「ずれ」
ぼくはかなり「ずれ」を感じる。
解釈のずれ。感覚のずれ。センスのずれ。
これもある特定の人との間で生まれるものであれば特段気にすることもなく過ごすのだが、世間や周りの人。
と、不特定多数の人とのずれだ。
だから、自分の発言には正解がない。と思ってしまう。
これがいいんじゃない?こうした方がいいんじゃない?
後輩に、友達に伝えるとき、これが正解なのか?と頭に過る。
だから誰かに意見を伝えるとき、提案するとき、議論するときに困る。
祖父がなくなった。
急に重い話・・・と思われるかもしれないが、私にとってはそんなこともない。
ぼくは涙が出なかった。
祖母が亡くなった時もそうだ。この時はまだ小さいから実感として薄かったのだと自己解釈していた。
社会に出て、お世辞にも子どもといえるような年ではない。
大人になれば涙の一つぐらい出るかなと思っていたのだが、まったくだ。
なにも感じない、ということでもないが、喜怒哀楽のどの感情にも当てはまらない。
年を経るごとにずれだと思っていたことがそうじゃないと感じる人が現れる。
そんな人と出会うたびに世間とのつながりを感じる。
そんな感覚が増えれば人間関係も楽になるのかもしれない。
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