鬱病から双極性障害Ⅱ型へ
鬱病を発症したのはもう10年以上も前のことになります。
そこからずっと通い続け、精神的に波があることに気がつきました。
お金遣いが荒かったり、鬱ではないようなほど元気でどこへでも行けてしまったり、いつもの自分ではないような感じになりました。
恥ずかしながら担当医に相談することにしました。
結果「躁状態の軽い双極性障害ですね。お薬変えましょう。」と言われました。
その日からは躁鬱どちらも対応できるお薬で毎日を過ごすことになりました。
ただでさえ、お薬に身体が慣れるまでに時間がかかるのに躁鬱の波とお薬の副作用との闘いで気が滅入りそうでした。
カウンセリングも併用し、PTSDのEMDRや躁鬱に対しての認知療法を行い、現在の状態に至ります。
少しは落ち着いていますが、やはり鬱になったときの精神の波の落ち具合といったら…先の見えない怖さ、暗さ、不安さしかありません。
そんな時に出会ったのが、バイク。所謂、普通自動二輪でした。
実家に帰ったときに、いつも怖くて乗れなかった原付に乗る機会があったので練習がてら乗らせてもらいました。もう免許返納を考えている祖父のものでした。
廃車にするのももったいないほどまだまだ走れて綺麗だったので、譲り受けることになり、住まいの京都へ弟に運んでもらいました。
乗れば乗るほど二輪の手軽さ、自転車よりも喘息に負担にならない楽さ、移動距離の拡大を感じることになりました。
もっと制限なく走りたい
こんな思いと共に、大型自動二輪を持っていた祖父と現役で大型自動二輪を持っている弟に話を聞きました。
「危ないとは言われるけど、乗り方を間違えなければ趣味の一つとして手軽に乗れるし免許取得してみては?」
と言う事でした。
そこから私の普通自動二輪への想いは膨らむのでした。