サークルで謎解き座王をやった話
まえがき
まえがき
こんにちは、石神しらすこと申します。
先日algo内で顔合わせ会というものが行われました。
(ここ2年ビラ配りを頑張ったりしたせいか、謎解き人口の増加によるものかalgo今95人くらいいるらしいです(ちょっと引いている))
有志で色々な企画を行ったのですが、私はその中で高井茅乃様の動画より謎解き座王(https://youtu.be/BRRZVcdLgTs?si=EIJQgiZ-n9aL0b0z)を企画したので記録として記事に残すことにしました。
早押しボタンを作りました!!!
企画するにあたって「ちゃんとした進行がしたい」という気持ちが強く有りました。顔合わせ会には(最終的に)80人弱が参加することになっており、今どのような状況なのかが誰でも分かるような仕組みが必要だと考えました。
早押しボタンがあれば解答権整理を自動的に管理/表示できますし公平性も保てます(あとテンションがアガる)。しかし、ちゃんとした早押しボタンは高価で用意できません、ハヤオシピンポンブーやWEBソフトを使う手もありましたが、オーディエンスにリアルタイムに状況を見せにくいという懸念点がありました(あと見た目的にもちょっと残念かも)。
そこで、早押しボタン・問題選択・出題の機能を1つにしたソフトを作ることにしました。
(この考えに至ったのはリドラの謎解きチャンネルで早押しボタンを自作していたという先行例があったのも大きかったです。)
幸いマイコンのArduinoやゲームエンジンのUnityを軽く触ったことがあったので実装方法は割と見えていました。
Arduinoでボタンが押されたかどうかを感知し、Unityにシリアル通信でどのボタンが押されたかUnityに送信。Unity側では下図のような画面を行き来して出題・判定をスムーズにできるようにできました。
私自身初心者ではあるので実装は大変でしたが最終的にうまく行って良かったです。本番ではこの画面をスクリーンに投影することで全員で問題を見つつ解答中か確認できるという当初の目標を達成しました(PCにスピーカーをつけ効果音も聞きやすくしました)。
謎解き座王のルール
今回の参加者は8人、椅子は7脚あり、各椅子には謎解きのジャンルが書かれている。
①生き残っている人全員で椅子取りゲームを行う。
②椅子に座れなかった人(1人)は誰と戦うかを宣言する。
③椅子に座れなかった人と宣言された人は「宣言された人が座った椅子に書かれたジャンルの謎」で対決する。
④負けた人はその場で脱落。「宣言された人が座った椅子」をゲームから除外する
⑤残り1人になるまで①〜④を繰り返し、最後まで生き残った人が座王となる。
今回のレクでは難易度易しめの第1ゲーム「ワクワク」と難易度高めの第2ゲーム「バチバチ」を行いました。
第1ゲーム 「ワクワク」
椅子に貼られたジャンルは「なぞなぞ」「なぞなぞ」「アナグラム」「チマタグラム」「和同開珎」「ノンジャンル」「消滅」の7つ
各ジャンルの開始時の説明
なぞなぞ
シンプルななぞなぞ。
アナグラム
表示される言葉を並び替えてできる言葉を答える。
チマタグラム
表示される言葉から1文字抜いた上、
並び替えてできる言葉を答える。
和同開珎
全ての矢印の前後で熟語ができるような、
?に入る熟語を答える。
ノンジャンル
シンプルな謎解き。
消滅
「何か」が消滅した謎解き。消滅したものを推測し、
「謎の答え」を答える。
「ワクワク」謎一覧
「ワクワク」の解説/裏話
この下から「ワクワク」の答えが続きます。
謎を解きたい方は先に解いてからご覧ください。
特に言う事なし。
早押しっぽい言葉を答えにしました。
問題画像を出すと同時に読み上げたのですが、読み上げるときは「負けた」にアクセントを置きました。
「他の問題と関連のある問題ができれば面白いな~」と思いストックから出題しました。
結果的に本家の茅乃ちゃんの座王(問題を視聴者から募集)と差別化することもできたので良かったです。
(なぞなぞ1と順番を固定するため、2つあったなぞなぞの椅子はどちらの椅子を選んでも、なぞなぞ1が出題されるよう運営しました。)
「ワクワク」ということでかなり簡単にしました。
結構それっぽい表情出せたと思います。
一番最初に出題されました。「消滅」ジャンルと「ワクワク」の相性が(難易度的に)悪かったらしく、簡単にしたつもりでしたが皆に先の問題が解けるか不安にさせちゃいました(反省)。
第2ゲーム 「バチバチ」
椅子に貼られたジャンルは「なぞなぞ」「チマタグラム」「和同開珎」「目解きパズル」「ノンジャンル」「消滅」「」の7つ
各ジャンルの開始時の説明
目解きパズル
パズルを脳内で解き、出てくる答えを口頭で答える。
その他
(説明省略)
「バチバチ」で追加された説明
椅子を指定する際は書かれているジャンル名を読み上げてください。
「バチバチ」謎一覧(最終問題以外)
なぞなぞのヒント:答えは「ビリ」を言い換えた言葉が含まれる「運気が上がりそうなもの」です。
消滅:あるものが2つ消えてしまったようです。
またそれが消えた事であるイラストが変容してしまっています。
「バチバチ」最終問題
いよいよ「バチバチ」の第七回戦(最終問題)。
しらすこの「書かれているジャンル名を読み上げてください」という指示により選択できなかった”無敵の椅子”が(しらすこにより半ば強引に)選ばれた。
出題前にジャンルの説明がされることはなく、理由もわからぬまま問題が出題されたのであった。
「バチバチ」の解説/裏話
この下から「バチバチ」の答えが続きます。
謎を解きたい方は先に解いてからご覧ください。
「ゅ」と一緒に使いたい「う」を切れるかどうかがポイント。
結構な難問。ヒントを小出しにしつつ、座王に参加していない人にも話しかけたりして場をもたせてました。
「ワクワク」のノンジャンルの続きもの。
(実は「ワクワク」のときに「おとり」と回答されてめちゃくちゃ焦りました(私の親指は甘く無いのでバツにしました))
見た目の難問っぽさを意識しました(意外と簡単です)。
変な単語が多い。
太陽が消えて外が夜になっていました。
(答えの単語がちょっと難しかったかも(反省))
「バチバチ」最終問題解説
解説:ジャンル説明がなかったことから、このジャンルは既にルールが説明されていると推測することができた。ジャンル名が書かれていないという状況になりうるジャンルを考えると「消滅」があり、「消滅」ジャンルの「しょうめつ」が消えていると考えることができる。「ぎしょうめつ」をあみだくじの通りに並び替えると答えは「つめしょうぎ」となる。
「やっぱり王を決めるのに相応しいのって『大謎』だよな〜」ということで制作しました。(この問題だけ解説表示画面でジャンルの消滅が表示されるようプログラムの例外処理を加えてました。)
おわりに
今回結構力を入れていたので終わった後「面白かった」という声を聞けたので大変嬉しかったです。
また、オリジナルの高井茅乃様へ感謝を申し上げます。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?