作品案内07

コミックSB作品案内(10月21日号)

 今回は、ちょっと切ない読切を2本紹介します。窓ハルカさんの『沼と老夫婦』、史群アル仙さんの『犬の家出』です。

● 窓ハルカ『沼と老夫婦』

 大きな沼のほとりで会話を交わす老夫婦。二人が何を話しているのか知りたくなった少年・一郎はラジカセでこっそり録音して聞くのを楽しんでいた。そんなある日、入水自殺をほのめかすような会話を聞くことになるのだが…。

 意外な結末で、にわかに切なくなります…。

● 史群アル仙『犬の家出』

 雑種犬の「ごろう」と独り身の「ゆきえ」は、一つ屋根の下で暮らす同士。なぜか人間のように振る舞う「ごろう」は「ゆきえ」を支えたい、という一心から、とある仕事を始めるのだが…。

 こちらの作品もまた、懐かしい感じのタッチと相まって読み終えた時の切なさが沁みてきます。

 これからもストーリーボックスをよろしくお願いいたします!

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