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【財務分析】レオパレス21について

はじめに

12月27日(金)に旧村上ファンドの村上氏がレオパレス21に対して経営陣の総入れ替えを提案する臨時株主総会の招集を要求しました。アパートの施工不備へのまずい対応と会社の業績改善が一向に進まないことに業を煮やしたに違いないと思います。会社の業績に関して言えばこの前の2019年9月中間決算においては期初の甘い計画が当然のごとくうまくいっていないことが判明して250億円の当期損失を計上するという大幅な業績下方修正を行いました。また、2019年10月、11月と損益分岐点と言われている入居率80%割れを記録して資金繰りの懸念も高まってきました。このような状況にあるレオパレス21ですが村上氏も認めるとおりビジネスモデルは大変強固なものを持っています。しかしながら、一方では倒産するのではと危ぶまれています。この記事ではレオパレス21の財務状況と適切な価値を探りたいと思います。また、会社に不祥事があった場合、会社のIR情報からどのように分析するのか流れが感じれるようにまとめています。

なお、この記事はあくまで会社の財務状況の分析をする記事となります。

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