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2024年8月 DJツアー UKその②
その①では、ツアーの経緯からグラスゴーのギグ当日までをレポ。今回はブリストルのギグからUKツアーの終わりまで。
8/30 ブリストル The Love Inn
グラスゴーからブリストルへはEasy Jetで移動。一時間半ぐらい。結構快適。
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空港まで主催のChris Farrellが迎えに来てくれた。車で彼の家に移動して少し寝かせてもらった。
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夕方に起きて夕食。ミートパイ美味しかった。
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あのNoods RadioのスタジオがあるバーMickey Zoggsへ移動した。
Noodsは一度Mars89さんのプログラムに出演したことがある。ネオンや内装も良かったし、その日プレイしていたアーティストもすごく良かった。
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そこからThe Love Innに移動してパーティースタート。徒歩で10分もかからないぐらい近くにある。
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150人ぐらいでいっぱいになるハコだが、マジで音がデカい。日本の300人規模ぐらいのしっかりしたハコより普通に音がデカい。
(さすがにデカすぎておもろい。正直一部のブリストルの子たちもちょっと引いてた気がする。)
自分のセットの途中でもっとBadな、ワルな音が求められているなーと気付き、方向転換するとぴったりハマッた。ブリストルでプレイする時は"Badboy Sound"フォルダを作っておくことをオススメする。
パーティーは四時に終わり、翌日は12時まで寝た。久々によく寝て気持ちがよかった。
8/31 ロンドン Venue MOT
ブリストルからは電車でロンドン・パディントン駅まで。これまた1時間半ぐらい。
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土曜昼だが電車は混んでおらず快適。久々にドリトスを食べてテンション上がる。
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ロンドンパディントン駅に到着して滞在先に戻り、選曲してアーティストディナーへ。
ハコの近くで主催のジョン、マット、出演者のJialing、Object Blueと共に、メキシカンタコスレストランLa Chingada Mexican Foodへ。
ラムのタコスがめっちゃ美味しかった。ツアーでイギリスに来た時はいつも美味しいもの食べさせてもらえて幸せである。
誰もフィッシュ&チップスに連れて行ってくれない。(一度は食べてみたい)
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全員アジアに関わりがあるメンバーだったので各国のご飯や習慣の違いの話で盛り上がった。
海外に住んだことがないからあまり分かってなかったけど、アジア外でのアジアンコミュニティというのは精神的に非常に重要だ。アジアのことについてお喋りできるのは独特の居心地の良さと結束がある。
そこから会場のVenue MOTへ。イギリスでどんな人に話しても「あそこは今1番熱いハコやで!」と言われるのでどんなもんやねんと思っていたが、素晴らしくて吹っ飛ばされた。
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自分のセットもかなり良かった。今のところ今年1,2に入るセットだった。
序盤はミドル要素多めのアッパートラックで緊張感を高めた後、ディープなダブを挟んで、心地よい爽やかなダブテクノやパーカッシブな高速ハウスに以降した時が1番盛り上がったかも。
この"抜き"のタイミングで1番盛り上がる日が個人的に楽しい。いい"アゲ"パートを準備するのはそこまで難しくないが、いい"抜き"はフロアとのコミュニケーションの中で生まれる。MOTでもみんな"そうそうこれこれ"という顔でこっちを見ていた。
上手く意思疎通できていたんだろう。こういった成功を何回か経験してからDJがより楽しくなった。
ゆっくりした日曜日
翌日はおやつどきまで寝た。
Dubrunnerことチャーリーの誘いでベックナム・プレイス・パークへ。キャンバーウェル周辺から一時間ぐらい。
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子連れの人がたくさん。古い建物を使ったカフェが点々とあり充実している。
チャーリーの友人たちと合流。シートを引いて座り、お土産に日本から持ってきた焼酎"だいやめ"をみんなで飲みつつドリトスを食べた。
日暮れまでのんびりして帰宅。その日は手作りのトマトチキンパスタをご馳走になった。
Rinse FMスタジオでの収録
インスタを見てくれている人はご存じかと思うが、この八月からイギリスのラジオRinse FMのマンスリーレジデントに就任した。
そもそも、せっかくイギリスツアーに行くので誰かのゲストで出演できないかなーと思ってRinse側に軽く問い合わせただけだった。それが七月頭ぐらい。
即日担当者から「長い間お前の音楽のファンやねん。それやったら八月からマンスリーレジデントやってや。」という返信が。
もっと早よ言うてやと思いつつ、めっちゃ嬉しくなってワイフに報告。(初回エピソードがアップされた後、自分よりコメント欄をチェックしてくれていて嬉しかった。)
上が初回のアーカイブ。大好きなTechnomanのトラックでスタート出来て嬉しい。USKの新しい曲もやばかったのでプレイした。
できるだけ知り合いやアジア/日本のトラックをかけていきたいので適当にプロモとかデモ送ってください。
Ben UFOやOnemanのショウを毎月のようにチェックしてきた自分にとってこんなに光栄なことはない。
で、次回のエピソードをRinse FMのスタジオで事前収録することに。
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一時間の収録で友達の曲は英語で紹介。マイクで喋るときの手順が複雑で(まずブースモニターのボリュームをオフ、次にマイクをオン、喋ったあとに、マイクをオフってブースモニターのボリュームを戻す)、酔っ払うと無理だなーと思ってビール飲むのやめて水を飲みまくった。
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ここでの収録は次の第4水曜の朝ごろ(日本時間)放送される予定。初回よりもベースミュージック回になった。お楽しみに。
その後はみんなでパブに。
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夜ご飯に食べた出前一丁がサイコーだった。
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Kindred FMでの収録
火曜日の昼は、6月に京都ウエストハーレムに出演してくれたHollowayとお茶した。レコードプレスの値段やクオリティについて、UK/EU間の違いや、最近のレーベルがどうしてるかを話せてすごく良かった。日本旅行も楽しんでくれたみたい。
夜はMOTのイベントを主催したジョンと共にKindred FMに出演。
ロンドンの中心エリアにあるめっちゃナイスな発信局。人々がゆるゆる集まる感じがすごくいい。
一緒にMOTに出演したJialingが来てくれた。また日本からTrekkie TraxのSeimeiが旅行で来ていたので遊びに来てくれた。
古い仲だが日本ではクラブでバタバタと合うだけなのでゆっくり話せてよかった。
ラジオの後はKalbiという韓国料理やさんへ。
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韓国料理のようなガツンと来る味が久々だったのでめっちゃテンションが上がって食べまくってしまった。
その後は帰宅して泥のように眠る。
PeckhamそしてDNR Vinyl
ロンドンで遊べる最終日はまずPeckhamにお土産探し。昨年DJした最高のハコCarpet Shopがある。アート、雑貨などのショップも多く、ジャマイカ、アフリカ系のスーパーがたくさんあって楽しい。
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いい感じのおみやげを手に入れて、レコ屋DNR Vinylがあるクロイドンへ移動。ペッカムからも結構遠い場所にある。
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ざっくりジャンル分けはしてくれているが、正直かなり混ざってしまっていて、ハウスの棚の方にダブステップがあったりダブステップの棚にソウルフルなハウスが入っていた。
もちろん全部試聴できる。
あまり長居できなかったのだが4枚ほどお気に入りを買った。またゆっくり来よう。
Scuffed Rec初期メン飲み会
夜はチャーリーと共にScuffed RecのWagerとIanと会ってScuffed初期メン飲み会をした。チャーリーもScuffedからリリースしているのだ。
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僕が初めてイギリスのレーベルからリリースしたのがScuffed。あの時のリリースがなければこうやってイギリスに仕事としてDJツアーにくることはなかっただろう。
そんな話をしていたら、WagerとIanから「実はScuffedにとってもTaroの全てのリリースが、レーベルの成長にめちゃめちゃ貢献したんやで」と言ってくれた。こうやって飲めて嬉しい。
いまやScuffedは大人気のレーベル。ScuffedからリリースしたTon Tanは国際フライトの機内エンターテイメントコンテンツに入っているらしい。
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めっちゃ酔っ払ってそのまま家に戻って五時間ぐらいベロベロでB2Bした。
お礼の日本食を振る舞おうと思っていたのに、ぐちゃぐちゃになっていたのでデリバリーを注文した。
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そんなこんなでイギリス編は終了。やっぱり楽しかった!
明日は昼のフライトでオランダへ移動。Draaimolen頑張るでー。
おわり