「仕事術」／キャプテンシップ・チャレンジ2024開催レポートvol.3
📖講義内容
若手社会人向けのプログラム「キャプテンシップ・チャレンジ」は11月9日（土）、2024年度の第3回講義を実施しました。
講師は駒井正義さん。元三井物産の副社長であり、大隈塾の「塾頭」でもあります。いつもはリーダーシップ・チャレンジで中堅のみなさんに話している内容を、若手向けにアレンジしてもらいました。
今回のテーマは「仕事術」。
「会社の中でどう楽しく、面白おかしく生きるか」4つの条件と、「組織で働くための9つの重要項目」についてを中心に、講義をしました。
今回の目的は
・組織で活き活きと働くにはどうすればいいか、考える
・メンバーのみんなでお互いのことを知る
講義の前半では「会社の中でどう楽しく、面白おかしく生きるか」の4つの条件を中心に話していただきました。
4つの条件とは
・心身ともに超絶健康であること
・言いたいことを言って、やりたいことをやる
・周囲、組織に認められているか
・自分がやっていることが自己実現に向かっているか
です。
人生の中で気力も体力も充実している時期である20代30代を、どうやっておもしろおかしく会社で生きていくか。駒井さん自身のエピソードも織り交ぜて語っていただきました。
後半では、前半の4つの条件を踏まえて、受講生のみなさんに伝えたい項目を9つ挙げていただきました。
これらの9つのメッセージの締めくくりとして「いいリーダーとは、いい教育者である」と自身の教育論を語っていただきました。
「どれだけ仲間、とりわけ後輩のために自分の時間を割いてあげられるか」。
この問いが投げかけられると、キャプテンシップ・チャレンジに集まった20代後半から30代半ばのみなさんが、深くうなずいているのが印象的でした。
現場のリーダー（キャプテン）として、後輩や下の代の人たちと協働する機会が多い彼ら彼女らにとって、この言葉は実感を伴うものであったのだと思います。
🖊️受講生の講義レポートより
自身が「どのように働きたいのか」、「何のために働いているのか」ということを見つめなおすきっかけになりました。
組織の中での働き方、周りの社員との協力、取引先とのかかわり方などのについて、駒井先生の実体験に基づく具体的な方法を聴くことで、自身にはなかった視点での考え方を得られました。
絶対的な会話力をもつために、より多くの人の話を聞くこと。 社外ももちろんですが、まず社内にチャンスはたくさんあるので、心がけるだけで行動が変わると感じました！私だけでなく、チームで心がけるだけで、全員でレベルアップしていけると感じました。
「100年余りの人生を通して自分がなにを成し得たいのか」を考えたいと思いました。生きていく上での軸のような部分というか……。その上で、努力や勉強の方向性を正しいものにしたいです。自分が自分のことを「かっこいい！」と思えるように、たくさん勉強したいと思いました！
駒井さんのお話を聞いて改めて言語化することの大切さを実感しました。 言葉にすることで自らの方向性を再認識することができ、マインドをセットすることで自ずとその道筋に向かうことができるのだと考え学びや気づき、自分のなりたい将来像や夢をコミュニケーションの中で積極的に話してチームに共有していきたと思います。 最後に良い教育者は「他人の心に火をつける」というお話は非常に共感ができました。 自分も誰かの心に火をつけれるような人物を目指したいと思います。
🕰️タイムテーブル
13:40 開場
14:00 駒井正義さん講義（前半）
15:10 休憩
15:20 駒井正義さん講義（後半）
16:00 グループダイアログ
16:20 質疑応答
16:55 クロージング・次回予告
17:00 終了
👤講師プロフィール
駒井正義（こまい まさよし）
三井物産株式会社前副社長、リーダーシップ・チャレンジ（大隈塾）塾頭 1949年8月3日生まれ。73年早稲田大学商学部を卒業後、三井物産に入社。本店鉄鋼第三部を振り出しに、97年厚板鋼管部鋼管室長、98年関西支社鉄鋼部長、2005年東北支社長、07年執行役員駐中国副代表、10年専務執行役員、11年代表取締役副社長執行役員、14年退任。 趣味は野球。
🏢2024年度参加企業 (順不同・敬称略)
受講企業
セブン-イレブン・ジャパン
セブンドリーム・ドットコム
NTTデータ
NTTデータMSE
三井住友銀行
三井農林
再春館製薬所
ルミネアソシエイーツ
綿半トレーディング
内閣府
デジタル庁
アクセンチュア（個人参加）
NOKOS（個人参加）
UDトラックス（個人参加）
キャプテンシップ・チャレンジ 2024開催レポートvol.3
2024年11月22日発行
大隈塾事務局(一般社団法人ストーンスープ)
田中渉悟 tana.sho.2602@gmail.com
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