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みんななぜLINEに誘導してるの?売上につなげる集客の『組み合わせ戦略』」

最近、SNSを見ていると、こんな場面に出くわすことが増えています。

「この続きはLINEで無料プレゼント!」
「LINE登録者限定で特典動画を配布!」
「LINE登録で〇〇割引クーポンがもらえる!」

多くの人が「え?なんでみんなそんなにLINEに誘導するの?」と思っているはず。

正直、最初は私も怪しいと思っていました。
「LINE登録したら、いきなり高額商品のセールスが来るんじゃないの?」
「なんか一度登録したら抜けられなさそう…」

そんな疑いの目で見ていました。

でも、マーケティングの視点から考えると、実はLINE誘導は「売り込みのための怪しい手法」ではなく、購入までの適切な流れを作るための重要な仕組み」 だったのです。

ビジネスで売上を上げるためには、SNSだけではなく、「リストマーケティング」という考え方が欠かせません。
そこで多くの人が選ぶのがLINE(またはメルマガ)というわけです。

この記事では、
なぜビジネスオーナーはLINEに誘導するのか?
SNSだけでは売上につながらない理由
LINEを活用した売れる集客モデル

を解説します。LINE誘導の真の意味を知れば、「怪しい…」から「これ、やらなきゃ!」に変わるはず!

なぜみんなLINEに誘導するのか?

LINE誘導の背景にあるのは、「SNSだけでは売れない」という事実があります。

多くの人がSNSを頑張っているのに、思ったように売上につながらないのはなぜか?
その理由は、SNSには売上につながりにくい特徴があるからです。

1. SNSのアルゴリズムが「売る場」になっていない

InstagramやX(旧Twitter)、TikTokなどのSNSは「興味を引くコンテンツ」を優先的に表示する仕組みになっています。

なぜならば、彼らにとって、これらのプラットフォームはユーザに長く止まってもらい広告にもたくさん触れてもらう必要があるから。
コンテンツはユーザが一つのプラットフォームで過ごす時間を増やす手段でしかありません。

つまり、一般的に売り込み色が強い投稿ほど、アルゴリズムに嫌われる。
「商品を売りたい!」と直接的な投稿をしても、そもそもリーチが伸びにくいのが現実なのです。

2. SNSはフォロワーとの接点が一時的

SNSは「流れていくメディア」。今日の投稿が明日には埋もれてしまい、せっかくのフォロワーも時間が経つと離れていく。

せっかく関心を持ってくれた人がいても、次の発信を見てもらえる保証がありません。

これはどのSNSプラットフォームにも共通することですが、フォローや購読といった仕組みがあるのにも関わらず、あなたの大切な潜在顧客に優先的に情報は見せられません。そして、SNS上で常に顧客の関心を得るためには、コンテンツに相当な労力をかけないといけず、費用対効果も悪くなります。

3. SNSだけでは「買うタイミング」をコントロールできない

ユーザーがSNSを見るタイミングはバラバラです。
商品によりますが、一般的には「たまたま見た投稿で購入を決意する」ケースは少なく、「今は気になるけど、すぐには買わない」 という状態がほとんど。

そのまま忘れられてしまったら、せっかくの見込み客を逃してしまうのです。

LINEを活用すると売れる理由

では、なぜLINEに誘導すると売れるのか?

LINEはSNSと違い、以下のようなメリットがあります。

1. ダイレクトにアプローチできる

公式LINEに登録した人には、メッセージを直接届けることができます。
SNSのように「アルゴリズム次第で投稿が届かない」ということがないため、接触頻度を確保しやすいのです。

2. 「興味を持った人」だけが集まる

SNSでは、フォロワーの中に「ただ見てるだけ」の人も多いです。
でもLINE登録する人は、「少しでも興味がある」 という時点でフィルターがかかっています。

つまり、購買意欲がある程度高い層を集めることができるのです。

3. 購入までの流れを作りやすい

LINEでは、登録者にステップ配信(登録後に順番にメッセージを送る仕組み)を設定できます。

例えば、

1日目:「◯◯についての無料特典をプレゼント!」
3日目:「お客様の成功事例をご紹介!」
5日目:「◯◯の悩みを解決する商品はこちら」

このように段階的に信頼を構築し、最適なタイミングでオファーを出すことができます。
SNSだけでは、この流れを作るのが難しいため、多くのビジネスオーナーがLINEを活用しています。

LINEを活用した売れる集客モデル

では、具体的にどんな流れでLINEに誘導すればいいのでしょうか?
成功しているビジネスの「集客モデル」を解説します。

STEP 1:SNSで認知を広げる

Instagram、TikTok、XなどのSNSを使い、役立つ情報を発信します。

・例:「産後ダイエットの成功ポイント3選!」
→ LINEで詳しい食事&運動ガイドをプレゼント
・例:「英語学習を3ヶ月で習慣化する方法」
→ LINEで無料の学習プランを配布

まずは「気になる!」と思わせる投稿をするのがポイントです。

STEP 2:LINEに誘導する

SNSのプロフィールや投稿に、「LINE登録特典」を設定します。

「無料プレゼント」
「期間限定のセミナー」
「LINE登録でクーポン配布」

このように、「登録する理由」をしっかり用意しておくと良いです。

STEP 3:LINEで関係を深める

LINEに登録した人に向けて、段階的にメッセージを送ります。

例えばこういったもの。

・最初は無料コンテンツを提供(価値を感じてもらう)
・次に実績・事例を紹介(信頼を深める)
・最後に商品やサービスを提案(購入を促す)

この流れを設計することで、「売り込み感」を出さずに自然に売れる仕組みが作れます。

まとめ:LINE誘導は怪しくない。売れる仕組みを作る戦略

SNSで発信するだけでは、なかなか売上につながりません。
そこで、多くのビジネスオーナーが「LINE」を活用しています。

今日のポイントはこちら。

✔ SNSは認知を広げるのに最適。でも「買うタイミング」をコントロールできない
✔ LINEに誘導することで、興味を持った人に直接アプローチできる
✔ ステップ配信を活用すれば、売り込み感なくスムーズに販売できる

だからこそ、LINE誘導は怪しい手法ではなく、むしろ売れるための合理的な戦略。SNSだけでは伝えきれない価値をしっかり届け、興味を持ったお客さんとの関係を深めるための強力なツールになります。

これまで『なんとなく怪しい』と感じていた人も、今後はぜひマーケティング戦略の一つとして取り入れてみてください。単なる“フォロワー集め”ではなく、本当に売上につながる仕組みを作ることが大切です。

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