学校現場の「実践論文」は「論文」というよりは実質的には「報告」
以前書いた「(2)査読論文が複数必要で、査読付ではない論文もそれ以上に必要な理由」という記事で「例えば、何も指導を受けていない学部卒の人が、学校での実践について頑張って「論文」を書いたとしても、その「論文」が学会誌に採択されるのはかなり難しいことでしょう」と書きました。
これは実践が良くないということでは決してなく、「学術論文」に求められる書き方のルールや視点の置き方が、学校現場で書かれるいわゆる「論文」とは大きく異なるために起こる現象です。どのあたりが大きく異なるのをご説明します。※教育分野以外の方からみると当てはまらない記述もありますので、有料というかたちで限定公開としました。
ここから先は
3,910字
¥ 100
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?