「日記が続かない人にすすめたい!ふりかえりの習慣化に効果があった5つのこと」Stockr活用事例#7|Before After Story
ふりかえりアプリ「Stockr」の使い方や、ふりかえりの方法や習慣づくりについて、Stockrをご愛用くださっているユーザーさまにお聞きしました。
今回お話を伺ったJunさんは、日記や1日のふりかえりを習慣化するべくいろいろな方法を試してきたものの、何度か失敗を経験してきたそうです。
Stockrを使い始めてから現在約1年、はじめはやはり書けない日もあったようですが、ある工夫をしたことから続けられるようになったということで、そのあたり詳しくお話を伺いました。
習慣づくりについて課題感をおもちの方、ぜひお読みください!
ご紹介
ふりかえりをやる時間と場所と、Stockrの使い方
━━ さっそくですが普段のStockrの使いかたを教えてください!どんなシーンでどんな内容を書いていますか?
最近はStockrを開くのは決まって、仕事が終わって”帰宅するために車に乗ったとき”です。車に乗ってすぐにスマホを出して、ふりかえりの時間を作るようにしています。
書く内容は「KPT (Keep、Problem、Try)」のフレームワークを使って、その日一番印象的な出来事について書きます。基本的には音声入力で記録していますね。
━━ 生活のなかでもう固定されているんですね。長くそうしているんですか?
いえ、書く時間は変えました。
以前は帰宅してから夜寝る前にやったりしていましたね。書くボリュームももう少し多くて。でも小さい子供もいますし、そのやり方では続けられなかったんです。
Stockrを使い始めてしばらくして、帰宅前(の車の中)の時間にするように変えたんですが、それからは車に乗ったらスマホを開いて1日のことをふりかえる流れが自然と定着しました。
ふりかえりを習慣的にやりたい、でもなかなか続かない
━━ 続けられないというお悩みを長くお持ちだったんですね。「ふりかえり」を意識しはじめたのはどれくらい前ですか?
3年くらい前でしょうか。
読書が好きで、3~4年前から本の中で「メタ認知」や「自己の客観視」という言葉をよく見るようになったことがきっかけでした。
それから小学生にも「自分を客観的に見る力」の重要性がよく言われるようになって、『「振り返りジャーナル」で子どもとつながるクラス運営 (ナツメ社教育書ブックス)』 を読んだり、勉強会に参加したことで、自分個人にとっても学校の仕事にとっても「ふりかえり」は大事だと思うようになりました。
━━ Stockrをお使いいただく前は、どんなツールを使っていましたか?
はじめは手帳で、それから日記帳で「3年日記」も使ったことがあります。
ほかにも日付が書いていない無地のノートを日記帳代わりにしたり、スプレッドシートを使って友人と一緒にお互いにふりかえりした気づきを書いて、フィードバックやアドバイスをし合うという方法も試したことがあります。
ただどれもなかなか続けられなかったんですよね…
━━ いまは続けられているということですが、変化があったのは時間や場所を(帰宅時の車の中に)変えただけでしょうか?ほかにもポイントはありますか?
Stockrの存在を広告で知ったときには「再発見」の機能が良さそうという印象で、実際使ってみて印象のとおり見返すことでふりかえりが楽しくなりましたね。
そのほかにも自分が続けるのに役立っているポイントがいくつか思い当たりますよ。
━━ ぜひ詳しく聞かせてください!
ふりかえりの習慣化に効果があった5つのこと
① 「やり忘れ」を可視化させない(=カレンダーの表示がない)
まずこれです。
始めたら最後までやりきりたい性格なので、「できなかった日」=に空白ができると、できてる・できてないがはっきり見えて、罪悪感をもってしまうんですよね。
その点Stockrはカレンダーがなくて、何日か開かなくても次に開いたときに空白を感じないし、久しぶりでもいつも通りポイントももらえるのがうれしいです。
② 書く内容や書き方をいつでも変更できる(=ストックの自由度が高い)
ストックの書き方は何度かパターンを変えて試しています。
はじめの頃は、小学校教諭用として紹介されていたふりかえりのテンプレート(1〜6時限目まで各授業ごとに書きこむ)を自作して貼り付けて書いていました。
しばらく試して毎時間のことを書くハードルが高く感じてやめて、今は1日のなかで一番気になったこと・印象的なことを書くようにしています。
いろいろすぐ試せるので、この自由さがいいですね。
③ 書く切り口を決めて、ポジとネガのバランスも意識する(=テーマ設定ができる)
Stockrの「テーマ」も役立っています。
わたしの場合は「Keep」「Probrem」「Try」の3つのテーマを設定していて、内容によってテーマを使い分けます。
この分け方の良いところは2つあって、1つはあとでテーマごとに抽出すると課題感だけ、改善策だけ、など確認しやすくて便利なこと。
もう1つは書く内容について意識しやすいことです。
ネガティブな内容が多くなるとモチベーションが下がってしまうので、普段からKeepとTryを多めにと意識していますが、ちょっと課題感のある出来事を捉えるのにもあえて「Try」のテーマをつけることで反省の先を考えることができたりします。
④ やったことへの報酬がある(=ポイントと称号の付与)
ストックや再発見をするとポイントが付与されて、称号が上がっていく仕組みは単純に嬉しいです。
なにか物理的な得があるポイントではないとしても、毎日のポイント加算でモチベートされるし、次の称号がなにか気になるんですよね。
⑤ 時間とシーンを決める
これは機能ではないですが、ふりかえりをやる時間を帰宅後から帰宅前に変えてから忘れないようになりました。
Stockrも1日2回の固定通知があると思うんですが、自分の生活時間にはちょっと合わないので、別のアプリのリマインダーを使って終業後の時間に通知されるようにしています。
Stockrも好きな時間に通知を設定できると嬉しいのですけど…
━━ 通知の時間設定、改善してまいります!
Junさんは「これをやってみよう」と思ったら、それができる仕組みをつくろうとされるのが素晴らしいと思いました✨
ふりかえりをやる意味
━━ ふりかえりを始められたのは本や勉強会で重要性を知ったことがきっかけということですが、ふりかえりをやることの良さはどんなときに感じますか?
まず、普段考えたり気づいたりしていることを何もしなければ多分翌日には忘れてしまうのが、もったいないじゃないですか。
書き留めておけば考えたことが無駄にならない感じがするし、実際にあとから役にたつことがあるんですよね。
それと以前の自分がどんな考え方をしていたのか・どう変わってきたのか、客観的に考えて文字で記録しているからこそよく分かります。
それが分かるのが面白いし、成長できているなと感じられるのがいいですね。
再発見で知る自分の変化
━━ ふりかえりをすることと同じくらい、再発見で過去のストックを見ることも大事にされているんですね。再発見の感想を聞かせてください。
再発見で、過去の自分を捉えなおすことの良さを感じましたね。
悩みすぎていたり、何か勘違いしていることもあったり、「あのときの失敗が今に活かせているな」と実感できたり、たった1年ほど前の自分なのに、今の自分とは違う考え方・捉え方をしてることがわかるんですよね。
逆に考え方が全く変わっていないことには「これが自分の価値観の中心にあるんだな」と気づくこともあります。
考え方や視点の深まり・広がりを実感できるようになりました。
「日記が続かない人」にはぜひおすすめします
━━ どんな人にStockrを進めたいですか?他のユーザーさんへメッセージをお願いします!
日記がなかなか続けられない人には実体験から本当におすすめします!
Stockrは機能面でサポートしてくれるので、心持ちや行動の面で気を付けるのはこの3つくらいです。
日々ふりかえりをする人が増えたら嬉しいです!
━━ メッセージありがとうござます!
最後に、どんなストックをしているかシェアしていただけますか?
━━ Keep、Problem、Tryのストックをそれぞれシェアしてくださりありがとうございます!
Keepのストックにある「1人では頑張れない時こそ、外部の力を借りるなど、工夫して生活していきたい」という考え方が、Junさんの行動や思考に根付いているのだなと感じました🌱
終わりに
Junさんの、一度空白ができてしまうとモチベーションが途切れてしまうとお話、私自身の毎年嬉々として手帳を買うもののたびたび真っ白な期間が生まれてしまう習性からもすごく共感しました🙈
実はStockrにカレンダーがないことや、投稿日時があまり目立たないように表示されているのは、まさに「しばらく書きこみできなくても、いつでも後ろめたさなく戻って続きを書ける」ことが狙いです。こんな感想をいただけて嬉しいです…!
Junさんが続けられたポイントとしてあげてくださった5つ、もし同じように続けることにお悩みの方がいれば、まずはJunさん方式をお試ししてみてはいかがでしょうか。
もしそれで上手くいったら、またぜひお話を聞かせてください!
次回Stockrイベントを2023年3月9日(木)に開催します!ご参加お待ちしています!
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