらいで、いいのよもう
友達ともまた違うのよねいとこって。