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高校生あるある ~進路考えるための知識が足りない編~

こんにちは!すとーりーうぃずです!
私たちは高校生のキャリア支援をしている大学生です。

今回は、高校生によく聞かれる進路に関する質問や勘違いと、その答えを簡単にまとめてみました!

前にアップした進路迷ってる編の続きです!進路を迷っている人はぜひこちらを参考にしてください!!

先生になりたいんですけど教育学部行けばいいですよね

そういうわけでもありません。
先生になるための教員免許を取得する方法は主に2つです。「教員養成学校」に行くことと、教員養成学校では無い大学のそれぞれの学部・学科で設けられているコースを選択することです。

例えば東海地方で有名な教員養成学校は、下のような学校で、ここに入ると教員になるための授業が受けられます。
・愛知教育大学
・岐阜聖徳学園大学

反対に、例えば名古屋大学で教員を目指すには以下のようになります。
教育学部では、社会の免許しか取得できません。

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また、学部の中でも学科ごとに教員免許が取得できるか変わってきます。例えば、情報学部の中でも、人間・社会情報学科では教員免許が取得出来ません!

特に教員養成でない大学で、教員免許も取りたいと考えている人は、よく調べて進路を決めた方がいいですね!

留学とか英語使うのが好きなんで外国語学部か国際教養学部に行こうかなと思ってます

大学はそもそも研究機関なので、先生たちも教育者ではなく研究者の意識を持っています。特に日本の大学は「実践の場」ではありません。

最近は世界大学ランキングなどで、教育力や国際性を見るようになっていることもあり、どんどん実践の場が広がっています。例えば、早稲田大学や上智大学の国際教養学部は全授業が英語で行われています。

しかしこれらはまだ少数で、文学、言語学、第二言語などの勉強が占める割合も高いです。
そのため、その大学と学部ごとにどんなことができるのかをそれぞれよく調べることが大切です。

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偏差値と学部を見て進路を決めれば良いですよね?

多くの人がこのように選んでいます。間違いでは無いですが、一番は教授などの大学の先生の研究内容を見て決めることです!
多くは先生の個人のホームページなどを見ると詳しく記載があります。

もちろんそんなに具体的に学びたいことが決まっていない人もいると思いますが、現在の自分の興味に沿って学びたいことを決め、大学のホームページや先生の個人のホームページなどを見てみるとよいと思います!

とにかく勉強を頑張っていれば大丈夫ですよね?

勉強だけとは言えなくなってきています。
総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜(旧推薦入試)など、入試方式はどんどん多様化しているからです。
なんと2020年の大学1年生の半数は一般入試以外で進学をしているそうです。(Benesseを参考)

「勉強じゃないなら何を頑張ればいいの」

それは、将来社会に出て必要な力は何か、つまり大学やその先にある社会に求められていることを考えて行動することです。
例えば、基礎学力、主体性、コミュニケーション力、協働力、人となりなどです。

これらが求められていることは、入試で問われることから分かります。
・基礎学力 → 共通テスト、調査書(高校の成績)
・主体性 → 面接や書類「高校時代に頑張ったことはなんですか」、「なぜ本学部を志望していますか」(その学部で学ぶ内容の基礎を自学している)
・コミュニケーション力 → 面接そのもの
・協働力 → 「高校時代に頑張ったこと」で部活でどんな役割を果たしたかなどの経験を述べることも。
・人となり → 面接でのマナー、推薦書、面接での「最近読んだ本」など

ぱっと思いつくものでも、社会に出てから必要な力を問う試験が、一般入試以外では成されていると感じます。

国公立の入試の多くは一般入試ですが、実はこの記事を書いている人は学校推薦で入学しました。

このような入試方式に対応するためにも、大学の先を見据えてどんな行動をするべきか考えていきましょう。

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「国家資格が取れるなど、安定することを選びたい」 もしくは 「自分のやりたいことをしたい」


2つのバランスを取ることが大切だと思います。

例えば前者の、国家資格が取れるなどの安定した進路を選ぶ人が自分の周りには結構いました。
それでうまくいく人もいますが、そうでない人もいます。勉強が辛くなったり、周りが就職活動で色んな進路を見始めたりしたときに、
「あまり興味が無い、さほど得意でも無い仕事を一生するのか」
と迷いが生まれ、踏ん張れなくなってしまいます。
理数系が得意で車産業が強い愛知県の人で、工学部に進んだ知り合いでも、「もう一生研究はしたくないから、文系就職する」と言っている人もいました。(何があったのかは詳しく知りません笑)

反対に自分のやりたいことを追い求めるだけなのも良くないと思います。
1つで上手くいかなくなっても、もう1つでリカバリーできる、というように客観的で広い視野と考えを持つと良いと思います。


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