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立憲民主党への公開要望書 〜 石垣のりこ議員が国民の税金を原資とした党本部から支部への交付金の三割近くを愛人関係にあった菅野完氏の個人会社に支出した件は公私混同でも不当な利益供与でもないという証拠を示してネトウヨどもを黙らせてください

立憲民主党 代表 枝野幸男様

前略 時下益々支持率ご向上のこととお慶び申し上げます。

立憲民主党結党当初からの生粋の立憲ペートナー、全部アベのせいだBotと申します。

本日は、にっくきアベスガ自民党極右軍国独裁政権を倒して立憲民主党率いる光の神聖革命パヨ政権樹立をめざすにあたり、党として早急に解決を図っていただきたい件があって筆を執りました。

先日、週刊誌等において、貴党の石垣のりこ参議院議員(後述する収支報告書には戸籍名である「小川のり子」と記載がありますが、混乱を避けるため以降は全て「石垣議員」と呼びます)が、著述家・菅野完氏(以下「菅野氏」)と不倫の関係にあり、石垣議員の元夫が「精神的苦痛を被った」として石垣議員と菅野氏に連帯して550万円の損害賠償を求める訴えを起こしたとの報道がありました。

石垣議員は菅野氏と一時期男女の関係にあったことは認めていますが、その当時元夫とは同居していたものの子供の養育に関して協力するのみで肉体関係もなく内縁関係には当たらないため、元夫の主張する不法行為には該当しないと主張しています。また、菅野氏との交際は参院選出馬を決定した2019年5月頃には終了したとしています。

菅野氏は下記の経歴が示すとおり、いささか遵法意識に欠けた、反社会的な側面があると評される人物ではありますが、恋愛は当人同士の自由意思によってのみ成り立つものであり、仮に石垣議員と菅野氏の交際が裁判所によって不法行為であると認定されて元夫への損害賠償を命じられたとしても、当事者ではない第三者がとやかく言うことではありません。

週刊現代の報道によれば、1997年8月27日、セントラル・テキサス・カレッジ在学中、当時交際していた同級生の日本人女性に、電話料金の支払いを断られたことから暴行を働き、鼻の形を変形させるなどの怪我を負わせ、同年9月5日にキリーン市警察に傷害罪で逮捕され、1998年5月29日、テキサス州ベル郡第2裁判所により罰金650ドル、12か月の保護観察処分が言い渡された。しかし、この判決が出る前の同年5月23日にも同女性に暴行し、「家族や同居人への傷害罪」すなわちドメスティックバイオレンスで2度目の逮捕。保証業者に立て替えさせ2,500ドルの保釈金を納め保釈されるも逃亡し、1999年6月25日に開かれた公判にも出廷せず、当日出された「仮判決文」では保釈金没収が宣言され、「被告の再逮捕の令状発行を求める」と記された。(ウィキペディアより)
2012年7月9日、菅野が自身が携わっていた政治運動に賛同した女性を都内に呼び出した際、「某国会議員が俺のことを公安経由でかぎまわってる」「尾行されている」などと真偽不明の説明をし、「すぐにパソコン作業をする必要があるから家(被害者宅)に行っていいか」と懇願。録音を条件に応じた女性が悲鳴を上げるも押し倒し「抱っこして」と性行為を強要、キスを迫るなどの性的暴行を加えたとして、被害者女性が2015年末に220万円の損害賠償を求めて菅野を提訴した。(同)

しかしながら、本件に起因して、貴党の支持者として、また日本国民として看過しがたい点があります。

2019年と2020年の二年間に、石垣議員が代表を務める立憲民主党宮城県参議院選挙区第一総支部(以下「宮城支部」)が党本部から支給された支部政党交付金33,500,000円のうち、判明しているだけで三割近くにあたる9,326,000円が、菅野氏が代表を務める個人会社「株式会社コーポレーション」(以下「菅野氏の個人会社」)に支出されていることです。

以下、報道と宮城支部および石垣議員個人の政治団体の収支報告書等から判明している事実を時系列で記載します。

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2018年12月頃 石垣議員と菅野氏が男女の関係に。

2019年4月24日 立憲民主党が石垣議員の擁立を決定。

2019年5月7日 石垣議員が出馬を正式に表明。石垣議員は菅野氏との交際はこの頃に終了したと主張。

2019年5月31日〜同年12月5日 立憲民主党が宮城支部に支部政党交付金計26,500,000円を支給(画像①)。

2019年6月28日 宮城支部が石垣議員に公認料8,500,000円を支出(画像②)。

2019年6月28日〜同年12月26日 宮城支部が菅野氏の個人会社に「広告宣伝戦略代」として5回に渡って計6,111,000円を支出(画像③)。

2019年7月21日 第25回参議院議員通常選挙で石垣議員が当選。

2019年9月2日 石垣議員が自身の政治団体「NORIKOROCK」に2,000,000円を貸付(画像④)。同日、同団体が菅野氏の個人会社に「宣伝戦略立案費用」として2,000,000円を支出(画像⑤)。

2019年9月5日〜11月18日 石垣議員が「NORIKOROCK」に計1,050,000円を寄付(画像⑥)。

2020年1月20日〜8月31日 宮城支部が菅野氏の個人会社に「広告宣伝戦略代」として6回に渡って計1,215,000円を支出(画像⑦)。

2020年2月17日〜8月7日 立憲民主党より宮城支部に支部政党交付金計7,000,000円を支給(画像⑧)。

*また、菅野氏は石垣議員の私設秘書を務めていたとの記述がネット上に散見される。その場合はさらに宮城支部から菅野氏に給与が支払われていた可能性もある。

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<立憲民主党宮城県参議院選挙区第一総支部 2019年収支報告書> 抜粋(赤線は筆者加筆)

宮城2019表紙

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<NORIKOROCK 2019年収支報告書> 抜粋(同)

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<立憲民主党宮城県参議院選挙区第一総支部 2020年収支報告書> 抜粋(同)

宮城2020表紙

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上記の資金の流れを整理すると、以下のとおりとなります。

石垣.001

固有名詞を排して言い換えると、本事案は「国会議員(当初は公認候補)が、国民の税金を原資として党本部から支給された支部政党交付金の三割近くを、愛人関係にあった人物の個人会社に支出していた」ということにほかなりません。

もしも本事案が、菅野氏の個人会社と同等の役務を提供しうる他社との比較検討や、宮城支部内の十分な協議を経ないまま決定されていたとしたら、石垣議員による悪質な公私混同であるとの批判は免れません。

さらにもしも、もしも万が一、実際に菅野氏から提供された役務の対価として社会通念上妥当と考えられる金額よりも著しく過大な額が、石垣議員がそうと知りながら菅野氏の個人会社に支払われていたとしたら、不当な利益供与によって党に損害を与えたことになり、程度によっては業務上横領や背任といった犯罪にあたる可能性も否定できません。

上記はあくまでも仮定と可能性の話であり、私は石垣議員に限ってそのようなことはないと固く信じています。が、ネトウヨども(国民の95%くらい)やマスゴミどもは、根拠のない憶測をめぐらせて、あることないことをギャーギャー騒ぎ立てることでしょう。

そこで、無用な疑念を払拭するため、党として本事案の妥当性を検証し、公私混同にも不当な利益供与にもあたらないという結論を、証拠を挙げて表明していただくことを要望します。

さしあたって、以下のようなエビデンスがあれば検証は可能でしょう。

・菅野氏の個人会社から提出された当該役務の見積書

・菅野氏の個人会社と同等の役務を提供しうる他社との比較検討資料

・宮城支部が菅野氏の個人会社に発注を決定した経緯の記録(議事録、稟議書、メール履歴等)

・菅野氏の個人会社から提供された役務の成果物

・同 作業明細

・菅野氏の個人会社から口頭でコンサルティングやアドバイスがなされていた場合は、その日時および内容の履歴

貴党は、森友学園問題・加計学園問題・桜を見る会問題において、アベが公の財産(国有地、許認可権、国費等)を私物化してアベ友および支持者に不当に利益を供与した疑いがあるとして、再三アベを非難してきました。当の石垣議員も、2020年1月29日の国会において「コロナと言いたいところですがうちらは桜100%でいきまぁす(意訳)」と発言して桜を見る会の疑惑に関する質問を行うなど、厳しい姿勢を示してきました。

その石垣議員が、よもや国民の税金を原資とした政党交付金を私物化して愛人関係にあった人物に不当に利益を供与するようなことを行うはずがないと、我々全国4万5千養殖パヨク一同は一点の曇りもなく信じております。

どうか早急に検証を行い、ネトウヨどもを黙らせてくださいますようお願い申し上げます。

草々

追伸 アベを倒すその日まで。ぱよぱよちーん。




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