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Ai_グラデーション

みなさん、こんばんは。
今日も今日とて、イラレでできる新しい表現を試して行こうと思います。

今回はグラデーションです。
昨今のトレンドにグラデーションがあったのをどこかの記事で目にしました。

個人的に「グラデーション」は抽象的な感情を表現しやすく、イラストや図形に適応するだけで、フラットな印象からちょっと奥行きのような、空間の立体感が感じられます。また色の組み合わせによっては雰囲気を変えたり、世界観を漂わせることができるデザイン手法だと思います。

グラデーションによっても線型・円形・フリー(メッシュ)など配色の仕方に色々ありますが、綺麗なグラデーションを作るには、なかなかコツがいるように思います。

今回は綺麗なグラデーションのコツをメモっていきたいと思います。

参考動画

グラデーションの種類

  • グラデーションツールで作成できるもの

    • 線型グラデーション

    • 円形グラデーション

    • フリーグラデーション

  • グラデーションツール×ブレンドで作成できるもの

※線型グラデーションは簡単な方法かと思うので、今回は省きます。

フリーグラデーションの基本操作

  1. グラデーションで使用するカラーパレットを作成する。

  2. 次にグラデーションをのせていく長方形や円形などの図形を作成する。

  3. メッシュツールを選択し、メッシュポイント(色を着色する位置)を選択する。

  4. ダイレクト選択ツールに持ち替えて、着色したいポイントを選択。

  5. 3の状態でスポイトツールに持ち替え、カラーパレットから色を選択し、着色する。

  6. 色を全てのせ終えたら、ダイレクト選択ツールに持ち替え、メッシュポイントの位置を移動させたりなど調整する。

ブレンドで作成するグラデーション

  1. 小さい円と大きい円を作成し、中心を重ねる。

  2. 小さい円を前面に、大きい円が背面になるようにする。

  3. 2つの円のグラデーションの傾きが、異なるように調整する。

  4. 2つの円をブレンドする。

※ブレンドのステップ数を変えることで、印象がまた違ってくる!

作成したもの

メッシュツールを使用して作成したグラデーション

コツは、メッシュ上に着色するポイントを追加できるんですが、あまり多くポイントを作成しないほうが、色の混ざるところが少なくて調整しやすいように感じました。

編集>カラーを編集>オブジェクトの再配色で色を変えたもの

オブジェクトの再配色は、バランスよく色を差し替えることができるし、1色ごとに色を指定することもできて便利ですね。

純粋な円形グラデーション


3つのグラデーションの円をブレンド
グラデーションの角度を変えるだけでもちょっと変わった雰囲気になる!


ブレンドのステップ数を70まで上げると滑らかに

向いている表現

  • あかりや光など境界線が曖昧なもの

  • 世界観を抽象的なレベルで付け足したい時・具体的な世界観のみでは足りない時

  • 境界が曖昧なので、悪く言えばメリハリがあまりない、キッパリと白黒つけるような概念ではないもの

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