第97葉, pay forwardとか 珈琲貯金とか
こんばんは、yasu59 です。
最近あった ちょっとした事をきっかけに思ったのですが… 改めて、「yasu59」という名 すごく気に入っております。
いい靴は、いい場所へ 連れて行ってくれる。本当に そうだと思う。新調した靴を履いて、ちょっと遠くまで モーニングを食べに行った。そして、その帰りに 図書館へ寄った。探していた 寺田寅彦 著「読書と人生」(角川ソフィア文庫)を見つけて、少し ノートへ転写した。以下、引用。
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少し前 読書会の広告を兼ねて街をぶらついていた時、古本屋で 気になっていた「クロッカスの花」見つけた。庄野潤三の随筆集だ。
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ふと 「最近、こうやってノートに書き写すという事をしていなかった。」と、図書館のテーブルについて思う。最近は 新刊本ばかり読んでいた気がする。直接的に ”手を動かす” 喜びもまた、いいモノである。
その後は、頼んでおいたパンを購入しに行って その流れでお茶をした。最近は 喫茶店に関する本をよく読んでいる。今は、オオヤミノル著 「喫茶店のディスクール」(誠光社)を。お茶をした場所では、早坂大輔 著「コーヒーを、もう一杯」(BOOKNERD)を読んだ。以下、引用。
私も 事ある毎に、そのコトの不思議を思う。
”寒い冬に備えて、心の炉辺に、小さな熾火を絶やさぬように。”というフレーズを思い出し それに似た響きというか、優しさのようなモノを感じる。
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時には 心を鬼して、相手の期待に沿えないという事を伝えるのも大事だと… 経験から学んだつもりでいたが、どうやら それだけでは不十分らしい。
手垢まみれの文句だが、「自分らしく生きる」には 覚悟が要る。人のために何かをするのはいいが、そこには 自分の喜びが伴っておかないといけない。
私にとっての喜びは、一体 何か?
あなたが大切にしたい人は、誰か?
私が心躍る時間というモノは、どんなものであったか?
「自由である」とは、どういう状態のことを言うのか?
軽い手荷物で、もう一度 考えてみる。
体は窮屈にせず、風向きを感じながら 開けた場所にて。
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それから、家の程近くにあるお店で 早めの夕食をとった。
そういえば、日中にお茶をした所で "pay forward" というものを知った。私も気分が良かったから、プレーンなパンを1つ pay forwardしてきた。
夕食をとったお店では、電動のグラインダーに話が及んだ。手挽きのミルで、1杯を淹れるためのちょっとしたハードルを… 下げようと思ったのだが、しばらくはグラインダーの購入は辞めておこうと思う という結論に至った。自宅で1杯を飲むたびに、定額を貯金する「珈琲貯金」を始めてみる。
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4月いっぱい迄に、岐阜へ行きたい。
言葉を紡ぎ、文章を綴る人。
その人と 会ってみて、ちょっとでも 言葉を交わしたい。
それに足る自分になる、
その為に もっと、もっと 経験を積みたいと思う。
軽い手荷物で、開けた場所で。
今日は 風が凪いでいた。
ー筆おきー