エリダヌス座アケルナル探索物語 ★船旅★
船旅 2016/11/12
ゆらゆら揺れる船の中、行き先の決まっていない学生たちが話していた。
「アケル学校は、あの発祥の地であることに間違いないらしいよ。」
「え、あの発祥の地?だからリボンのような校章なんだ」
「そう。それで入学できない人は、根こそぎ遮断する形になるんだって。残らず。」
「それは厳しいね。あー、あなたは入学しやすいって言ってたね。今日の親戚の人の関係で」
「それでも、あの細長くて狭き門をどうくぐり抜けるかだよね」
「限界がないからね」
行き先の決まっていない学生たちの不安をよそに、船はとうとう
アケル学校に到着した。
*エリダヌス川の先には、オリオンがありますが、松村潔は雑記で以下のように書いています。「ゼータ・レティクル人は、レティクル座から、エリダヌス川を鮭のように川登りして、オリオンの近くで、エササニ星人になった。レティクル座星人と地球人のハイブリッドが、エササニのバシャールです。」エリダヌス川は結構重要なポイントのように感じます。そのせいか、アケルナルは大変な感じの場所なのは、そこにある学校を隠してるからなのです。