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第89葉, eillとか 実家とか 積小為大とか

こんにちは、yasu59 です。
珍しく 3連休が取れたので、実家に帰省しています。実家にある型落ちのトイレの便座(電気で温かいの)に座ると、なぜか ちょっとだけ機械音がするんです。その時の音が、星野源さんの「肌」のイントロに似ているなぁ というのを久々に思い出しました。直後のお風呂では、勿論 「肌」を聴きました。
 
その流れで、少し 懐かしさを感じる曲を流してみた。eillの「palette」、「いけないbaby」、「片っぽ」、「SPOTLIGHT」の良さに改めて 感動した。声や節回しが良いのは言わずもがな、歌詞がいい。作詞までeill本人が行っているのがすごい… というか、歌詞に厚みがあると感じる。
 
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地元は田舎で、やはり何もなかったが すごく心地よかった。前回 引っ越しをした際に思ったのだが、いい水と温泉、静かな環境、それと良いお店が近くにあると 私は住み良く感じるらしい。地元にも それらが揃っている、かもしれない… 少なくとも、水と温泉と静かさは良い。また、以前よりも水道水の質が良くなっているらしい事も 両親に訊いて初めて知った。
 
それから、ここ最近で 地元の近辺にもカフェが幾つかできていた。そこは新設された訳ではないが、(人からお薦めされて)実際に行ってみたお店もとても良く、訊くと お店を始められてから25年目になるそう。驚いた。そこで頂いた、焼き立てのアップルパイがとても美味しかった。
 
あと1点。私は 高校の頃、往復3時間ほど掛けて スクールバスで通学をしていた。当時はそうでもなかったが、バスの中での読み物や書き物(…?)への耐性ができたお陰で、今では バスの中でゆったり過ごす時間が割と好きになった。この前 地元のバスに乗った際、高校生の定期試験期間中だったのか、お昼頃だったにも関わらず ほぼ学生たちでバスは超満員だった。
 
でも、バスの中での学生たちはきちんと、学生鞄を通路に置く際には椅子にべた付けにし、立っている人は足の真下に置いており… しかも、やたらめったらと大きな声では喋っていなかった。これは完全に持論なの(かも)だが、バスの中では なるべく静かにし、もし同乗者と話すにしても、話す内容には なるたけ気を配った方が良い。特に、たまたま そこに乗り合わせた人たちが、聞こえてきて 少しでも不快感を覚えるような内容はタブーだと思う。
 
バスは公共の場であり、なおかつ密室空間で 基本的に目的地に着くまでは降りられない。マイナスの感情を抱いてしまうような… 相性の悪い人が近くにいたとしても、距離をとれず 逃げられないのだ。だからこそ、バス乗車時のマナーには その人の品性(のようなモノ)が顕著に現れると思う。同じバス停から乗車した、観光客らしきインテリっぽい見た目の男性陣のそれが 地元の高校生や地元民のそれら(バスの後方が乗車口/前方が降り口という造りだったが、満員のあまり後方からは乗れず「前から乗って下さい」とのアナウンスが。慣れも当然あるのだろうが、そんな状態で降りる際にも「後ろから降ります」との乗客の声掛け。通常は乗車口としている箇所から降り、本来の降り口の方へ外から回って支払いを済ませる。何とも、スマートであった。)とは対照的で、目に余った。
 
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少し 長くなってしまった。
ここ数日で、オオヤミノル 著「珈琲の建設」を ちまちま読み終え(大変 良書であった。)、植本一子, 滝口悠生 著「さびしさについて」の再読に取り掛かっている。人から言われて気づいたのだが、確かに「さびしさについて」は子育てに関する記述が多い。子どもがいる訳でもない私に、どこが響いたのだろうか。自分でも、少し 不思議である。
 
そこにもフォーカスしながら 丁寧に読み進められたら、と思う。
 
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地元に帰省してから、生活 なかんずく 「パトリオティズム」における、“積小為大”性のようなモノが 自分の中で台頭してきた感がある。(私の中では、割あい この字面でピンとくるのだが… 全然、説明出来ていないのだろうな。それはまた 追々、という事で。)
 
そういえば、とても嬉しい事があった。久々に伺った地元のケーキ屋さんにて、お店の方に顔を覚えてもらえていたようで わざわざ店の外まで出てきて声を掛けてもらった。詳細は割愛するが、本当に有難い。
 
・・・
 
最後に もう1点、感動(?)した事の追記を。もし地元に帰ったら、今いる所と比べて「都市部へのアクセスは、格段に悪くなってしまう…」と思い込んでいた。が、思いがけず 小型の高速フェリーの広告を目にした。頭の中には陸路しかなかったので、まさに 目から鱗であった。
 
福岡・天神まで2時間半足らずで行けて、料金も 今いる所から天神までの高速バス料金 + 千円ちょい。地元へ帰ってからも、ちょくちょく ライブには参戦出来そうで嬉しい… yasu59 でした。
 
―筆おき―

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