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仕手株の疑惑がある銘柄トップ10をランキング形式で徹底解説

仕手株とは、株価が意図的に操作されている疑惑がある銘柄のことを指します。

短期的に利益を得ることを目的に売買されるため、材料が出ていないにも関わらず、急騰・急落する特徴を有します。

値動きが速いためリスクも大きいですが、仕手株は上手く見分けられれば大きなリターンを得られる可能性を秘めているとも言えます。

短期的に大化けを達成している銘柄の中には、繰り返し暴騰する仕手株常連銘柄と呼ばれるものも少なくありません。

つまり大化け株を見つけたいなら、仕手筋が好みそうな銘柄を探してみるのも一つの戦略と言えるでしょう。

そこで今回は2024年の上昇率ランキングから、仕手株の疑惑がある銘柄をランキング形式でピックアップして参ります。


仕手株の疑惑がある銘柄トップ10【上昇率ランキング】


仕手株は機関投資家などの大口に支えられているため、一気に株価が暴騰する特徴を有しています。

また地合いに関係なく値動きがあるので、仕手株と思しき銘柄を好んでいる投資家も少なくありません。

つまり相場状況や材料などの小難しいこと抜きに大化け株を見つけたいなら、仕手株を探すのが手っ取り早いということ。

以下では今年の大化け株の中から仕手株の疑惑がある銘柄を独自にランキング化してみました。


1位:メタプラネット(3350)
 年初来安値:140円(2024/2/16)
 年初来高値:3,000円(2024/7/24)
 上 昇 率:2042.9%
 概   要:ビットコイン関連として物色され仕手化


2位:フォーサイド(2330)
 年初来安値:67円(2024/1/4)
 年初来高値:735円(2024/3/1)
 上 昇 率:997.0%
 概   要:AI関連として物色され仕手化


3位:ピクセルカンパニーズ(2743)
 年初来安値:37円(2024/1/4)
 年初来高値:397円(2024/4/4)
 上 昇 率:973.0%
 概   要:仕手株常連銘柄


4位:AHCグループ(7083)
 年初来安値:624円(2024/1/9)
 年初来高値:6,130円(2024/6/27)
 上 昇 率:882.4%
 概   要:障害者向け就労支援企業と資本・業務提携をきっかけに仕手化


5位:エスポア(3260)
 年初来安値:533円(2024/1/9)
 年初来高値:5,160円(2024/6/20)
 上 昇 率:868.1%
 概   要:不動産関連、大口投資家トンピン氏介入銘柄


6位:データセクション(3905)
 年初来安値:329円(2024/1/4)
 年初来高値:3,140円(2024/4/16)
 上 昇 率:854.4%
 概   要:AI関連として物色され仕手化、トンピン銘柄


7位:売れるネット広告社(9235)
 年初来安値:752円(2024/1/9)
 年初来高値:6,800円(2024/2/22)
 上 昇 率:804.3%
 概   要:2023年のIPO、青汁王子こと三崎優太氏の大量保有銘柄


8位:ELEMENTS(5246)
 年初来安値:328円(2024/1/5)
 年初来高値:2,313円(2024/7/16)
 上 昇 率:605.2%
 概   要:生体認証関連・生成AI関連として物色され仕手化


9位:コーディア(190A)
 年初来安値:142円(2024/6/21)
 年初来高値:835円(2024/7/26)
 上 昇 率:488.0%
 概   要:2024年のIPO銘柄として物色され仕手化


10位:セルシード(7776)
 年初来安値:201円(2024/4/3)
 年初来高値:1,160円(2024/7/18)
 上 昇 率:477.1%
 概   要:バイオ株、仕手株常連銘柄


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アンテナを広げ、参考にできる部分は積極的に吸収していった方がいいでしょう。

仕手株銘柄ランキングの上位3社を解説


ここからは独自にランキング化させていただいた仕手株の疑惑がある銘柄の中から、上位3位までの詳細を解説して参ります。

銘柄の事業内容や、どういった経緯で仕手株となったのか等をまとめております。

仕手株を見分けるためのヒントにご活用いただければ幸いです。


仕手株の疑惑がある銘柄1位:メタプラネット(3350)

2024年、最も高い上昇率を見せた仕手株といえばメタプラネット(3350)でしょう。

年初来安値から株価21.4倍と、ダブルテンバガーを達成しています。

メタプラネット(3350)の株価チャート

メタプラネットは、ビットコイン投資・運用を財源とし、企業向けビットコイン・コンサル事業を行う企業です。

もともとはホテル事業を主軸としていましたが、24年4月から財務戦略としてビットコインの購入・保有を発表。

発表後、複数回に渡りビットコインを購入しており、現在の同社の保有枚数は245.992BTC、購入総額は24億5000万円とのこと。

平均購入価格1BTC=995万9,687円ですから7月末の段階で同社のビットコインは4000万円ほどのプラスに転じています。

またビットコイン・コンサル事業に関しても着実に動きが見られることも好感された模様。

BTC保有枚数最多企業の米マイクロストラテジー(MSTR)社、BTC大手メディアのビットコインマガジンとの提携を発表しました。

今年の1月末ごろから上昇するビットコイン相場に上手に乗った形となり、それに伴い同社の株も物色人気化した模様。

大口も参入し典型的な仕手株と化したメタプラネット株で、100万円ほど稼げている人も見受けられます。

引用元:X(旧Twitter)

現在では最高値から大幅に下降しているものの、米大統領選を控える中、まだまだ思惑尽きない同社。

ビットコイン関連として注目しておきたい銘柄と言えます。


仕手株の疑惑がある銘柄2位:フォーサイド(2330)

2024年上半期、最も注目を浴びたと言っても過言ではない仕手株はフォーサイド(2330)ではないでしょうか。

AI関連銘柄として人気を博し、年初来安値から僅か2ヶ月足らずで株価11倍となりテンバガーを達成

フォーサイド(2330)の株価チャート

フォーサイドは、アミューズメント(クレーンゲーム)用景品の製版を行っている企業です。

プライズ事業の他に家賃保証や電子書籍配信サイトの運営等も行っています。

元々デジタルコンテンツの配信を基軸事業としていましたが、積極的にM&Aや新規事業を展開することで業容拡大を図ってきた同社。

今年2月には、新たにAIビジネス領域に参入するため、子会社(株式会社AI Tech Solutions)を設立すると発表。

その同日に、AIベンチャー企業のAICE株式会社と業務提携も発表。

AICE社は、日本のAI研究をリードする『株式会社松尾研究所』の元プロジェクトマネージャー:佐藤匠氏が代表取締役を務めています。

チャットGPTの登場を皮切りに昨年から盛り上がりを見せているAI相場の波に乗った形と相成りました。

さらには同社&子会社の代表取締役に経営のカリスマ大島正人氏を迎えており、事業拡大に意欲的な姿勢も好感された模様。

大口介入で激しい仕手戦となりましたが、フォーサイドで60万円超えの利益を叩き出している人も見受けられました。

引用元:X(旧Twitter)

材料で仕手化したように思える同社ですが、実はIRが発表される前から大口が介入していたのではないかと噂されています

というのもIR発表直前の一か月間、不自然なほど売買高が激増し急騰する日が何度か確認されているからです。

IR発表前の半年間、特に目立った材料も無い中、下降トレンドを続けていた同社の株価。

底を打ったとも思えないタイミングで不自然なほど買われていたわけですから、仕手筋介入の噂が立っても無理はありません。

現状株価は落ち着いたものの、AI事業での実績が伴ってくれば更なる飛躍の可能性も大いにありましょう。

今後とも生成AI関連銘柄として注目しておいて損はないかと存じます。

高騰株を次々的中させる元証券マンの投資手法に迫る


仕手株の疑惑がある銘柄3位:ピクセルカンパニーズ(2743)

往年の仕手株常連銘柄であるピクセルカンパニーズ(2743)が返り咲き、今年の高騰株上位にランクイン。

年初来安値から僅か2ヶ月足らずで株価10.7倍となりテンバガーを達成しています。

ピクセルズ(2743)の株価チャート

ピクセルカンパニーズは、金融機関向けにシステム開発を行っている企業です。

システム開発の計画から保守まで行う受託システム開発、IT業務の技術支援サービスを提供しています。

IR関連事業から撤退し、新たな柱として22年4月からデータセンター事業を立ち上げています。

生成AIの登場を皮切りに市場から熱い注目を集めるデータセンター関連銘柄として人気化しました。

データセンターとはインターネット用のサーバーやデータ通信、固定・携帯・IP電話などの装置を設置・運用することに特化した建物の総称。

AI市場の急速な拡大に伴い、世界的にデータの計算や保存を行うデータセンターを新設・増設する企業が相次いでいます。

日本でも政府は経済安全保障の観点から国内のデータセンター立地を促しており、注目度抜群の株式テーマとなっています。


またピクセルは2020年ごろまで投機的な値動きを繰り返す仕手株常連銘柄でもありました。

ピクセル(2743)の月足チャート

株価が安く買い集めやすい同社の株は、仕手筋たちにとって恰好の的。

2017年ごろには金融トレーダー ウルフ村田(村田美夏)氏が介入していたとして非常に盛り上がりを見せた銘柄です。

ピクセルのような仕手株常連銘柄は、繰り返し投機的な値動きをする傾向が御座います。

そのため仕手筋が撤退さえしていなければ、繰り返しチャンスが巡ってくるため、待ち伏せしておくのも一つの手かもしれません。


仕手株の疑惑がある銘柄トップ10まとめ


仕手株の疑惑がある銘柄をランキング形式でピックアップして参りましたが、如何でしたでしょうか。

貴方様の投資に少しでもお役立てできれば、これほど嬉しいことはありません。

最近特権階級の人々向けに投資アドバイスをしていた投資家が話題です。

今は個人投資家向けに効率的な銘柄の探し方を無料で教えてくれるそうで、「すぐに成果が出る」と評判は上々。

高騰銘柄を掴みたいのであれば、アンテナを広げ、参考にできる部分は積極的に吸収していった方がいいでしょう。

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