見出し画像

2024/9/23~27 投資記録

週間振り返り

 今週は23日(月)が祝日だったため、2週続けて月曜日の商いがなかった。週を通して、自民党総裁選で経済政策を強く訴えてきた高市氏の勝利を折り込みにいく相場展開。日経平均は24日の始値38,171円から27日の終値39,828円と大幅高となった。が、金曜引け後に石破氏が当選するとドル円が急落、日経先物は一時−2,000円とサーキットブレーカー発動に至るほど大暴落している。個人的には高市総理になっていたとしても来週は出尽くし売りと考えていたため、主力銘柄の配当権利をタダ取りした上に大きく利確することができて満足のいく取引内容だった。

9/24

仕事のため相場に張り付けず、引け間際にラクーンホールディングス(3031)を打診買い。好調な業績予想を受けて9/2から上げ続けており、長期チャートが好転したと判断。ただ引けにかけ相場全体が下落し長い上ヒゲ陰線。

9/25

昨日買ったラクーンが移動平均線を下にブレイクし、マイルールの−3%に達したため機械的に損切り。先週買っていたネットプロHD(7383)も同様に損切り。
新規買:メタウォーター(9551)

上下水処理設備の大手。ずっとインフラ関係の銘柄をPFに加えたかったのと、総裁が誰になっても能登の被災に絡む国土強靭化・インフラ強化策は打ち出してくると考え下値リスクは低いと判断。チャートも買いやすい位置。

買った時点では日足連続陽線で、週足25MAを上にブレイク

9/26

日経+1,055円と大陽線をつけた。米株高、円安進行を受けた上に総裁選で高市氏優位との報道が多く折り込みにいく相場展開。権利付き最終日ということもあり、配当再投資に絡む大口の売買も見られ出来高が非常に多かった。
保有の三井物産、NSユナイテッド海運といった高配当大型株が大幅高となり、十分な含み益となったので配当権利取りを決めた。アストロスケールも場中に買い増して夜間PTSで利確。

9/27

総裁選に絡む思惑で乱高下。午後の第一回投票で高市氏が石破氏に30票以上の差をつけて決選投票に進むと、日経平均が引けにかけ+900円の続伸となった。配当権利落ちで三井物産は50円、NS海運は115円、メタウォーターは24円のマイナスから始まるはずなのだが地合いが良すぎてむしろプラスに。

利確:三井物産 2,888→3,252円(364+配当50) 確定益41,400円
利確:NSユナイテッド海運 4,325→4,625 (300+配当115) 確定益41,500円
新規買:浜松ホトニクス(6965)

浜松ホトニクスは光検出器関連で世界的なシェアを誇る電子部品開発企業。NTTのIOWN関連銘柄としても知られるが、顧客の在庫調整で長期下落トレンドだった。本日付けで1:2の株式分割を行い、+6%の大陽線を付けた。今月の出来高は既に7,000万株近く、月足で長い下ヒゲをつけたためトレンド転換と判断した。ただ来週は石破ショックで損切り確定かもしれない…

来週の見通し

 金曜引け直後に石破氏当選発表で一気に円高株安が進行。日経先物−1,770円(+4.44%)、グロース先物−18p(−2.71%)、ドル円142.75(9/27 22:30)

 今日は権利落ちもあり総裁選も終わり月末感があるのだが、30日も相場はあるため石破ショックは9月の月間パフォーマンスを押し下げそうだ。岸田ショックも一週間くらい続いた気がするので、それ以上と考えると来週は厳しそうだ。石破氏の政策で注目しているのは、26年度までに防災庁をつくるというもの。メタウォーターのような為替非連動性のインフラ企業や、国土強靭化関連銘柄は底堅いかもしれない。

来週もご安全に
総資産:2,604,403円(現金比率60%)
年初来:+26.2%

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?