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途中下写5周年。"5歳を迎えたわたしたち"が「あってほしいですか?」
毎年、2月9日を迎えるとここに何かを書くのですが、
それも5回目になりました。
よく周年記念の挨拶を人の年齢に例えて語られることが多いですが、それでいくと途中下写は5歳になります。
5歳のイメージがいまいちつかめないかもしれませんが、はさみが使えるようになったり、友だちといっしょになにかをして楽しむことを知ったり、好奇心旺盛で色々なことを考えられるようになるのが5歳といわれます。
5歳とは「新しいことがたくさんできて、じぶんのせかいがどんどん広がってワクワクする時期」といったところでしょうか。途中下写のこれからがまだ明るい気がしてきました。
さらにこのような言葉をみつけました。
遠く大きな景色に目が向いているせいで、
足元近くのぬかるみとか、途中の道筋については、
あんまり怖がったり不安がったりもしていません。
そのあたりにある小さな困難や不安をものともせず、遠くにまで広がる景色に心躍らせながら突っ走っていくことが出来る5歳の子の姿がどこか想像できるような気がしませんか。
では、5周年を迎えた今、途中下写が目を向けている「遠く大きな景色」ってなんだろうと考えると、少しぼんやりとしている気がします。そもそも、途中下写はなにか大きな志があってはじめたというわけではないから仕方がないところもあります。でも、そろそろその景色とは何かについて少し考える時期にきているのかもしれません。
そして最近、ちょっと「かた」にとらわれすぎて、「かたをまもり、かたちをちゃんとすること」ばかりを考えすぎている気もしています。5年前に比べて大きな団体になったのである程度「かた」がないと前に進まないので「かた」が全くないのもまずいのですが、「かた」を固めすぎてどうもこうも変えられなくなるのではないかと考えると怖いですね。
「遠く大きな景色」が何であるかについて考え、「かた」というものを見直す、そんな次の1年にしたいです。途中下写の運営で団塊の世代ともいわれる2003~4年生まれの世代のタイムリミットも迫ってきましたしね。
ここまで5年間の活動の中で、活動にご協力いただきました関係各所の皆様、途中下写にお力添えをいただき感謝申し上げます。
そして、ここまで一緒に活動してくれた28名の運営委員の皆さん、いつもお疲れ様です。そしていつもありがとうございます。途中下写でのタイムリミットが迫ってきている人も多くなってきているので、みんなと活動する1日1日が楽しく、おもしろいものになるようにしたいなと思います。
最後に、いろいろな人から「あってもよい」と思ってもらえてこれまで続いてきた途中下写ですが、これからは「あってほしい」と思ってもらえるように、これからも頑張りますのでぜひ見守っていただけると幸いです。
以上、5周年を迎えるにあたり、「途中下写」プロジェクト運営委員会を代表しましてご挨拶させていただきます。
2025年2月9日(日)
「途中下写」プロジェクト運営委員会
主任運営委員 池本翔真
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