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レムリアとは?聖書的世界観の復活 1


ロシレムに「レムリアン」の名前が付いたのは、特徴的なレムリアンレッジと、そのふくよかな形がブラジルのレムリアンシードとよく似ていたからかもしれません。


また時期的にレムリアンシードが出て来た時と重なるんですよね。


ロシレムの命名は2001年の911の年ですが、鉱山自体は昔からあって。

今回入荷の際にロシアのセラーさんに詳しいお話をお聞きしたのですが、現地ではそれよりずっと前から「不思議な形をした石」として出回っていたそうです。

キャサリン・クラコリーチェは、同じ現地の水晶でも差別化してロシレムを専売特許にしましたが、その視点はきっと私がロシレムに対して持っている視点とは違うだろうなと思います。


私の視点―――パンゲア大陸のプレートテクトニクスという地殻運動からの視点は、地球からの視点ですが、きっと彼女の視点は宇宙的な上から見下ろすような視点だったのではと思います。


私はプレートという下からの視点で、ロシレムの情報とインパクトを受け取りました。そしてそれはより私の地球への関心、生き物や人間の歴史についての興味を掻き立て、理解を促してくれました。

ブラジル産のレムリアンシードが猫も杓子もレムリアンシードになったので、ロシアでは二の舞にならないようと商標を取ったのかもしれませんが、ウラル山脈の成り立ちとプレートのことを考えたら、ロシレムに関してはその必要はなかった、余計なことだったのではと思ってしまいます。


レムリアンレッジは、年輪のようなものだと思います。水晶には成長線が入るもので、無い方が人工的でおかしいのですが、レムリアンレッジの見事な成長線は他の水晶にはない神秘的なものがあります。まるでバイオリンの弦のように、触ると音を奏でそうな、メッセージ性があります。


そのふくよかな形状もレムリアンらしい特徴です。しかし、初期のレムリアンシードは、今よりも細かったというのを聞いたことがあります。



最近オールドレムリアンなる初期レムリアンシードが日本に入荷したようです。


どれどれと思って画像を見てみると、噂通りまるでレーザークォーツのように細いポイント。
細かったと言われる初期のレムリアンシードらしい形です。


レーザークォーツの産地のディアマンティーナはセラドカブラルに近いので、ほっそいポイントが出るのも不思議じゃないんですよね。

でも、私がレムリアンに抱いていたイメージ、ふくよかでまるで妊婦のような豊かさのあるイメージはそこにはありませんでした。

そして、代わりに画像から見えて来たのは、男神のイメージです。


一神教の祖のようなイメージ。


レムリアンシードは女性の石だと言われています。
現地のブラジル人のセラーさんが言ってましたし、私もそのように感じます。


けれどオールドレムリアンには男性のイメージが浮かびました。
尊さのある精神的な男性性で、肉体的な男性性とは違うイメージ。

思わず崇め奉りたくなる人がいても不思議ではありません。


そしてなぜか天皇のイメージが見えたのは、ちょうど皇室の騒動がヒートアップしていたのもあるでしょう。


オールドレムリアンがこの時期にこのタイミングで日本にやって来たのは、なるほどなあ、、、と思ったのでした。


多分昭和が終わってから、一番の皇室の危機だったと思います。


天皇制は日本の一神教で、皇室崇拝は基本的にはイスラム教の原理主義とあまり変わりありません。

しかも平成になってから、戦争責任があった昭和と違って皇室の評価はどんどん上がり、保守化も進んでいます。
皇室に関しては、平成は正義のような時代でした。


オールドレムリアンから見えて来た一神教の開祖のイメージ。


そして何本も並んでいるオールドレムリアンを見て、やがて巨神兵のイメージがやって来たのですが、きっと石の細さと、レムリアの終焉が火によって終わったせいもあるでしょう。


巨神兵は破壊神ですが、巨「神」兵ですからね。
あれも神のイメージなんですね。


もしかしたら初めは創造神だったのかもしれません。


オールドレムリアンがいつ頃からあるのかわかりませんが、今一番古いブラジル関係の業者さんは80年代から始めたと言っていました。オールドレムリアンも確認出来る限り、80年代のもののようですが。


80年代と言えば、85年に「風の谷のナウシカ」が公開されているんですよね。


そして80年代の終わりに、平成が始まったのですが、こう考えると、レムリアンシードの歴史は丸っと平成と共にあるんですね。

もちろん今もレムリアンシードは発掘されてますが、オリジナルのセラドカブラル産は大分レアになりましたし、今はバイーアがメインです。

平成のレムリアンシードの人気はほとんどブームと言えるほどで、「あんなにたくさんあったのに(まさかこんなにレアになるなんて)...」と業者さんが後悔するほど、平成の終わりに連れてどんどん見なくなったようです。


レムリアンシードは女のはずなのに、だからレムリアンは女性的な時代のはずだったのに、オールドレムリアンはどうしても男性に見えてしまいます。


こんな風に石から人のようなイメージが浮かぶのは初めてです。


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