【一部公開】ストレッチ5 エンターテインメント小説を書こう "「私」物語化計画"
次代のプロ作家を育てるオンラインサロン"「私」物語化計画"。第5回目の講義タイトルは「ストレッチ5 エンターテインメント小説を書こう」だ。Webサイト上での特別公開は冒頭のみとなっている。ストレッチ(準備運動)はこれでラストとなる。以下、主催の山川健一さんによる講義の概要動画とWebサイトのリンクだ。まずは、この2つをチェックした上で、わたしの感想を読んでいただければと思う。
以下、この講義を読んでの、わたし個人の感想だ。
わたしの感想
エンタメとは?
エンターテインメントは省略形として、エンタメと表されることが多い。エンタメは便利な言葉だ。さまざまな場所でつかわれている。だが、エンタメの意味というか、その領域がいまひとつ掴めない。よく目にするのに、よくわからないのだ。
ざっくりと説明すれば、エンタメは「人を楽しませるもの」。だが、エンタメの反語(対義語)が何のかは答えられない。ネットで検索してみても、ピンとくるような言葉には当たらない。言葉は逆の意味があってこそ、成り立つものだ。でも、エンタメはひとりぼっちで立っている。
エンターテインメント小説とは?
ある小説投稿サイトのカテゴリーを挙げてみる。ファンタジー、SF、恋愛、現代ドラマ、ミステリー、ホラー、エッセイ・ノンフィクション、歴史・時代、詩・童話、その他。自作の小説を公開するときに、その作品に適切だと思われるカテゴリーを設定できるのだ。
Webで読める小説の大半が、「人を楽しませるもの」という意味でエンターテインメント小説に入るのだろう。カテゴリーは読み手を誘うとき、とてもわかりやすい標識になってくれる。でも、エンターテインメント小説が何なのかななんてまるでわからない。エンタメがわからないのだから当然だ。小説という言葉が付いても、わかるはずもない。
誰か、エンタメとはこうもので、とか、エンターテインメント小説はこんなのだよって教えてくれないかな?
ストレッチ5の講義内容とはまったく関係ないが、エンタメとは?という疑問がずっと頭にこびりついていて、こんな文章が落としてみた。
人間がつくったもの、作ったもの、造ったもの、創ったものはすべて誰かのエンタメだと思っているだけどな…。
Text:Atsushi Yoshikawa
(注)感想はあくまでも、わたし個人の感想です。決して、"「私」物語化計画"の講義に対する正答や正解ではありません。
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