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糸魚川翡翠

ヒスイ(翡翠)は宝石の一種で、古くから東洋で珍重されていた宝石です。
古くから日本で広く長い間にわたって利用された考古学的に重要です。
さらに、ヒスイが生成されるのは、地球の奥深くのみであり、
産出されるのは日本のような沈み込みが激しい地域でのみ産出されることが特徴です。

そのため、日本のような沈み込み帯でのみできる『日本ならでは』の石であるため、
2016年9月24日に日本鉱物科学会が『国石』に選定しました。

ヒスイが一部のエリアが天然記念物に指定されるなど、大事に保全されて来ているおかげで、ヒスイは今でも野外で見ることができ、将来の人たちも野外で見ることが保障されていることも国石としてふさわしいと評価されました。

ミャンマーの方で産出されるヒスイと日本で産出されたヒスイを明確に分けるために、
新潟県糸魚川市で産出されるものを糸魚川翡翠、北海道日高市で産出されるものを
日高翡翠と呼び分けています。
今回ご紹介するこちらの翡翠は、糸魚川翡翠です。

糸魚川翡翠とは、新潟県の糸魚川で産出された翡翠です。 翡翠の中でも美しい白地に優しい緑を含んでいるのが特徴です。 糸魚川翡翠は、天然記念物となっており、現在は採掘できません。 そのため、糸魚川翡翠の流通量は少なく、色合いの美しい石は希少価値が高くなっています。
現在は採掘できないので、過去採掘しておいたものを少しずつ出して加工しているのが現状ですので、ビーズ状に加工するのはロスが多いため、現在はあまりそういった加工はされていません。ラフカットのものを研磨し、ラフカットのブレスレットにするか、ペンダントにすることが多いです。

そもそも一連全て糸魚川翡翠で作られているブレスレットはなかなかない逸品といえます。

今後手に入るかどうかがわからないため、人徳を高め、道を示してくれるとされる
東洋最強の護符である糸魚川翡翠を相棒に迎えられてはいかがでしょうか?

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