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2025年2月 DJツアー オーストラリア その②

長いオーストラリアツアーも後半です。

前半はこちら

メルボルン滞在生活②

今日は木曜日。お昼はブリトーを食べた。駅前でめっちゃ適当に食べたので店名を覚えていない。
デカいのはわかっていたので「ハーフできます…?」と聞いたが無理だった…。

1800円ぐらいかなぁ。デカすぎて一度に食い切れない。

食べた後はIsGwanが誘ってくれてスタジオへ。彼の知り合いの会社のスタジオで、一般の人は使えない気がするがとても設備がリッチだ。

スピーカーが素晴らしかった…。

スタジオの後は、日本からKaitoさんが到着するというので合流。

次の日曜日にMiscellaniaという大きなクラブでPLO Man、Fader Capとメインステージでプレイする。前回遊びに行ったSkydiver Recordsプレゼンツということでラインナップもアートワークもめちゃめちゃセンスが良い。

KaitoさんのDJはいつもワクワクするので、ゆっくり聴けるのが楽しみ。日本では自分が出演するパーティー以外なかなか遊びに行けないので、こういう機会に行けるのが本当に嬉しい。

Kaitoさんたちと晩ごはんにフィッツロイでタコスをたべた。

ワカモレが美味しい!
これはポークのタコス。カルニータス裂いたやつじゃなくゴロゴロ系で食感が良かった。1ピース800円弱?

写真撮るの忘れたけどチキンもサッパリしてて、めちゃめちゃ美味しかったので是非。

メルボルン(T-Break)

今日はメルボルンで2本目のDJ。場所はQQQ St. Park。昨年行ってサウンドシステムが本当に素晴らしく(ノンストレスでベースたっぷり)、プレイしてみたいと思っていた。

DJ前にジャパニーズレストランで鴨そばと唐揚げをいただく。
オープン直後のQQQ St. Park

スモークの濃さや、サウンドシステムの音でイギリスの小箱を彷彿させる。オーナーのベンがUKベースのプロデューサーでガッツリ作り込んでいるらしい。この箱大好き。

自分のセットはとにかくサブベースにフォーカスした選曲をしつつ、ダブステップを挟んでノリを変えたりした。お気に入りのプレイができた。

アンリリースドで異常にベースたっぷりのトラックをかけると、「このトラック何なん?」と人が集まって聞きに来た。みんなベース好きだね。

パーティーは1時に終わった。メルボルンはクラブが持っているライセンスの違いで、どの時間帯まで営業していいかが変わる。例えばQQQ St.は1時までだがMiscellaniaは3時まで。箱によっては24時間ぶっ続けでパーティーをやっているところもある。

自分のDJ後、今夜マスダさんがプレイしているMiscellaniaへKaitoさんと移動。

黒い服の人がいっぱい

店内の空間装飾がとてもイケている。ルーフトップバーもあるらしいのだが、今夜はもうクローズしたようだ。3時まで遊んで、宿へ帰宅。

メルボルン滞在生活③

流石に昨夜は疲れた。
日中はゆっくり、何もせずボーっとしていた。何年振りだろうというぐらいのボーっと加減だった。

夜ご飯にSkydiverのマイクやKaitoさんたちと合流。

Skydiverとても良いレコ屋さん。釜焼きのピザが絶品なので是非。

そこからレストランに移動して、ついに念願のオージービーフを食べた。

6000円ぐらいしたが、400gあり肉肉しくとっても美味しい。そう考えると特別日本より高いという訳ではないなと思った。サラダもクレソン系でポテトも美味しい

なかなかの奮発ではあったが、赤身のステーキをこれだけたんまり食べられて、疲れやストレスがふっとんだ。

店をメモるのを忘れてしまったのが悔やまれるが、とってもいいレストランだった。そこから一杯のんで帰宅。

日曜日はKaitoさんが出るMiscellaniaに遊びに行った。

音出し中。後ろの大窓がかわいい

素晴らしいパーティーだったし、Kaitoさんもいつも通り素晴らしいDJをしていた。ずっとワクワクする音が流れていて、お客さんも集中して聞いている良い空間だった。

最後のPLO ManとKaitoさんのB2Bもグッとくるものがあった。本当に来てよかった。

自分の出演しないイベントに行くのはほとんどの人にとって当たり前だと思うのだけど、僕にとってはとても特別で、その時にしか得られないインプットを必死に取り込む。自分に変化するための刺激を与えてくれる。(翌日このパーティーで聞こえてきた音を凝縮した曲を使った)

クラブから帰ったあとは猫ちゃんと30分ぐらい遊んでしまった。

膝の上に乗ってくれた!

翌日、メルボルンの最終日は滞在させてくれたIsGwanにお礼のディナーを作った。

メルボルンは日本の調味料大体なんでも揃う。スーパーにあずきバー売ってた。
肉じゃが。個人的には好みの味になったがオーストラリアの人に少し甘すぎたかな?
勢いのある揚げ出し豆腐。

とてもゆっくりさせてもらえて本当に感謝している。たくさんDTMのことを教えてもらった。自己研鑽を怠らない真っ直ぐなヤツだと思った。

ブランズウィック最高!

パース滞在生活

メルボルンから4時間ちょっとでオーストラリア最西端の都市、パースに移動。

今回のプロモーターVertigoのコナーが迎えに来てくれた。たくさん色んな話をしたが自分とめちゃめちゃテンションが合うラブリーなヤツだった。

ラズベリー、トマト、ドリトス、焼き飯、水。我ながら素晴らしいラインナップだ
ホテル近くの丘の上からの景色
ホテル近くのキングスパーク植物園!あらゆるものがデカくてめちゃめちゃよかった。

水曜日はあのYoshinori HayashiさんがAstral Weeksというリスニングバーでプレイすると聞き、行ってみることに。

素晴らしいシステムと美味しいお酒がありめちゃめちゃ良い店だった。林さんとも初めてゆっくり話せてよかった。

スピーカーめっちゃ素晴らしかった。
なんと美味しい焼酎ソーダが飲める。これはレア

その後はMayurashkaさんおすすめのPicabarへ。適当に頼んだオレンジワインとアリオリポテトがめちゃめちゃ美味しかった。

オーストラリアはどこの街でも多くのバーが外のスペースを設けている。屋内禁煙が原則不可なので必然的にこうなるのだが、土地が広いっていいなー、と小さい島国の人間は思うのだった。

その後も何件か連れ回され(?)完全にベロベロになって帰宅した。何年振りかの千鳥足だった。

翌日は海の方に連れて行ってもらった。フリマントルという南西側の港町。

ヨーロッパの各国の建物が混ざったような街並みで、とてもおもしろい。アジアンフードもあるが、ここはイタリアンやフレンチレストランの方が目立っていた。

ビーチもとても気持ちよかった。

現地の人は「もっと南に下ったビーチが一番綺麗なんやで」と教えてくれた。次に来たら行ってみたい。

普段地方都市に住む自分にとって、パースは土地もコミュニティも大きさがちょうど良く、かなり性に合う。家族を連れてきたいな。

晩御飯に美味しい中華を食べた。値段もそこまで高くなく、海外で食べた中華レストランで個人的にコスパNo.1である。

左からチャーハン、ローストダック、ローストポーク特にポークがカリッカリ。熱い油かけて調理する系のやつ。
このインゲン豆と海老の炒め物がニンニク効いてて絶品だった

星4なはずがない!4.8ぐらいあげてもいい。

パース(Vertigo)

今日はパースでのDJの日。パースではたくさんアテンドしてもらって楽しんだので、すでに寂しい気持ちもある。

今日のベニューはGoodwill Club。地下で照明暗め、天井が低く低音がしっかり出ていて好みのベニューだ。今夜はかなりミニマル目にやりたい。

僕の前のLALA、素晴らしいセットだった。

今夜はミニマルブレイクビーツやミニマル極太ベース2ステップ、変なテクノなどでまとめたが、フロアにハマって楽しかった。

Deepest Downtownなど、自分の曲で盛り上がるのは嬉しい。最後は少しだけジャングル。

プロモーターのコナーと出会った日にシティポップ等日本の音楽の話になり、井上陽水のPipopaを教えると、とても気に入ってくれた。その翌日にコナーと行ったバーで誰がかけたのか分からないがPipopaがかかった。こんな奇跡あるんやなぁ、と二人で笑っていた。

なのでセットのクロージングはPipopa。コナーがとても喜んでくれた。縁のある曲だ。

楽しかった。パーティーは2時に終わり、翌日アデレードへのフライトは7時。寝るのはリスキー過ぎるため、ホテルで起きつづけるしかない。

アデレード(Sidebyside Festival)

ヘロヘロで空港へ。フライトでもあまり寝られなかった。今日のフェスティバルに緊張しているのもあったかも。頭の中でDJしていた。

到着してすぐMake A Danceの二人と合流して同じ車でホテルへ。彼らは3時からプレイする。彼らも前日パースでDJがあったため寝ていない。これがDJライフである。

ホテルで少し選曲して、1時間ほど仮眠をとり会場へ。

めちゃめちゃDIYでビジュアルとデコレーションがかわいい。ほっこり系のフェスティバルだった。

たくさんの椅子とテーブル、ハンモックが用意されていてすぐ休憩できる。マジックショーも!
ウォーターボトルで作られた照明。何歳になってもこういうものが愛おしくなる性格である。
システムはファンクションワン!Mr. Hoの時間(3:30-
6:30)はまだまだ人入りが少なかった。人入りが遅いのはオーストラリアあるあるだ。
1ヶ月に二回もマイケルと一緒にプレイできるなんて!
アデレードは歴史的にベトナムからの移民が多いらしい。フードもベトナミーズテイストな餃子とサラダ。フェスで美味しい生野菜とれるのたすかる。

自分のセットは今回のオーストラリツアーの反省を活かしたセットになった。

前半はベースがでているパーカッシブな四つ打ちとトランシーな古いハウスでしっかり踊ってもらいつつ、後半人が集まってからベースたっぷりのエレクトロやレイヴっぽいブレイクビーツ。

会場の明るさの変化と人入りに上手くハマったセットになり、会心の出来だった。これまでのフェスでよくかけていた曲をほとんど使わなかったので、成長できた気分になった。

たのしかったー!

色々悩むシーンが多かったオーストラリアツアーだったが、反省を活かしたセットがハマって本当に気持ちよくツアーを締めくくることができた。

Mr. Ho、Make A Danceと
少しだけだったがMerveのハウスセットよかった。

出来事が多くてnote大変長くなってしまった。これでもだいぶ省いている。

帰りのマレーシア航空で人生ベストの機内食を食べた。チキンマサラカレーだ。オーストラリア色々食べたけどカレーは食べていなかったので頭にビリビリくる味で最高だった。

クアラルンプールで6時間半乗り換えを待つので、人生初エアラインの有料ラウンジを使ってみた。

飲み食べ放題でシャワーや仮眠室、喫煙室など必要なものがまとまっている。8000円ぐらいするが、6時間もいるなら総合的に元は取れる気がする。お腹は空かせて行った方がいい。カレー美味い。


ということで京都に帰ってきた。
大雪て激寒。温度差やばすぎる。

これにてオーストラリアツアー完。

おわり

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