
老害という病
「夜勤は女の人の方が向いている」
こんな時代錯誤な言葉を久々に聞いた。
別にこの言葉でさえ多様性だから別にいいのだが。ましてやぼくは男だし。
あるカフェで40代半ばぐらいの男の人が言っていた。
「俺は死んじゃうよ」と笑いながら言っていた。
俺は無理って言えばいいのに。と思っていると、一緒に来ていた60代前半ぐらいのおじいちゃんが
「今は男の人も多いよね」
老害という言葉がある。
自分が老いているのに気づかず、若者の活躍を妨げる人のことらしい。
この40代の方がよっぽど「老害」ではないだろうか。
youtubeの番組で「Re:Hack」というものがある。
ここで「今の大人を尊敬しているか」という質問が高校生にされた。
「尊敬してる人もいれば尊敬してない人もいる」のが前提で、「大人は何もわかっていない」、「倫理観を押し付けてくる」、などの意見が出された。
この高校生たちは大人に自分のことを知ってもらおうとしたのか、自分たちを分かってくれ!と論理観を押し付けてはないだろうか。
強く固く放たれた主張はぼくには大人の活躍を妨げているように見えた。
ぼくは、なんでもかんでも分類しないようにしている。
「高校生だから」、「大人だから」、「社会人だから」、「人間だから」
分類が大きくなればなるほど、個人がぼやける。
いろんな人がいるはずだから。
仕事でミスをした。
「すいません、新人でして」