「セルフスタイリング」／リーダーシップ・チャレンジ2024開催レポートvol.12
リーダーシップ・チャレンジ（大隈塾）は10月26日（土）、第12回講義として政近準子さん（パーソナルスタイリスト、ファッションレスキュー代表取締役社長）による講義とワークショップを実施しました。
テーマは「自分の伸びしろを服装から広げる」です。
政近さんスタッフ、リーダーシップチャレンジ事務局で記念写真
内容は…
・「個性」から「素」へ
・「タフ」と「エレガンス」
・身だしなみは相手に対するギフト
・部下に憧れられるような服装をしているか
・サステナブルであること
・服装で社会は変えられる
・TPPOSM（TPO + Person、Social、Mindfulness）
・スーツを着ない時代の仕事着 など
今回は、ビジネスパーソンとしての信念や覚悟を、服装や雰囲気を通じてどう相手に伝えるかを考え、実践しました。
これを政近さんは「装力」と表現しています。
ワークショップでは、政近さんの会社「ファッションレスキュー」が主催するファッションスクールから有志の方7名がスタッフとして参加し、ネクタイやメガネ、スカーフ、ベルト、帽子などの小物や、ベストやジャケットも多数持参していただきました。
政近さんやスタッフのみなさんからアドバイスを受けながら、受講生のみなさんもそれぞれの「装力」を実践されました。
これを機に、会社でリーダーとして活躍されている受講生のみなさんにも、装いを通じて日本を変える一助を担っていただければと願っています。
🖊️受講生の講義レポートより
「装力」とは見た目に対する意識のことで、教養であることが様々な事例を通して良く理解できました。スポーツと同じように基本ができていない状態では応用は成り立たないこともよくわかったので、海外に出たり、海外の方に見られたりすることも意識しながら恥かしくない日本人になった上で、イタリアンスタイルを着こなせるようになりたいと思いました。
「装力」という概念を知ることができたのがよかった。個人としてという意識はあったが、組織としての在り方や価値観を服装・外見で表現するという意識はなかったので、気付かされた。
すぐにでなくとも、スーツなどフォーマルな洋服を買う際には今回講義で学んだ内容を咀嚼してから選ぼう・作ろうと思った。
ファッションが持つ力、与える影響力、服装が発するメッセージというものを初めて自覚しました。クールビズは自分が涼しければ良いのではなく、相手から見て涼し気でないといけないというキーワードが印象的でした。いつも同じ服装、選ぶ基準も限定的＝変わらない思考にも通じているものと思料。自分にあったブリティッシュを見つけたいと思います。
服装で信念や覚悟を示すことができるし、相手に敬意を示すことやアピールをすることもできるが、信用を損なうことや失敗することもある。衣食住と言われる中で、食や住には意識や知識を持つ人は多いが、衣には意識を持っていても正しい知識で体得している人はほとんどいない。服装に流儀を持つことで得られる効果を会社や子供に伝えていきたい。
🕰️タイムテーブル
13:00〜13:10 オープニング、チェックイン
13:10〜13:30 ダイアログ
13:30〜14:30 政近準子さん 講義
14:30〜14:40 質疑応答
14:40〜14:50 休憩
14:50〜16:20 セルフスタイリング実践
16:20〜16:40 ダイアログ（感想、シェア）
16:40〜16:50 政近準子さんから、まとめ
16:50〜17:00 クロージング、次回のお知らせ
👤講師プロフィール
政近準子（まさちか じゅんこ）
日本におけるパーソナルスタイリスト創始者・ファッションレスキュー社長。 大手アパレル（株）東京スタイルを経てイタリアへ移住。政治家、 会社経営者、起業家を主な顧客とし幅広い層のスタイリングを手がけ、ファッションレスキュー全体で、累計顧客2万人超。日本初、百貨店高島屋にてパーソナルスタイリングカウンターを持った。NHK「あさいち きわめびと」をはじめ、Eテレではファッション教育番組の連載を持つ。著書１２冊。その人の生き方をスタイルに落とし込むパーソナルスタイリングの概念、職業としての認知を広めたが、今後は、ファッションによって社会をもっと良くしていくためのファッション教育に、より力を注いでいく。
❓リーダーシップ・チャレンジとは
リーダーシップ・チャレンジ(LC)は、会社で仕事(社業)を通じて社会に貢献する人材を育てる、ということをミッションにしています。
そのために、ヒューマンスキルを磨き、リーダーシップを身につけ、幅広い見識、判断力、思考力を学びとり、業界業種を超えた人脈を構築するビジネススクールです。
開講から20年目。本研修を学んだ受講生たちが日本国内のみならず、世界の色々な都市で活躍しています。
2022年度からは若手版のプログラム「キャプテンシップ・チャレンジ」もスタートしました。
私たちはこれからも、有能な人材を育み、社会に貢献していきます。
リーダーシップ・チャレンジ 2023開催レポートvol.12
2024年11月5日発行
大隈塾事務局(一般社団法人ストーンスープ)
田中渉悟 tana.sho.2602@gmail.com
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