見出し画像

テンバガー候補2024年最新版 大化け期待の日本株3社を予想

バブル以来の高値更新に沸く昨今、続々と大化け株を輩出し続けている日本株市場はテンバガー候補株の宝庫と言えるでしょう。

実際問題、今年も残り半分となった時点でフォーサイド(2330)など計3社がテンバガー銘柄と相成りました。

「2024年こそ、次なるテンバガー候補を見つけたい」

そんなお気持ちで当noteをお読みいただいている方も多いかと存じます。

僭越ながら投資歴18年の筆者が、大化け期待おすすめの低位株を3社ピックアップしてみました。

各銘柄の解説を行っておりますので、最後までお付き合いいただけますと幸いに存じます。

高騰株を次々的中させる元証券マンの投資手法に迫る



テンバガー候補のスクリーニング条件

2024年のテンバガー候補をご紹介させていただきます前に。

今回、銘柄を選定する上で使用しましたテンバガー候補のスクリーニング条件を公開いたします。

  • 株  価:1,000円以下目安

  • 時価総額:500億円以下

  • 市  場:グロース市場、スタンダード市場

  • 業  種:情報・通信業、サービス業

  • 上々年月:5年以内目安

  • 業  績:3期連続で営業利益増加率が平均15%以上

  • 財  務:営業キャッシュフローが黒字(直近決算期)

  • 大 株 主:創業者・オーナーが筆頭株主(もしくは第2位株主)

  • テ ー マ:国策、時勢に合ったもの

ご存じの方も多いかと思いますが、株価や時価総額の低い新興市場株がテンバガーになりやすい傾向がございます。

具体的には株価1,000円以下、時価総額500億円以下で探されている方が多いのではないでしょうか。

しかし低位株(ボロ株)のように、株価が低いということは、相応の理由を伴っているケースも少なくありません

例えば、業績や財務状況が芳しくない、話題性がなく時勢に合っていないなど理由は様々。

特に業績や財務状況が芳しくない場合ですと急騰・急落のリスクが高く、初心者の方には不向きの投資対象です。

そのため当記事では、一般的なテンバガー候補の条件にプラスして、業績・財務状況を考慮したスクリーニングを行いました。

高いポテンシャルを有しながら、企業の健全性も確保しつつ、時勢に合った銘柄をピックアップ。

24年は物流テックを始め、引き続き脱炭素や子育て支援などの国策銘柄に投資妙味ありと踏んでいます。

注目テーマに沿って、中長期的に大化けが期待できるテンバガー候補3銘柄を予想しております。


2024年のテンバガー候補①Rebase(5138)

  • 銘 柄 名:Rebase(5138)

  • 株  価:886円

  • 時価総額:40.8億円

  • 市  場:グロース市場

  • 業  種:情報・通信業

  • 上々年月:2022年12月

  • 業  績:平均営業利益増加率 22.0%

  • 財  務:営業キャッシュフロー 375百万円

  • 大 株 主:代表取締役CEOが第2位株主(佐藤海氏 17.7%)

  • テ ー マ:シェアリングエコノミー関連

Rebase(5138)は、レンタルスペース予約プラットフォーム『インスタベース』の運営を手掛けている企業です。

同サービスでは、会議室やテレワークスペース、古民家や撮影スタジオ、ダンススタジオなど多種多様なスペースを提供。

掲載数は全国で3万1000件超、リピート率は平均68%。国内最大級のプラットフォームとなっています。

Rebase(5138)の事業概要(引用元:株式会社Rebase

同社は昨今注目を集めているシェアリングエコノミー関連銘柄となっています。

シェアリングエコノミーとは、個人が所有するモノや場所、スキルなどを不特定多数の人と共有(シェア)するという考え方です。

必要な時だけ自転車・自動車が利用できるカーシェアリング・サービスなどが代表的な例でしょう。

統計的に見ても収入は増えていないにも関わらず、物価高や増税などが続き、消費者側からすれば厳しい一年となった2023年。

33年振りとなる高値を更新した日経平均株価とは裏腹に、消費者態度指数は過去15年間でほぼ改善が見られません。

消費者態度指数(引用元:内閣府

収入が増えずに物価が上がれば、消費者のアクションが『いかに出費を抑えるか』に収れんするのは然るべきでしょう。

それを裏付けるかのようにシェアリングエコノミー市場の市場規模は過去最高の2兆4,198億円を記録

2030年度には14兆2,799億円にまで市場が拡大すると予測されています。

つまりシェアリングエコノミーは、今後の成長が期待されている分野なのです。


ちなみに当noteでは今回、中長期的な目線で銘柄を選んでおります。

短期急騰株が知りたい方は、特権階級の人々向けに投資アドバイスをしていた投資家を頼ってみてもいいかと思います。

今は個人投資家向けに効率的な銘柄の探し方を無料で教えてくれるそうで、「すぐに成果が出る」と評判は上々。

アンテナを広げ、参考にできる部分は積極的に吸収していった方がいいでしょう。


2024年のテンバガー候補②リニューアブル・ジャパン(9522)

  • 銘 柄 名:リニューアブル・ジャパン(9522)

  • 株  価:1,034円

  • 時価総額:309億円

  • 市  場:グロース市場

  • 業  種:電気・ガス

  • 上々年月:2021年12月

  • 業  績:平均営業利益増加率 98.9%

  • 財  務:営業キャッシュフロー 3,686百万円

  • 大 株 主:代表取締役社長の会社が筆頭株主(H&Tコーポレーション 37.1%)

  • テ ー マ:脱炭素関連 

リニューアブル・ジャパン(9522)は、太陽光中心に再生可能エネルギー発電所を展開する企業です。

太陽光・風力・水力など再生可能エネルギー発電所の開発、発電、運営管理などを一気通貫で手掛けています。

全国30箇所に拠点を設けることで、地域に根差した事業活動を行っています。

また23年10月には東急不動産(3289)との提携を発表。

スペインやイタリアなど南欧地域で、合計1ギガワットの再生可能エネルギー発電所の開発と保有を目指すとのこと。

同社の事業は、現政権が公約として掲げる国策テーマ:脱炭素(カーボンニュートラル)関連に区分されます。

脱炭素とは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出量をゼロにしようという取り組みのこと。

岸田政権は「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」との方針を固めています。

2050年カーボンニュートラル目標達成に向け、令和5年度は1.6兆円規模の予算が設定されています。

なんと言っても国策テーマ株の魅力は、産業を発展させるために国が多額の資金を投じる可能性が高いこと

国が後押ししてくれているわけですから、国策に関連する事業の株価は当然上がりやすくなります。

『政策に売りなし』といった相場格言にもあります通り、RJに限らず脱炭素関連は長期的に注目しておいて損はないでしょう。


2024年のテンバガー候補③シノプス(4428)

  • 銘 柄 名:シノプス(4428)

  • 株  価:1,088円

  • 時価総額:68.0億円

  • 市  場:グロース市場

  • 業  種:情報・通信業

  • 上々年月:2018年12月

  • 業  績:平均営業利益増加率 23.1%

  • 財  務:営業キャッシュフロー 306百万円

  • 大 株 主:代表取締役の会社が筆頭株主(合同会社南谷HD 33.76%)

  • テ ー マ:物流テック関連

シノプス(4428)は流通業向けAIサービス『sinops』の開発・販売を手掛けている企業です。

同社のsinopsシリーズは、在庫管理に特化した需要予測型の自動発注システム。

リアルタイムで在庫を把握でき「何が、いつ、どのくらい必要なのか」をAIが予測してくれるソフトウェアです。

(引用元:株式会社シノプス

パッケージ販売、クラウドサービス、導入支援サービス、運用支援サポートサービスの4つのサービスを軸に事業を展開しています。

今回テンバガー候補としてシノプスを選定させて頂いた理由は、2024年の注目テーマ:物流テック関連銘柄であること。

物流業界は現在“2024年問題”という重大な課題に直面していることはご存じでしょうか?

“2024年問題”とは働き方改革法案により、ドライバーの時間外労働時間が年間960時間に制限されることで生じる問題のこと。

このまま策を講じなければドライバー不足により輸送能力が低下し、物が運べなくなる可能性が指摘されております。

物流業界の過渡期とも言える“2024年問題”に一石を投じるのが『物流テック』です。

物流テック市場の需要が拡大していることを示唆するように、シノプスも順調に契約数を伸ばしています。

有償アカウント数は前四半期比197アカウント増の10,211アカウントとのこと。

シノプス(4428)の契約数推移(引用元:株式会社シノプス

今まさに“脂が乗っている”シノプス、テンバガー候補の有力候補と言っても過言ではないでしょう。


2024年のテンバガー候補まとめ

以上3銘柄を2024年のテンバガー候補として解説させて頂きましたが、いかがでしょうか。

今回はスクリーニング条件も公開させて頂いておりますから、併せてご活用いただければ幸いで御座います。

とはいえ東証だけでも4000社近い上場企業の中から、ご自分で銘柄を探すのは骨が折れる作業と存じます。

任意の条件で銘柄を絞り込んだものの、数十社~時には数百社ヒットして途方に暮れたご経験はないでしょうか。

高騰期待の銘柄に投資したいのであれば、特権階級の人々向けに投資アドバイスをしていた投資家を頼ってみてもいいかと思います。

今は個人投資家向けに効率的な銘柄の探し方を無料で教えてくれるそうで、「すぐに成果が出る」と評判は上々。

アンテナを広げ、参考にできる部分は積極的に吸収していった方がいいでしょう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?